声優は日野聡。
概要
九十九遊馬が通っている学校に転校してきた謎の少年。WDCで優勝した遊馬の大ファンでもある。
おせっかい焼きなのか遊馬への純粋な好意のあらわれなのか、彼の役に立とうとするもののやることなすことが空回りしている。
ただ、当の遊馬にそこまで嫌がるそぶりはない。
口癖は「よかれと思って」だが、シリーズの先輩達の前例に漏れず、用途がいまいちおかしいのはご愛嬌。
遊戯王ZEXALⅡ15話(88話)でついに本性があらわれる。
その正体はバリアンズ・ガーディアン。本人の弁ではバリアン界における警察のような存在らしい。
遊馬を呼び捨てにし、敬語を使うことをやめ、一人称が私になった(アストラルのような喋り方になったといえば想像しやすい)。これはバリアン界の存在であることを伏せてほしいという真月の要望により、遊馬限定の態度である。
バリアン界側の存在にも関わらず、遊馬を真の友(部下)と認め、協力することを誓う。
一見円満な締め方ではあるものの、アリトを闇討ちしたことの真偽が有耶無耶になっており、
ギラグをはじめ遊馬以外に己の正体を隠している、
また遊馬にバリアンの力を貸す際にアストラルをわざと衰弱させ排除したようにも取れることから、手放しで彼を信じることを懸念する声も……。
遊馬を庇ってバリアン界へ連れ去られ、遊馬の感情を刺激するための人質となっていたが、
96話『凶気のベクター 魔境サルガッソの闘い!』でベクター本人であることが判明。なおこの回の約半分がベクター(と真月)の顔芸だった。どうしてこうなった……。
あまりの下衆さ加減と先輩を彷彿とさせる顔芸で某所での株はうなぎ登りとなった。
大きいお姉さん達は阿鼻叫喚の様相を呈したが、
歴戦の猛者たちの中には「だが、それがいい」という者も。
使用デッキは《シャイニング》と名のつくカードで構成されている。
効果の統一感などは今のところ見受けられないが、いずれも一癖も二癖もある効果を持つ。
真月零としてのデュエル・タクティクスは遊馬も真っ青になるような悲惨なものだったが、
バリアンズ・ガーディアンとしての彼の本来の腕前はかなりのもののようであり、劣勢だった遊馬と自身を一気に勝利へと導いた。