人物
マーベルコミックの作品「ファンタスティックフォー」に登場する最大の宿敵。
本名、ヴィクター・フォン・ドゥーム。世界征服を企む小国ラトヴェリアの専制君主にして世界屈指の科学者である。尊大にして自意識過剰だが、器が大きく高潔で誇り高い男である。
そのことから本国アメリカではダース・ベイダーに肩を並べる程の絶大な人気を得ている。
元々は魔女の子供として生を受け、その優れた頭脳がアメリカ大学教授の目に止まったことで大学に進学し類い希なる才能を開花させる。しかし、死者と交信する実験に失敗し、顔に傷を負って大学からも追放されてしまい世界中を放浪することとなった。その過程でチベットの修行僧となり、荒行の果てに魔法を体得し現在のDr.Doomへと成長したのである。
いささか歪んだ性格ではあるものの、国民から信頼された有能で慈愛のある君主であり、そもそも彼が世界征服を企んでいるのも「世界から争いや差別をなくしたい」という思いから来ているのである。
実際、パラレルワールドで彼が世界征服を果たした未来の世界では、戦争も差別も貧困もない平和な世の中が実現していた。
どっちがヒーローなんだろう？
能力
彼は身体的には至って普通の人間である。彼が他のキャラクターと一線を画しているのは、地上最高峰の頭脳からきているのである。
この世のありとあらゆる科学技術に精通しており、その知識を活かして超兵器の開発や遠大な陰謀を企てているのである。魔法の一部をを体得しているため、絶大なパワーを振るうことも出来る。チベットの修行僧時代に体を鍛え込んでいるので、本人の体力も常人以上である。
自身の顔の傷を隠すために鉄仮面をかぶり、その体には数々の超兵器を内蔵した鋼鉄の鎧を纏っている。この鎧の威力は絶大でバリヤーや反重力装置、テレポート能力、巨大ロボットも一発で吹き飛ばす威力のビーム砲を使うことが出来る、アイアンマンのパワードアーマなんて目じゃないほどの戦闘能力である。
こういった数々のチート兵器や天才頭脳のおかげで、ファンタスティックフォーどころかマーベルコミックの悪役の中でも最強クラスの強さを誇っている。
どのぐらい強いかというと、彼と一対一で戦って勝てるヒーローなんていないくらいである。
日本での扱い
ファンタスティックフォーのアニメ作品の一つである『宇宙忍者ゴームズ』では悪魔博士と呼ばれていた。そのため、日本における彼のあだ名の一つに、悪魔博士ができた。
名前だけ聞けばそれなりに凄そうだが、なぜかコテコテの名古屋弁でしゃべるためなんだか間が抜けた感じになっており、ついでに作画もちょっとアレなため、余計に間抜けになってしまった(汗)。
とりあえず萌え。
関連イラスト
関連タグ
呼び名
出演作品
MARVEL SUPER HEROES(中ボス、隠しコマンドで使用可能) MARVEL vs. CAPCOM 2 MARVEL VS. CAPCOM 3
