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超人学園ゴウカイザーの編集履歴

2013-02-17 13:20:13 バージョン

超人学園ゴウカイザー

ちょうじんがくえんごうかいざー

『超人学園ゴウカイザー』(アメリカ版タイトルVOLTAGE FIGHTER GOWCAIZER)は1995年発売のテクノスジャパン制作のネオジオ用対戦型格闘ゲーム。

餓狼伝説』のアニメ版『バトルファイターズ餓狼伝説』を手がけたアニメーターの大張正己がキャラクターデザインを担当[1]した事で大きな話題を呼び、アーケード専門誌『ゲーメスト』やメディアワークスの『電撃ネオジオ』といった雑誌では大きく扱われ、コミックゲーメストでは漫画版も展開される[2]などメディアミックス的な展開も模索された。しかしテクノスジャパンがそういった手法には長けてないというところもあってか[3]、効果的な相互作用を及ぼさないままアーケード版及びネオジオ・ネオジオCDでの展開を終えた。

テクノスジャパンの倒産後、ゲーム版に必ずしも納得がいっていなかったという大張の意[4]を汲む形でアニメ化が決定。テクノスジャパンから版権を引き継いだアーバンプラントがゲームのプレイステーションへの移植を決めた事もあり、「プロジェクトG」なるメディアミックス展開が行われる事となった。

アニメ版のタイトルは『超人学園ゴウカイザー THE VOLTAGE FIGHTERS』。広告代理店にはアニラジ番組に強いビックウエストが決まり、アニメに先行して、ヒロイン役を演じる櫻井智がパーソナリティーを務めるアニラジ番組でラジオドラマも発表された。アニメーション制作はJ.C.STAFFが担当。タキコーポレーションからビデオ/VHSで全3巻がリリースされ、先述のラジオドラマを収録したCDやアニメ版のサウンドトラックはエアーズからの発売となった。また徳間書店の『少年キャプテン』では村正帝によるアニメ版をベースとしたコミック版も連載された。

アニメ版は大張が当時率いていたスタジオG-1を中心に、大張の人脈が最大限に活かされた作画陣が集結。キャラクターデザインもアニメ用に改めて見直され、結果ゲームとは一味異なるイメージとなったキャラクターも多い。脚本は、ゲームのデザインを手がけ大張と共に『ゴウカイザー』の世界観を構築した浅井健吾が担当した。浅井は、この直後に当時大張の妻だった石田敦子と組んでゲーム『マネーアイドルエクスチェンジャー』を発表。こちらも小説(ライトノベル)やドラマCD、コミック化が実現している。また大張と浅井は、後に『銀装騎攻オーディアン』でもタッグを組んだ。

アニメ版を中心としたメディアミックス展開は、大張の人気が非常に高い時期だった事やアニラジ番組でのサウンドドラマ放送からOVAのリリースに繋がる形が取られた事からまずまずの結果を残し、後にアニメは海外でもソフト化された[5]。但しプレイステーション版の発売はアニメの最終巻発売から半年後となるなど、ゲームとの連動はまたも効果を及ぼさずに終わっている。


登場キャラクター

ゴウカイザー(凱座勇人)声:檜山修之

斉天大聖かりん(孫華鈴)声:櫻井智

ヘルスティンガー(カッシュ・ギュースタン)声:緑川光

キャプテン・アトランティス(ランディ・リッグス)声:石川英郎 (OVA版声:石川大介

不動丸(不動鸞峰)声:置鮎龍太郎 (OVA版声:堀秀行

菱崎シャイア(シャイア・シュー・シルヴィアーヌ)声:冬馬由美

ボールボーイ 声:幸野善之

マリオン 声:幸野善之

紫紅京介 声:置鮎龍太郎

バトルマスター神龍(凱座轟一郎)声:屋良有作

ブライダー(立花一輝)声:大張正己 (OVA版声:石川英郎

プラトニックツインズ(朝比奈亮、朝比奈鈴)声:大張正己 OVA版声:石川英郎(亮)、永島由子(鈴)

絶対神王牙(王崎冰)声:速水奨

ネクロカイザー(エルフィ・エルフマン):桑島法子 ※ドラマCD及びDVD『インターナショナルバージョン』のみ登場。

オムニイグジスト:折笠愛


OVA作品版の主題歌

エンディングテーマ

「太陽の赤い涙~New Generation Heroes~」(第1巻)

作詞 - 田久保真見 / 作曲・編曲 - 須藤賢一 / 歌 - 遠藤正明

「DREAM&REVOLUTION」(第2巻)

作詞 - 田久保真見 / 作曲・編曲 - 須藤賢一&伊藤ヨシユキ / 歌 - 冬馬由美

「愛という名の痛み」(第3巻)

作詞 - 田久保真見 / 作曲 - M-Rie / 編曲 - 村上聖 / 歌 - 櫻井智

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