概要
CV:小山力也
鎖部一族の魔法使いであり、一応の現頭首。「はじまりの樹が文明を滅ぼすかもしれない」という疑念から鎖部一族最強の魔法使いたる鎖部葉風を無人島へ流し、その後長として一族を率いて「絶園の樹」の復活を目論んでいる。
作中一の長身であり、端正な顔立ちで、赤い長髪を持つ。第2部以降はポニーテールのように縛る事も増えた。
普段は白いスーツに身を包み、日本刀を携えている(が、戦闘シーンは富士山編で仲間割れを始めた吉野と真広に横槍を入れた程度でありほとんど無いに等しい)。
年齢不詳。葉風は「その年で白髪の一本もなくそんなに髪を長く伸ばせるものだな」と語っているため、若く見積っても30代程度かと思われる。
非常に堅実で真面目な性格であり、絶園の樹復活にも細心の注意を払って万全の準備を整えており、葉風との対決も「時間の檻に閉じ込める」という必殺の策を携えた上での行動である。
しかしその堅実すぎる性格が仇となり、不測の事態やちょっとの揺さぶりですぐに動揺してしまう。
また、真面目過ぎるゆえに少しズレている所があり、「吉野の彼女」を予想した際には「人妻」「幼女」などをあげて議論をあさっての方向に向けていた。
富士山麓で真広と吉野に対峙し、始めは事態の主導権を握り計画通りに葉風を屈服させた。
そこまでは良かったのだが、その後真広や吉野が尽く予想外の行動に出たことでその言動に振り回され、醜態をさらすことになる。
その後は早河巧と結託して二つの大樹どちらが正しいのかを見極めつつ、「滝川吉野が絶園の魔法使いなのではないか」という疑いに対し真広を対抗策に使って立ち回ろうとするが、やっぱり予想通りに動かない葉風たちによって振り回されるのだった。
ファンからの扱い
その本編でのテンパりっぷりが話題となり、ガンガン本誌のファンコーナーではネタキャラと化している。
こうしたネタはアニメ放映による知名度上昇と中の人の熱演、力を入れすぎな演出などで更に加速し、「絶園のテンパリスト」と称される程の人気キャラになった。
その点はその後ガンガンで行われた「先輩や上司にするなら早河と左門どちらがいいか」という調査企画で左門が勝利したことからも窺える。
ただし、「左門はすぐにテンパっちゃうから(早河派)」「テンパっている左門をイジりたい(左門派)」など両陣営から散々なコメントが寄せられていた。
その後の左門
大樹による騒動の後、魔法は無くなってしまったが、早河巧の誘いで彼の専属諜報部隊として引き取られ、それを率いる立場となった。
また、ある人物とまさかの結婚も果たしたが、奥さんの方が業界では有名なので、家事や近所付き合いをこなす主夫と化している。
関連イラスト
関連タグ
武神鎧武(劇場版仮面ライダー鎧武):CV.小山力也で巨大な樹を育て果実を飛ばして世界を支配しようと目論む人物。しかも側近はCV.吉野裕行。