「僕をどうするっていうの?」
概要
CV:喜多村英梨
ピエロのような着ぐるみを身につけた謎起きクラスタニアの刺客。刺客の中でもかなりの実力派で、大牙の人々から恐れられている。
その正体はフィンネルに宿る人格の一人で、フィンネルを監視している存在。フィンネルを蒼都に引き合わせた張本人。
最初こそ敵組織の一員であるために警戒されたり、フィンネルがソーマの人格を持つことに否定的になるが、彼女なりにフィンネルを想っており、その信念はとても強い。
性格
一人称は「僕」といういわゆるボク少女。
暗殺家業を営むだけに一見冷徹だが、実際は「可愛い」と言われたりすると戸惑ったりもするツンデレキャラ。すぐにキレる様子から作中では「キレデレ」と称されている。運動神経は良いものの、フィンネルに負けず劣らずの隠れドジっ子でもある。スナックやハンバーグといった子供が好む食べ物が好物など、何かと可愛らしい面も。暗殺の他にVボードを得意としている。
さりげなくフィンネルに対して一生懸命な蒼都には好意を抱いており、自らのプロポーションを活用して何かと気を引こうとすることも。
容姿
暗殺稼業などの任務を請け負っている時はオッドアイのピエロのような着ぐるみを愛用する。露出度皆無のその服装ゆえにその中身は窺えないが、中の人は黒髪長髪のスレンダー美人。ジト目で、前髪が長く不敵に微笑む時は髪で目が隠れたりする。
着ぐるみの中はとても暑いせいで常に汗まみれであり、脱いだ時は足元に水たまりが出来るほど汗をかく。そのためか、着ぐるみの下に着ているワンピース服は透けており、白黒の可愛らしい下着がはっきりと見える何ともけしからん姿になっている。
そのおかげでフィンネルが羨む程のモデル体型なのスタイルを持っている。本人も自らのプロポーションに自信を持っており、ほぼ下着姿のような薄着でも平気で行動している。
業務時の得物なのか、錫杖のようなものの先端に斧を合体させたような鎌を持っている。
しかしこの鎌は意外と重く、何度も使うと疲れるうえに着ぐるみの中が酸欠状態になるらしい。
問題のシーン
服装の時点で既に危なく、戦闘中のパージシーンの迫力もなかなかのものだが、それよりも一部で話題になっているシーンがある。
ソーマは他の人格と違い、任意に顕在できるようにクリスタルがインストールされており、フィンネルの意識を無視して表へと出てこれる。作中でこのクリスタルはアンインストールされるが、そのシーンで「これなんてエロゲ?」と突っ込まざるを得なくなるようなCGとセリフ(※ボイスあり)が用意されている。元々の服装もあってか大変素晴らしい……もとい、けしからんシーンといえよう。
詩魔法「かぼたつ」
ハロウィンのカボチャみたいなのに乗っている小さな魔女みたいな子。攻撃範囲内に入った敵に特攻する。ソーマの最終パージ時にはカボチャの中に敵を吸い込み、そのまま「だいばくはつ」を起こして諸共消炭にする。
ソーマの友人的なキャラであり、最初は彼女がアオトに呆れるとそのたび「バーカーバーカ!!」と罵ったりしているが、彼女のピンチにはアオトをすぐに頼ったりと、彼女のためなら色々なことをしようとする献身的な性格。しかし、その考えは子供っぽく、かなり大雑把な提案をするときもある。