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曖昧さ回避

  1. 拷問ソムリエ_伊集院茂夫にて登場する被害者女性→乙無慎太郎によるアナコンダ絞殺を参照
  2. 我妻京也の恋人→本項で解説。

概要

愛しているからなんでもわかるんだ……


22の頃の我妻京也が偶然助けたピンク髪の美女。

人物

容姿

ピンク色のロングヘアーに緑色のタレ目の美女。服装は黒色のオフショルダーワンピースを着用している。


性格

初対面の人物にも分け隔てなく接する心優しい性格で我妻からも「俺と真剣に向き合ったのは恐らく千尋が初めてだった」と評価され、彼に「愛すれば相手のしてほしいこと、ほしくないことがわかる」という思想を教え込んだ。


生い立ち

我妻と同い年の弟がいたものの、事故で喪っている模様。

経歴


「あの…… 良かったらお付き合いしてくれませんか?」


我妻「ああ? お前マジで言ってんの」


ある時、暴漢に襲われていたところをたまたま通りかかった我妻に助けられ、それが縁で交際を申し出る。

無感情だった我妻も流石に面食らったものの、そのまま奇妙な同棲生活を始めることとなる。


我妻「お前、俺は愚連隊の頭だぞ。怖くねえのか?」


「怖いし辞めて欲しいけど…… “毒を食らわば皿まで”それも含めて愛そうと思ってるよ」

「京也、笑い方分かる? 笑うとね、相手が安心するんだよ。ホラ、やってみ」


我妻「……こうか? へへへ…… わかんねぇ」


「むむむ…… なんかヘラヘラしてる奴みたい。でも大いなる一歩か」


我妻「……なんだよそれ」

(コイツ嫌がるし…… もう辞めようかな)


しかし、我妻との生活の中で、愛とは何か、笑顔の作り方を教える。その教えは我妻に大きな影響を与え、我妻自身も半グレを辞めようとも考え始めていたが……


「助けて…… 京也……」


我妻が敵対していた半グレのトップ・園部によって強姦されたうえに殺害されるという最悪の事態が発生してしまった。


「どうした…… いつもみたいに笑えよ」

「せっかく真っ当な方向に向かおうとしていたのに……」


我妻に発見された時にはすでに手遅れであり、その現実を受け止めきれない我妻は初めて涙を流す。


ー私は京也を愛しているから、して欲しいことやして欲しくないことが分かるのー

ーだからね、お味噌汁は甘いと嫌がるし、猫舌なのも知ってる。誰がお友達かだって知ってるし、どこにいるのかも分かるー

ー愛しているから何でも分かるんだ。愛の力は凄いんだぞー


園部への報復を企てていた我妻が思い出したのは味噌汁を通じて愛について教えられた思い出だったが…


我妻「……なぁんだ。園部を愛せば弱点でも何でも分かるじゃん」


愛するとはその人を知ることという教えが我妻の中でネジ曲がっていき、その人の全てを知るには愛することという歪んだ形へと変貌した。

こうして無表情と狂気の二面性を得た我妻は、徹底的に調査した園部の組織にカチコミを仕掛けると…


我妻「俺からの祝福だ…… あの世でも派手に愛し合ってくれ」


園部が真っ先に逃がした園部の女にダイナマイトを貼り付け、ゲスシールドにして園部に刺させた上で2人纏めて爆殺するというあまりに壮絶な報復を完遂した。


こうして、後に東北最悪の半グレ組織・戒炎の絶対的トップとして君臨し東北から関東の裏社会を震撼させることとなる『愛の処刑人』我妻京也が生まれてしまった。



「京也 お願い これ以上組織を大きくしないで」

「何時か刺されて死んじゃう」


我妻が何故東京進出して京極組と喧嘩していた理由を考えている中でイメージと共に登場した。


間違った道に進みその中で恋人を失って欲しくない一心で上記のセリフを言っていた事が判明し、「大きく支配すれば誰も手を出せないし周りもみんな安全になる」と言う考えを確固たるものにしてしまっていた。


無断で麻薬密売に手を染めていた下部組織「血乃反」の粛正直後、ボスの井畑と一緒に過ごしていた愛人と思われる女性が泣きながら井畑の亡骸に向かっていく様子を見て、我妻は千尋との過去を思い出す。


内容としては、前述した10月6日付の動画の内容がより詳細に語られている格好になる。


そして時は流れてマッド・カルテル日本支部の香坂慎太郎との会合を終えた後、我妻は夜風を浴びながら一人で考えていた。


我妻

「千尋が間違っていたと思わねえと、(千尋が理不尽に殺された理由を)理解できねえんだ…」

「でも、千尋が教えてくれた「愛」… この考え方はとてもいい…」

「きっと俺は千尋が死んだあの日、狂ってしまったんだろう…」


千尋の教え(=愛)を使って、千尋が嫌がること(=組織拡大)をやっているんだから…


千尋が殺されて以降、現実を受け入れられなかった我妻は、わざわざ2人分のご飯をつくったうえで自身の頭の中で何度も亡き千尋と会話していた(また、死因は絞殺だったことも明らかにされた)。


千尋「ほんと悪い人っているんだね。京也、抑えられなかったの?」


我妻「…無理だった。すまねぇ。」


千尋「私が間違えてたのかなぁ… ずっと京也のお味噌汁を作りたかった…


頭の中での会話中に徐々に生気を失った姿へと変貌していく千尋を見る(感じる)たびに、我妻は(自身に対する?)怒りの表情を浮かべて涙を流しながら彼女の考えを否定することで精神を落ち着かせるのであった。


我妻「千尋、こっちの世界でそんなん通じねえんだ… 良い子は真っ先に殺されるんだよ…」


我妻「俺はすべて奪われたんだ。千尋も… 赤ん坊もな…


守若冬史郎との激戦の最中における上記のセリフより、園部に襲撃された時点で既に我妻との子どもを身ごもっていた可能性が示唆された。


京炎戦争の戦犯というべき園部に襲われる前に、妊娠4カ月で男児を身籠っていたことが判明(妊娠4カ月は少しお腹が出始める頃で男の子の場合は早くて4カ月で性別が判明する)。我妻も「信也」という名前を与えるつもりだった模様。

守若から大園銀次海瀬将悟浪岡常吉野島翔を殺害された怒りを込めた鉄拳を叩き込まれた断末魔の我妻の脳裏に浮かんだのはウェディングドレスに身を包んだ千尋の姿、そして、もしかしたらあり得たかもしれない世界線で我妻と、息子の「真也」とともに散歩をして手を繋ぐ姿であった…


我妻とのIFについてのイラストが多く披露された。


余談

我妻との交際について

前述の通り暴漢に襲われていたところを我妻に助けられたことがきっかけで交際が始まったが、千尋は我妻が愚連隊の頭であることを承知の上で交際している。

そのため、無闇に裏社会に首を突っ込み半グレと関係を持った彼女自身も自業自得ではないかという意見も多い。


またこれは憶測ではあるが、家族や友人がまともな人間であれば(堂馬利信の娘と元天羽組の廣島の例は極端にしても)裏社会の人間との交際を認めるはずもなく、我妻との交際を猛反対されていた可能性は高い。

仮に園部がいなかったとしても天羽京子五十嵐梢西園寺由美子六車謙信の元内縁の妻である平田美智子桜庭恵吾の元恋人・小林幸真の彼女らのように他の敵対組織の構成員に狙われる可能性は実際に起こり得るからだ。


ただし、我妻との子供を身籠っていた可能性が浮上したため、家族や友人も迂闊に別れを促せなくなったり千尋自身も我妻と別れることが難しい状況だった可能性も高い。

ただ、「いつか刺されて殺される、これ以上組織を大きくしないで」と言っていたのは、身ごもったことで母親としての意識が芽生える様になった彼女が遠回しに「父親になるのだから(おなかにいる子の為にも)もう半グレをやめて、更生して周りに認めてもらおう」と彼女なりに我妻に改心して欲しい裏返しとも捉えられなくもない(※真っ向から「半グレをやめろ」と言っても、当の我妻が聞く耳を持つかが疑問だったことも考えられるため。ただ、我妻は彼女のことを大切にしようと彼女の忠告を聞いて半グレをやめようとしていた矢先に、千尋本人とお腹の子が殺される結果になってしまったが…)。


仮に生きていたとしても…

仮に千尋が生きていて子供が生まれたとしても以下のように我妻と千尋にまともに育てられるかどうかも疑問であると言う声も多い。

  • 我妻は(千尋を失って狂ったとは言え) 抗争で平気でカタギを傷つけたり死者を冒涜したり葬儀を荒らす行為を平気で行ったりするなど、千尋と出会う前から元々の人間性にも問題があった可能性が非常に高く、そんな我妻が子供をまともに育てられる可能性は低い。
  • 千尋も裏社会に首を突っ込んでいる面も踏まえると子供が悪影響を受けてグレる可能性が高い

仮に我妻が父親として心を入れ替えて裏社会から足を洗い死の間際に夢見た生活を送れたとしても、我妻が元愚連隊でかつ悪名が高く周囲から恨みを買っていたこともあり人食い伊能別府イヌワシのように敵対者から狙われる可能性は高い。伊能や別府のように自身が落命するか、イヌワシのように自身ではなく子供が殺される、さらに元天羽組坂槙圭悟(香月紫苑の舎弟)のように夫婦共々殺される可能性なども考えられる。

そのため、千尋が生きていて子供を産んでも悲惨な未来を迎える可能性は高い。

その証拠に我妻と千尋が結婚していた世界線のシーンでは海辺で結婚式を挙げており、遠くの町に駆け落ちしたと推測される。


さらに工藤清志のように離婚はせずとも妻子とは別居するパターンもありその場合、子供も天羽組入門前の工藤亘清のように母親(千尋)の実家の姓を名乗って過ごす未来もありえる。



あくまでその可能性が高いだけであって普通のカタギとして幸せに過ごし、子供もまともに育っていた可能性も否定はできない(実際、IFの世界線で子どもと過ごす場面では家族仲良く、愛を注いで育てている様子のため)。

守若からは「一生懸命生きたカタギの女」と評された千尋だが、裏社会に首を突っ込んだ時点で運命は決まっていたのかもしれない。


別名・表記ゆれ

千尋

関連タグ

ヒューマンバグ大学 戒炎

天使 女神

聖母

悲劇のヒロイン 美人薄命

どうしてああなった


味噌汁:日本の代表的な汁物料理。本編では千尋と我妻を繋ぐ「愛」の象徴として描かれており、(状況整理回以外の)千尋が登場する回想では必ず登場している。余談だが、千尋が教えたレシピをもとに我妻がつくった味噌汁は麻生成凪から「店に出せるレベル」と高く評価されている。


エマ:拷問ソムリエ伊集院茂夫の仲間であるプロホステス。伊集院や流川隆雄と共に温泉旅行に来ていた最中、半グレに絡まれるが我妻に救われている。我妻は偶々出会った彼女に千尋の面影を感じ、彼女に絡んでいた半グレの男達を容赦なく叩き潰している(なお、本当なら殺すつもりであったが、エマの頼みを聞き入れたので殺す事はせずそのまま自身の傘下におく事にした)。

佐伯・ゼッターランド・博子:姉妹チャンネルのバグアカデミアに登場するフリーの女子アナ。鬼頭丈二の旅仲間の一人。中の人が同じである上に容姿も似ていると言われることがある。

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