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Xakの編集履歴

2013-01-07 01:29:12 バージョン

Xak

さーく

Xak(サーク)とは、1989年にマイクロキャビンから発売されたアクションロールプレイングゲーム、及びそのシリーズである。本項では第1作『サーク ジ・アート・オブ・ビジュアル・ステージ』(Xak The Art of Visual Stage、以降『サークI』と表記)について記述する。

※文章はウィキペディアより引用しています。ご了承ください。

ゲームシステム

主人公ラトク・カートが父ドルクに代わって妖魔三将軍の一人ゼム・バドゥー討伐へと旅立ってゆく。


『サークI』は1989年PC-8801版が発売された後、MSX2PC-9801X68000スーパーファミコンサン電子より)、PCエンジンSUPER CD-ROM²(『サークI』と『サークII』合本、日本テレネット (ゲーム会社)|日本テレネットより)などでも発売されている。


人気を受けてシリーズ化された結果、続編や外伝を含み、全5作品が発売された。


同じくARPGで画面構成やシステムが似ている日本ファルコムの『イースシリーズ』とは、比較されることが多い。本シリーズでの攻撃にはキー操作が必要であるが、それ以外のシステムや各ステージの構成や雰囲気は類似する(街→フィールド→ダンジョン→ボス→…)。


MSX2版に関しては他の機種とグラフィックが異なりピクシ(可愛らしさに変更)、バズゥー(攻撃デザインを変更)、サラマンダー(拡大的なデザインに変更/中ボスの追加)、合体エレメンタル(体のデザインを変更)などオリジナル的なキャラクターデザインが施されている。また一部曲も追加されている。


2004年にはバンダイネットワークスのゲームサイト、RPG帝国より第1弾コンテンツとして登場した。


VRシステム

「VR」とは「'''Visual Representation'''」(ビジュアル・リプレゼンテーション)の略。2次元コンピュータグラフィックス|2Dビュー|クォータービューでありながら高低や奥行きの表現により立体的なマップ構成を可能にする、マップ・キャラクタ合成表示システムの総称。本作はその初採用作である。本シリーズでのバージョンアップを経て、後に『幻影都市』などにも採用されることになるこのシステムは、前述の要素の他、主人公が建物の影に隠れてしまっても半透明で表示されるため、見失わずにプレイ続行が可能となるなど、当時としては画期的なシステムであった。


あらすじ

今を遡ること250年前。


平和だった王国ウェービスに、妖魔界から一人の暴君が降り立った。その名を'''バドゥー'''という。強大な力を持つバドゥーとその配下のモンスター達により、村々は成す術もなく壊滅し、人々には滅亡の危機が迫るばかりであった。やがて彼らの祈りに応え、一人の神が立ち上がる。その名は戦神'''デュエル'''。デュエルは剣を持って単身でバドゥー達に立ち向かい、激しい戦いの末に打ち倒す。しかし、バドゥーだけは配下のモンスター達とは違い、神といえども完全には滅することが出来ない存在であった。そこで、デュエルはバドゥーの魂と肉体を分離させ、魂は北の果てにある「永久氷壁」へ、肉体は聖なる力に守られた「王家の聖域」へと厳重に封印した。こうして、ウェービスは悪夢の時代から開放され、再び平和を得たのである。


人々に崇められる中、デュエルは一人の人間の女性と出会い、恋に落ちた。やがて、デュエルは神であることよりも一人の人間として生きたいと考え、神の位と永遠の命に別れを告げて女性と結婚。人々は恒久的な平和の象徴として、二人を祝福する。


デュエルが妻との間に何人かの子供を授かり、人間としての生を全うした後もなお平和な時代が続く中、人々の記憶からは次第に悪夢の時代が薄れていく。


そして、250年もの月日が過ぎ去ったある日。


バドゥーの封印が何者かによって解かれ、ウェービスは危機に瀕する。国王は打倒バドゥーを命じるべく、デュエルの末裔'''ドルク・カート'''の元へ妖精'''ピクシー'''を使いに出すが、彼は居を構えていたフェアレスの町から行方不明になっていた。そこで、ドルクの一人息子'''ラトク・カート'''は、父に代わってバドゥー討伐へと旅立ってゆく。

主な登場人物

  • ラトク・カート

シリーズ全作の主人公(『フレイ (ゲーム)|フレイ』を除く)。通称'''ラトク'''。戦神デュエルの血を引く16歳の少年剣士。色恋沙汰には鈍感。『サークI』では名前を変更可能。ちなみに過去作の『セイレーン』にも幼少の頃のラトクが登場している。

  • ピクシー

国王直属の妖精。本名は'''ルゥ・ミーリ'''(後の作品で明らかにされる)。人の手に乗るほど小さな少女の姿をしており、背中の羽根を広げて飛行する。『サークI』でメッセンジャーとしてラトクの前に現れて以来、ずっとラトクと行動を共にする。『フレイ』の隠しゲーム『GOGOピクシー』では主役として登場する。

  • フレイア・ジェルバーン

魔道師の少女。通称'''フレイ'''。『サークI』時点ではまだ重要キャラクターではなく、怪我をして倒れている只の少女であり、ラトクに助けられて一目惚れするまでが描かれる。以後、ラトクの役に立ちたいため魔法学校に入学して魔道師となるが、その設定や顛末は『サークII』や『フレイ』にて明かされる。『サークIII』でラトクとパーティーを組むメンバーの一人。

  • リューン・グリード

ラトクと同様、戦神デュエルの血を引く剣士。憎まれ口を叩く皮肉屋。『サークIII』でラトクとパーティーを組むメンバーの一人。

  • エリス

フェアレスの町長の孫娘。ラトクとは幼馴染で、後にフレイとはラトクを巡っての恋敵的存在となる。

  • ゼム・バドゥー

『サークI』のボスキャラクター|ラスボス。妖魔三将軍の一人。人の世が栄えるより前に強大な魔力を持って大地を蹂躙していた、妖魔の長の一人。戦神デュエルにより聖域へ封印されていたが、250年後、何者かが封印を解いたために復活を遂げる。

  • ロブ・ネクロマンサ

妖魔将軍ザム・ゴスペルに仕える妖魔四天王のリーダー。北天王。死霊使い。ラトクの父ドルク・カートを操りゼム・バドゥーの復活を目論んだ。その因果の故かラトクとは何度か戦うことになる。

  • ザム・ゴスペル

妖魔三将軍の一人。妖魔四天王を従え妖魔将軍ゼム・バドゥーの復活を目論んだ張本人。『サークI』ではED後に謎の人物として登場した(MSX2版のみ登場/機種により未登場あり)。

シリーズ作品

  • Xak - 本作
  • Xak2 - 『Xak1』の続編。
  • Xak3 - 『Xak2』の続編。シリーズ完結編。
  • FRAY - フレイが主人公のARPG。時系列的には『Xak1』と『Xak2』の間。
  • Xak-ガゼルの塔- - 外伝。時系列的には『Xak2』と『Xak3』の間。

外部リンク

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