人物像
フィンネルに宿る人格の一人。やや時代錯誤な喋り方をする。
当初は自身の名前を含めた記憶を失いつつも、深層心理階層から、度々フィンネル達に呼びかけていた。ヒロイン達に宿った星の意志の中では中位に相当する。ソル・クラスタでの神としての名前は『珠洲ノ宮』で、ソルシエール風の呼び方として『ヒュムノスフィア』という名も持つ。
ダイブの階層が深くなるにつれてフィンネルの身体の所有権を主張して独自の行動を開始する。抗体頭脳アル・ルゥとも関係のある人格であり、名前を失っていた際にはアル・ルゥと同一視されていた。ノーマル、バッドでは一切その名が語られることはなく、使用するにもフィンネルルートをいかねばならないという仕様である。
上位波動を有し、人間ではコンタクト不能なアル・ルゥとコンタクトを取るための中継として、アヤタネに召喚された。アヤタネに騙されてフィンネルの生命力・精神力を削る要因となってしまったことには責任を感じており、記憶を取り戻して和解した後は、崩壊しかけたコスモスフィアを再構築しようとするなど、フィンネルを助けようとする。極度のベジタリアンであり、よく生野菜を食べている。
ちなみに、フリップスフィアの攻撃では文字が落ちてくるのだが、トドメの一撃が成功した場合、その一撃の文字に「わらわもはやくトウコウスフィアに出たいのじゃ!!」という心の声(?)が降りかかる。
詩魔法「アレーティア」
白いワンピースと褐色肌に頭に色々装飾が付いた女の子。メガホンやマイクをつかって自分の声を物質化して飛ばし、相手に激突させる。簡単に言えばネコ型ロボットのひみつ道具「コエカタマリン」で相手を攻撃するようなものである。
頭の装飾はL2パージでオボンヌ、L3で恐竜を象ったもの、L4では本当の恐竜の頭蓋骨を頭に乗せている。
普段はおとなしい口調で話すも、いったんキレるとどこかのヤンキーかと思うくらいに口が悪くなる。