概要
1991年6月14日に日本のマイクロキャビンから発売されたアクションRPG。
正式タイトルは『The Tower of Gazzel 〜Xak-ガゼルの塔-』で、同社の『Xakシリーズ』の外伝的作品。
このゲームは、前作『XakⅡ』の時代から1年後の世界が舞台となっており、ディザエ軍の一人・ゼグライアと、はぐれ妖魔のベルゼスとアクリラによる戦いを描いている。
プレイヤーは主人公ラトク・カートを操作し、ガゼルの塔内部を探索しながら、フレイア・ジェルバーンとその仲間と協力して妖魔達と戦う。
ゲームシステム
『Xak-ガゼルの塔-』では、レベルアップの要素が排除されており、純粋にアクションや謎解き、パズルを楽しむ作りとなっている。
プレイヤーは4人の仲間から1人を選び、状況に応じて仲間を変更しながら攻略していく。
仲間にはそれぞれ異なる能力があり、例えばピクシーは罠を解除し、フレイは強力な魔法を使う事が出来る。
ストーリー
凶暴な魔獣ガゼルを封じ込めた地の上に築かれた「ガゼルの塔」を舞台に展開する。
妖魔ゼグライアがこの塔を奪い取り、妖魔の活動拠点として利用しようとする中、主人公ラトクとその仲間達は塔の内部を探索し、妖魔たちと戦いながら進んでいく。
移植版
このゲームは、PC-9800やMSX2などの複数のプラットフォームに移植されており、後にWindowsや携帯電話ゲームとしても配信された。