ヘブライ語:גָּלְיָת, Golyat
大元は旧約聖書におけるペリシテの巨人兵。身長約3メートルの巨漢だったと言われる。
その最期は、石を眉間に直撃されて昏倒し、その隙に己の刀で首を切られる、というものであった。
(ちなみに、かのミケランジェロのダビデ像は、まさにゴリアテへ石を投げつけんとするダビデである)
とてつもない強者であったはずだが、その倒される様があっけないことから
(元々神と神を信仰する者たちを嘲る役割であったので、勧善懲悪及び、後のダビデ王の華々しいデビュー戦としてのわかりやすい観点からそのように用意されたのかもしれない)
「小さい存在が大きい存在に勝つ」「でかいだけの見掛け倒し、かませ犬」の比喩として使われることもある。
現実近世界におけるゴリアテ
代表としてはナチスドイツの有線誘導式小型無限軌道自爆兵器。移動地雷と言える。
空想世界におけるゴリアテ
代表として「天空の城ラピュタ」における巨大空中戦艦ゴリアテがある。
最近(2009年中頃より)は東方Project内作品である「東方非想天則」内にて
アリス・マーガトロイドが操り登場する巨大人形がゴリアテ人形と名付けられており、
このタグのヒット件数が増えている。
悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印
「巨人の棲み家」エリアのボスキャラクター。主人公・シャノアの2倍以上もある、筋骨隆々とした巨体の持ち主。背中には巨大な水晶が生えている。登場時は鎖に繋がれている。
巨体から繰り出される拳や岩石を降らせるなど、パワーを活かしたパワフルな攻撃が得意。
倒すと北斗の拳のラスボス・ラオウ昇天のようなポーズで消滅する。悪魔城シリーズではこんなやられ方をする敵キャラはけっこういたりする。特にこの敵は髪型・髪の色・体格など、ラオウそっくりである。
ゴライアスとの関連
ゴリアテ(Golyat)の英語表記が「ゴライアス」(Goliath)であり、この名前がついたものも現実架空に多数存在する。詳しくはゴライアスを参照。