ベエエエエルよ!
今度こそ!思い知らせてくれるぞ!
竜の戦士が!エーゴンが! お前の恐怖だ!
概要
『エルデンリング』DLCに登場する人物。
「柱坂中腹」付近に居り、暴竜ベールに四肢を砕かれ蹲りながら叫んでいる。
だが、祝福で休むと今度は怯えており、情緒不安定になっている。
次に会うのは褪せ人が争う2頭のギザ山の飛竜と戦闘を終えた時、唐突に響き渡る笑い声と共に台詞が流れる。
どうやら飛竜を相手だって戦う褪せ人が、かつて戦士として竜に挑んだ自らの姿と重なったらしく、その後、エーゴンに暴竜ベールと対した時、儂の魂を呼んでくれと「エーゴンの鉤指」を渡される。
ベール戦にてフィールドにあるサイン(同化していて分かりにくいが霧を抜けて直ぐ左側にある)からエーゴンを呼び出す事で助けてくれるが…
Currrrrrse you!Bayle!(くたばれ!ベェェェェェェル!)
戦闘中とにかく叫ぶ。
戦闘スタイルは遠方からエーゴンの大弓による援護射撃と、竜餐の祈祷。周回難易度にもよるものの耐久力は中々のものであり、ヘイトを買ってくれる他、当たりどころとタイミングによっては褪せ人よりも早くベールをダウンせしめる。またボス部屋内にサインがあることでベールの体力が上がることもないため、余程のことがなければ呼んだほうがいいだろう。
余談だが戦闘中のセリフもどこか余裕と、だがなけなしの自信を奮っているような熱いものであり必聴である。
そしてベールを倒した時、彼が生きていると特殊なセリフが入る。四肢を折られ、戦士としての誇りも砕かれ、それでも魂は折れなかった一人の男が、己が復讐を誓った竜の骸を前に何を叫ぶのか、是非自分の目で確かめて欲しい。
余談
エーゴンの鉤指を受け取った後、プロロすると死亡している。
また、エーゴンと敵対しても装備と共に鉤指を入手出来る。
壊れた竜の戦士、エーゴンは
激痛の中で、一本ずつこれを作った
暴竜ベールに、恐怖を植え付けるために
「エーゴンの銛」フレーバーテキストより
四肢を砕かれている割にはよく叫ぶ・協力者として召喚した時の威勢のよさからか、
彼の周りには「おそらく元気」といったメッセージがよく書かれている。
歩く事すらままならない重傷を負いながら、それでもベールに対して狂気じみた執念を燃やし続ける姿、そうした執念の中で自作した銛を大弓でひたすら撃ち込む、という戦闘スタイルから、彼とベールに関する設定はハーマン・メルヴィルの小説“白鯨”、エーゴン自身は登場人物の一人であるエイハブが元ネタなのではないのか、と言われている。
(ちなみに解析したところ、エーゴンのNPCデータには
竜餐エイハブという内部名称が与えられていた、との事。)