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ゴロザウルスの編集履歴

2013-01-16 01:03:28 バージョン

ゴロザウルス

ごろざうるす

東宝製作の特撮怪獣映画に登場する怪獣の一種。

概要

1億5000万年前に生息していたアロサウルスの生き残りが怪獣化した生物で

(学名もアロサウルス)

外見は小さな耳介を持つ以外は

「大きな頭部と口・鋭い牙・小さな手・長い尻尾」などほぼ肉食恐竜そのもので

光線などの特殊能力は一切有していないが強靭な顎による噛み付きや

強力な尾をバネにした飛び蹴り(カンガルーキック)による肉弾戦を得意とする。

食性は肉食だが性質は比較的穏和で、戦闘はあくまで自衛の手段として行う。




登場作品

キングコングの逆襲

・身長:35メートル

・体重:8000トン

・尾の長さ:15メートル


モンド島に生息し、島に上陸した女性の前に現れては襲おうとしたが

彼女に好意を抱き、彼女の悲鳴を聞いて駆けつけてきたキングコングと闘う事になり

カンガルーキックや噛み付きでコングを手こずらせるが

怪力では上のコングに一方的に殴りつけられ気絶してしまい

気絶直後に復活し、油断したコングの足に噛みつき最後の抵抗を図るも

最期は口を裂かれて絶命した。



怪獣総進撃

身長・体重・尾の長さは「キングコングの逆襲」と同じ

怪獣ランドに住む怪獣という個体として登場し

キラアク星人に操られてはパリを襲い凱旋門を破壊したが後に地球人の手で開放され

地球怪獣軍団の一員として富士山麓に集結してはキングギドラに挑み

ゴジラとアンギラスがキングギドラの相手をしている間に

背後からカンガルーキックを放ってキングギドラを倒し

倒れて弱ったギドラの右の尾を噛み付いた。

(この決戦ではゴジラと意思疎通をしているシーンがある。)


余談

着ぐるみのモデルは初登場作品である「キングコングの逆襲」の主役怪獣キング・コングの

原典である「キングコング(1933年)」に登場したティラノサウルス

現実のは二本に対し原点のは指が三本であった為、ゴロザウルスの指も同様に三本となり

ティラノサウルスのままでは矛盾が生じる為

三本指の恐竜である「アロサウルスの一種」と設定された。


映画におけるキングコングとゴロザウルスの戦いは

原典の「キングコング(1933年)」の「コング対ティラノザウルスの戦い」のオマージュで

ゴロザウルスの口を裂かれて絶命するシーンも原典と同じだが

アメリカ側製作者は原典のように流血する恐竜の最期を要求したが

円谷氏は自らの方針でこれを許さず「泡を吹いて絶命する」という描写を用いた。


「怪獣総進撃」では本来はパリを襲撃するのはバラゴンの予定だったが

バラゴンの着ぐるみがまた改造中だったためその代役としてパリを襲撃し凱旋門を破壊する事になり

劇中のニュースキャスターの「パリを襲った怪獣はバラゴン」というセリフはその名残である。


「怪獣総進撃」公開当時のコーヒー用の粉末ミルクのCMにも登場。

「世の中変わった。怪獣と子供が仲良くなった」とナレーションされる。


関連タグ


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