「敵は多いな褪せ人…」
「誰ですか?」
「数々の窮地を救ってきたあのナタン殿をご存じない!?」
コイツはナタン。見ての通り血の貴族だ。
エニル・イリムでの最終決戦「針の騎士レダと同志たち」にて、劣勢に立たされた見ず知らずの主人公のためにいきなり現れる助っ人NPC。
レドゥビア二刀流というガチ構成で戦場をおおかた荒らし回った後、何事も無かったかのようにクールに去る。
旧知だらけ、いわゆる同窓会のような場に突然やってきた知らないやつという謎状況や、本編では敵対していた勢力が味方にくる胸熱展開に、多くのプレイヤーがインパクトを受けた。
褪せ人仲間居なくて不安よな。血の貴族ナタン、動きます
NPCの1人である「老兵アンスバッハ」を粛清、もしくはイベントを進めずに、
エニル・イリムにて出現する敵対NPC「針の騎士レダと同志たち」戦へと向かうと、何の前触れもなく彼の金サインが出現する。
アンスバッハ氏が代理として根回しするほどの人物であり、血の貴族の中でも抜きん出て腕利きだと思われる。実際つよい。
しかしこの時点でのアンスバッハ氏は死亡または行方不明のため直接的な関係は描写されておらず、彼とは無関係の可能性もある。
その場合、一介のモブが自力でミケラの陰謀を暴き、レダと同志たちの動向を逐一把握していたことになるため、どうあがいても面白くなってしまう。
性能
右手 | レドゥビア |
---|---|
左手 | レドゥビア |
記憶 | ー |
兜 | 血の貴族のフード |
胴鎧 | 血の貴族のローブ |
手甲 | ー |
足甲 | 血の貴族の腰巻き |
タリスマン | ー |
アイテム | 緋雫の聖杯瓶 |
レドゥビアの出血ダメージを主軸に短刀二刀流の手数で怯ませる、相手を選ばない火力特化の戦法で、褪せ人の敵を挫く。
反面、貴族由来の高貴な服をお召しなされているためか強靭が低く、複数人でリンチをけしかける卑しい異端者どもにご瞬殺あそばれることもある。
うまく誘導していれば、だいたい落葉のダンが床のシミとなっている
この先、良い奴があるぞ、しかし、おそらく得体のしれない奴
謎
なぜ彼が唐突に現れて助けてくれるのかは全くの謎である。
先述の通り、彼が仕えるモーグの弔い合戦のためにエニル・イリムへ単身乗り込んできたというのが通説であり、ここにアンスバッハの関与が状況証拠から疑われている。
他にも
「祭りと聞いて我慢できずに駆けつけて来た」
「貴族として多勢に無勢を許せなかった」
「血の匂いに誘われてきたシリアルキラー」
「レダ戦が好きすぎて一生ここで白活してる説」
「不審者」
「宮崎説」
など多くの説が存在している。
余談
あまりにも謎が多い人物故か、まさかのゲームニュースとして取り上げられた。
AUTOMATONにて
ちなみに本編にも血の貴族はいるのだが、彼を除いて全員敵mobや敵対NPCのため、
協力してくれる彼は何気に唯一の存在である。
謎すぎる故、存在しない記憶として数々の褪せ人の間でネタにされている…ではなく愛されている。
解析の結果、素顔はイケメンである模様。