主人公ジェイク・ブラインらが搭乗する機体。
ASS-117A ヴァルケン。
機体諸元
全高 | 5.96m |
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本体重量 | 4.465t |
最高出力 | 9.4MW/h |
装甲材質 | 複合素材装甲 |
概要
グランパシフィック社が製造した、環太平洋合衆国海兵隊の主力アサルトスーツ。
装甲と重量の折り合いを徹底的に計算して設計されており、小型で高出力のベルガー・ハーティー機関との組み合わせによって軽量で機動性に優れた機体となった。
80mmガンポッドやそれに併設されるレーザーランチャー(一部攻略本にて設定画稿が掲載されている)、ハンディTOWランチャーなどの様々な武装を自在に扱う事ができ、リニアカバーシールドはエンジンの余剰電力をリニアエネルギー化して表面に流す事で実体弾だけでなく光学兵器による攻撃も受け止める。
更に近接戦闘用の武装として炸薬によって重い拳を打ち出すハードナックル機構を標準装備。ゲーム内のヴァルケンが使用するのは更に電磁シールド機構を用いる事で破壊力と手部の保護能力を強化した物である。
普段のジャンプ時や短時間飛行時には機体内蔵のラムジェットエンジンスラスターを使用するが外付け式のブースターユニットを装着すれば長時間飛行も可能。脚部にはクライヤーホイールという車輪が有りこれを用いてローラーダッシュで地上を滑走する事も可能。
また、様々なバリエーションが存在しており、汎用型のA型をはじめ、地球上での運用を主軸に入れたG型、携帯火器を減らし、装甲を強化した陸戦用のH型、空間戦闘用のS型、火器管制装置を更新し、命中精度と探知能力を向上させたY型などがあり、外観が大きく変化したシュペル・ヴァルケンと呼ばれる強化タイプも存在する(A型以外はゲーム未登場)。
2012年にはPLUMより1/35スケールのヴァルケンのプラモデルがリリース。
翌年にはブースターユニット装着型のヴァルケンも発売されている。
『重装機兵ヴァルケン』ではジェイク機が最後の戦いの後に爆炎から満身創痍で帰還。地上でジェイクが操縦席から脱出後に力尽きるがごとく機能停止、そして爆発してその役割を終えた。
『重装機兵レイノス』のプレイヤー機・AS-5E3レイノスは本機の後継機であり、PLUMからは主人公機・量産機・陸戦仕様の3種が模型化されている。
『重装機兵レイノス2』ではトーナメント戦でミヤビに勝利する事で賞品として入手可能(2周目以降は入手不可)。
旧式機である為性能は低めだが、標準装備のシールドは耐久力の制限が無く使いやすい。
『重装機兵ヴァルケン2』では本機とほぼ同じデザインの指揮官仕様機が「AS-3CL」と型式番号を変更された形で登場し、頭部などを簡略化した一般仕様機が「AS-3C」という型式番号で登場する。どちらも作中では旧式のASであり序盤から中盤までの機体として活躍する。