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重装機兵レイノスの編集履歴

2013-01-24 11:05:14 バージョン

重装機兵レイノス

じゅうそうきへいれいのす

重装機兵レイノスとは、メサイヤから発売されたメガドライブ用アクションゲーム。

概要

1990年にメサイヤからメガドライブ用ソフトとして発売されたロボットアクションゲーム

Genesis版(海外版メガドライブ)でのタイトルはTarget Earth

現在はwii・バーチャルコンソールで購入可能。⇒紹介ページ


一連の「重装機兵」シリーズ最初期の作品ではあるが、ストーリー中の時系列では

重装機兵ヴァルケン」より後の時代となる。


プレイヤーは外惑星条約軍のパイロットとなってアサルトスーツ・レイノスに搭乗し、

地球圏に突如侵攻してきた正体不明の敵と戦う。

敵の攻撃を受けて減少したライフゲージは時間の経過と共に徐々に回復していくが、

敵の攻撃はかなり激しくダメージを受けた直後の所謂「無敵時間」が無い為に、

例えライフゲージがフルの状態でも複数の敵から攻撃を受け続ければあっという間にやられてしまう。

更に、敵を破壊した時に発生する爆発に巻き込まれるとダメージを受けたり、

自機の移動や一部の武装の軌道に影響を及ぼす重力の概念、自機のジャンプ時の挙動や

射撃時の薬莢排出といった細かな演出も特徴。


また、ステージクリア後には戦績に応じて新しい武器や装備が支給される為、消極的なプレイをしていては

強力な武器がなかなか手に入らず、次第に押され気味の戦闘を余儀なくされる。

特に終盤ではダメージを半減させるシールドと強化型ガトリングガンが無いと苦戦は免れない。


後に1997年にはセガサターンで続編の「重装機兵レイノス2」が発売され、

敵機を自動で捕捉するオートエイミング機能や戦況に応じた搭乗機体・武装・装甲の換装といった

カスタマイズ要素が取り入れられている。


登場人物

●主人公

木星の衛星ガニメデに駐留する外惑星条約機構軍アサルトスーツ小隊のパイロット。

所属不明の部隊による攻撃を受けるも、生き残った仲間と共にガニメデを離れ条約軍の艦隊と合流。

幾多の困難や仲間の死を乗り越えて戦争を終結へと導いていく。

後述の隊長と顔グラフィックが似ているが、横顔が主人公、斜めに構えているのが隊長である。


●リーナ曹長

条約軍の女性オペレーター。

裏技でオプション画面でスタートボタンを押すと現れるのも恐らくこの人。

主人公に気があるらしく、いつも主人公の帰りをハンガー内で待っているという。


●隊長

主人公らの部隊の上官。

最終決戦の最中ランスによって撃破され、主人公に戦争の終結を託して戦死する。

ヒッポンスーパー刊「重装機兵ヴァルケンのすべて」内の前日談となるコミックでは

彼と思しき人物がゾウザリー共々登場し、ヴァルケンを駆って敵の装甲列車を襲撃するシーンが描かれている。


●整備兵

ステージ5から登場。

敵の通信も傍受可能な新型の通信システムをちゃっかり主人公の機体に搭載したり、

最終面で言葉に詰まったリーナの代わりに彼女の心情を吐露したりなど、

出撃前に主人公と絡むシーンが多い。


●ゾウザリー

主人公らの同僚。地球降下作戦時に何らかの要因でバーシスへの帰還が遅れてしまうが、

既に艦は大気圏突入体勢に入っていた為、収容される事無く大気圏との摩擦熱で乗機もろとも

燃え尽きてしまった。表現規制の都合で海外版ではこのシーンが削除されている。


●バーシス艦長

ステージ2でガニメデ基地から撤退する部隊を回収する為に派遣された

条約軍の強襲揚陸艦バーシスの艦長。同じバーシスの艦長でも「重装機兵ヴァルケン」に登場した

人情家のジョンストン艦長とは違い、残存部隊の収容を待たずにガニメデを離脱したり、

艦の安全を優先し大気圏に突入してしまったゾウザリーを救助しないなど

任務に私情を挟まない冷徹さを持つ。


●ランス・カルザス

外宇宙探査隊第46機動コマンド隊指揮官。

早い話が敵側のエースパイロットであり、プレイヤーのライバル。

指揮官用ASゼア・アインに搭乗し、初登場時にはガニメデ基地駐留部隊の脱出を援護する

条約軍の突撃艦バーサットを撃墜した。

その後もプレイヤーの前に度々現れ、地球にてプレイヤーと対峙した際に彼の口からは

驚くべき事実が語られる。彼らは第4次世界大戦(ヴァルケンの時代)以前に地球を発った

外宇宙探査隊の生き残りで、戦争勃発の影響で支援が断たれてしまった事で

地球からは事実上見捨てられた形となったのである。

そして資源確保の為になおも争いを続ける人類に絶望し、代わって地球を支配する事を決意する。

敵前線基地の最奥部にあるクローン培養エリアでの戦闘で瀕死の重傷を負うが、

サイボーグ化によって一命を取り留める。

最終決戦では旗艦に進入してきた主人公との激戦の末に敗れ去った。


●敵司令官

敵旗艦内で待ち受ける敵の司令官。

彼ら外宇宙探査隊の生き残りは苛酷な環境に耐えるべく自身の身体にサイボーグ化を施し、

人員の損耗をクローン技術で補っているが、彼の身体はランス以上に機械化が進んでおり、

もはや人としての原形を保っていない。

自分達が地球によって見捨てられ、一方的に支援を打ち切られた事を主人公に打ち明け、

最後の猛攻を仕掛けてくる。


関連タグ

メガドライブ メサイヤ 重装機兵ヴァルケン ロボット

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