CV:沢城みゆき
概要
本作のヒロイン。鎖部一族の姫君で歴代最強の魔法使いと言われている。
はじまりの樹を危険視する同族から邪魔者とみなされ、樽詰めにされ魔法の使えない無人島に島流しにされた。
しかし、彼女が流した魔法の人形入りの瓶詰めのメッセージを偶然真広が拾ったことで、2人は契約し愛花を殺した犯人の特定と引き換えに絶園の樹復活の妨害に協力させることになる。そのために自身があらかじめ隠していた魔具を真広に回収させ魔法を使う許可も与えている。
はじまりの樹に祝福されており、かなりの幸運に守られているので簡単には死なない。
しかし、左門の策略により時間の檻に閉じ込められ、一度は膝を折ったものの吉野の策略もあって現在に帰還する。その時の吉野の行動もあって彼に恋心を抱くが自覚は無かった。
その後は吉野と共に行動し各地を巡っていたが、潤一郎の指摘で吉野への想いを自覚させられ、さらに「はじまりの樹が葉風の想いを汲みとって吉野の彼女を殺すかもしれない」と言われた事もあり、吉野を諦めようとするが使命感と恋心の間で大きく揺れていく。
魔法の腕は触れ込みに違わず圧倒的であり、鎖部一族が束になっても彼女に敵わないと豪語している。
実際、真広や吉野が使っている高速移動程度ならば空き缶一つで使うことができ、然るべき供物さえあれば防御フィールドを自在に操った攻撃すら可能である。
おい誰だ「ヒロインのクセに触手プレイって」とか言った奴!
口調はやや古風だが、島流しにされて4ヶ月ほど無人島でサバイバル生活してたり、嫌な予感がしただけで見ず知らずであった羽村を蹴り飛ばすなど性格はかなりのお転婆である。
一方ではじまりの樹に守られたある意味「箱入り娘」なので自分の信じた事を疑わず、恋に右往左往して回りが見えなくなるなど良くも悪くも純情な面もある。
現在に帰還後はそれまで信じていたはじまりの樹が世界規模で多数の犠牲者を出すなど疑わしい存在になったこともあり、多少回りにも気を使うようになった。
捻くれ者だらけの本作では比較的まともな方と言えるが、左門にとっては今も昔も変わらない悩みの種である。