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概要

京極組幹部であり現・若頭である六車謙信の元内縁の妻。悲惨な境遇から彼女彼女に匹敵するレベルの悲劇のヒロインと言える。

人物

茶髪のロングヘアの美女。推定年齢は30代ぐらいであり、六車が一目惚れするほどの美貌の持ち主。スナックバー「セレン」で働いており、六車の猛アプローチの末に交際・同棲に至る。

六車が服役中も最初の5年ほどは手紙のやり取りをしていたが、その後は途絶えていたらしい。

経歴

六車が潰した抗争相手・三島組から恨みを買い、柴田率いる三島組残党に襲撃された上で陵辱を受ける。

間一髪で六車と久我虎徹に救い出されるも、この出来事のせいで精神に深い傷を負ってしまう。

最後は元夫である六車に絶縁を告げ、慰謝料を請求した。

余談

批判

前述の通り、元夫の恨みを買って三島組の残党に攫われて陵辱されたところを六車と久我に救われるが、その際に助けてもらっておきながら六車に対して礼も言わずに金を請求した挙句に捨てたとして視聴者からの批判の声がかなり多く見受けられる。

ただし、元はと言えば六車の恨みを買ってとばっちりで襲われたことに変わりはなく、彼女の態度は妥当であるという意見も多い。(実際、作中で久我が「こればかりは、奥さんが正しい。」とモノローグで語っている。)

一方で、相手が極道であることを承知の上で自分の意思で六車からのアプローチを承諾しているため、彼女自身にも落ち度があるとも言える。

最悪のケース

上述の通り悲惨な目にあった彼女だが、六車と久我に助けられた経緯も六車と久我がたまたまあのタイミングで美智子が攫われたことを知ったことであり、もしあの2人が偶然あのタイミングで気づかなければ我妻京也の恋人・千尋のように命まで奪われていた可能性が非常に高く、最悪な末路を辿っていたことは想像に難くない。

二次創作での扱い

現在pixivでは、Yukidama氏によって「もしもよりを戻せたら」というifが描かれている。三島組の毒牙にかからなければきっと氏が描いたような幸せな日常を2人は送れたのかもしれなかった。

考察

実は…?

六車が10年間の服役を経て出所した現在においても誰かと再婚している様子がなく、更に言ってしまうと六車と同棲していたマンションに現在でも住み続けている様子から10年間、六車の帰りを待ち続けていたのではないかという考察の声が多い。

実際、六車とは籍を入れているわけではなく、更に六車が服役している期間は美智子にとっては結婚適齢期の真っ只中であり、六車が一目惚れするほどの美貌の持ち主であれば再婚相手を探すことなど彼女にとっては容易いことである。それをしなかった辺り、六車の帰りを一途に待ち続けていた可能性は非常に高く、三島組の残党に攫われた際に自宅で襲われている様子から六車の出所日に帰ってきた夫を出迎えようとしたところを襲われて攫われたのではないかと考えられる。

実際、六車に縁切り宣言した時は「やり直そうと思ってたけど」と前置きしており、三島組の毒牙にさえかからなければヨリを戻せたと思われる。

愛する夫が服役を終えて帰ってくる日を楽しみに待っていたはずの彼女がどんな気持ちでドアを開けたのだろうか…

そしてそこに立っていたのは夫ではなく夫に恨みを持つ悪漢であり、彼女はきっと天国から地獄へ突き落とされた気持ちだったと思われる。

三島組の残党から拷問を受け、身体を汚され、心を折られ、一歩間違えれば命まで奪われていただろう。

彼女の気持ちを考えると非常に悲しい結末であり、心が折れてしまうのも無理がない話である。

そして柴田率いる三島組の残党はこの男に匹敵するレベルの外道であると言っても過言ではない。

(※余談だが2023年9月20日の動画内にて六車が三島組のことを「あの外道ども」と呼んでいたため、三島組そのものも任侠を忘れた外道組織だった可能性が高い)

現状についての考察

彼女の現状については一切触れられておらず完全に不明であるが、一部の視聴者からは心の拠り所を求め、六車からもらった慰謝料で裏神がばら撒いているヤクに手を出して廃人のようになっているのではないかという説が囁かれている。

彼女の現状を考えるとそうなってしまってもおかしくない状況であり、完全に否定は出来ない。

どうか彼女が幸せに暮らしていることを祈るばかりである。

不吉なフラグ!?

2024年6月24日の動画にて裏神の辰巳の元恋人であるベロニカがマッド・カルテルダヴィッツに拷問され死亡してしまうシーンが登場したが、このシーンが後に美智子の死亡フラグを示唆しているのではないかという考察がXやYouTubeのコメント欄などでチラホラと浮上している。

ポジションも剣豪の元恋人と言う立ち位置で共通しており、更に言ってしまうと(人種は違うが)ベロニカのビジュアルがどことなく美智子に似ている点も指摘されている。

実際、京炎戦争においても我妻京也が恋人の小塚千尋を殺害した報復に園部だけでなく(恐らく)何の罪もない恋人の聡美まで巻き込んでいるシーンや、ビジュアルがどことなく京極組の姐さんである五十嵐梢に似ていたこと、天羽組の姐さんである天羽京子も「KING孤舞羅」の刺客に負傷させられたり桑田裕二白武利光に謀殺されそうになったことから「戒炎が姐さんに危害を加える」と視聴者からの考察の声がたびたび上がっており、その展開は見事に的中していた。

どうか彼女に魔の手が及ばないことを祈るばかりである。

余談

戒炎の襲撃を受けたとはいえ梢の場合は我妻らの真の狙いはあくまで護衛の久我虎徹海瀬将悟であったために梢が攫われたり負傷したり死亡したりなどの考察は視聴者の杞憂に終わった。そのため上記のような不吉な考察も杞憂に終わる可能性は充分に考えられる。

しかし、マッド・カルテルや(京極組が相対する可能性はかなり低いが)ナックル・アイといった海外マフィアは戒炎や裏神以上に手段を選ばないので油断は禁物である。

これ以上彼女が悲劇に見舞われないことを祈りたい。

関連タグ

京極の轍 六車謙信

悲劇のヒロイン どうしてああなった

小塚千尋戒炎トップ・我妻京也の恋人。恋人と同棲していた点や恋人の恨みを買って敵対組織のトップに襲われた点が類似。ただし、彼女は美智子とは違って無惨にも殺されてしまった。

ベロニカ裏神の剣豪・辰巳春希の恋人。剣豪の恋人と言う点や、恋人のとばっちりで敵から拷問を受けたことが類似。更にビジュアルもどことなく美智子に似ている。ただし美智子とは違い、彼女はマッド・カルテルの拷問され処刑されてしまった。

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