血の貴族、ナタン
ちのきぞくなたん
「敵は多いな褪せ人…」
「誰ですか?」
「数々の窮地を救ってきたあのナタン殿をご存じない!?」
エニル・イリムでの最終決戦「針の騎士レダと同志たち」にて、劣勢に立たされた見ず知らずの主人公のためにいきなり現れる助っ人NPC。
レドゥビア二刀流というガチ構成で戦場をおおかた荒らし回った後、何事も無かったかのようにクールに去る。
旧知だらけ、いわゆる同窓会のような場に突然やってきた知らないやつという謎状況や、本編では敵対していた勢力が味方にくる胸熱展開に、多くのプレイヤーがインパクトを受けた。
NPCの1人である「老兵アンスバッハ」を粛清、もしくはイベントを進めずに、
エニル・イリムにて出現する敵対NPC「針の騎士レダと同志たち」戦へと向かうと、何の前触れもなく彼の金サインが出現する。
アンスバッハ氏が代理として根回しするほどの人物であり、血の貴族の中でも抜きん出て腕利きだと思われる。実際つよい。
しかしこの時点でのアンスバッハ氏は死亡または行方不明のため直接的な関係は描写されておらず、彼とは無関係の可能性もある。
その場合、一介のモブが自力でミケラの陰謀を暴き、レダと同志たちの動向を逐一把握していたことになるため、どうあがいても面白くなってしまう。
謎
なぜ彼が唐突に現れて助けてくれるのかは全くの謎である。
先述の通り、彼が仕えるモーグの弔い合戦のためにエニル・イリムへ単身乗り込んできたというのが通説であり、ここにアンスバッハの関与が状況証拠から疑われている。
他にも
「祭りと聞いて我慢できずに駆けつけて来た」
「貴族として多勢に無勢を許せなかった」
「血の匂いに誘われてきたシリアルキラー」
「レダ戦が好きすぎて一生ここで白活してる説」
「不審者」
「宮崎説」
など多くの説が存在している。
あまりにも謎が多い人物故か、まさかのゲームニュースとして取り上げられた。