概要
京極組幹部である西園寺健吾の一人娘。父親である健吾から溺愛されており、彼女に手を出す事は西園寺に命を奪われることを意味する。
悲惨な境遇から彼女や彼女に匹敵するレベルの悲劇のヒロインと言っても過言ではない。
人物
久我虎徹からは初対面の時に「同じ遺伝子である事が信じられない」と評されたほど父親と似ていない為、顔はおそらく母親似と思われる。だが性格の強さは父親譲りのようである。
経歴
ある日、西園寺との出世争いで敗北し京極組を脱退した春日率いる半グレ集団「蛇牙(ジャガー)」によって陵辱されてしまう。この出来事のせいで男性に拒絶反応を示すほどに大きなショックを受け、精神病院に入院してしまう。だが、蛇牙へのカチコミで父親が負傷した事を久我から聞かされると驚いて正気に戻り、すぐさま父親が入院している病院に駆け付けて、父親と喜びの抱擁をしていた。後に京羅戦争で父親が戦死してしまい、別府祥子と同じく彼女に対する心配と同情の声が寄せられている。公式Twitterによれば迷惑の掛からないように京極組の面々は直接関わらないようにしているが、五十嵐幸光組長の意向で金銭的な援助は赤字覚悟で行われている様子。
考察
上記の通り、精神的にショックを受けているところに追い打ちをかけるかのごとく最愛の父親を設楽に殺されてしまった彼女の心の痛みは計り知れないであろう。
そんな彼女の境遇から一部の視聴者からは自暴自棄になって裏神の薬に手を出してるのではないかと囁かれており、上記の京極組からの援助金もヤクを買うための資金に変えているのではないかとの考察もある。
彼女の現状を考えると完全に否定できない。
しかし、父親の負傷を聞いて駆けつける描写から察して元々の精神力は決して弱くないと考えられるため、どうか彼女が父親譲りの精神力で立ち直り、上記のような状況になっていないことを信じたいものである。