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ジェルドの編集履歴

2013-05-17 00:57:35 バージョン

ジェルド

じぇるど

「ジェルド」とは、ファイアーエムブレム暁の女神に登場する人物である。

概説

ファイアーエムブレム暁の女神

物語開始直後に登場する第1部ラスボス。クラスは槍闘士(ハルバーディア)。

常に副官であるアルダーを引き連れている。

主人公ミカヤをはじめとする暁の団が敵対するデイン駐屯軍所属の将軍、

序章での戦闘終了後イベントで初登場し、デイン王都ネヴァサの管轄に就くこととなる。


『上官の命令は全て「すみやか」に「確実」に遂行』が口癖、

おそらく彼自身の信条のようなものではないかと思われる。

冷徹非情な性格で、序章では部下が無能であれば容赦なく手を下し、

さらに次の次章では王都から逃亡しようとした

ミカヤたちを庇ったデイン国民に対しても容赦ない制裁を下す。


元々は、元老院議員ヌミダが持つ公爵軍の私兵。

彼自身は地方貴族の出身であるものの、家柄が重視される帝国社会において

自らの手腕で将軍職を得るなど、ベグニオン帝国においてはかなり異例の存在。




作中での活躍


暁の団を「ベグニオンに歯向かう牙」として早い段階から危険視し、

一度は王都よりの逃亡を許したものの、

後にローラの頼みで領主館に攻撃を仕掛けたミカヤたちに感づき、

領主館を後にした隙を狙い、攫ったローラを餌に暁の団を一網打尽にしようとするも、

ミカヤの行動により未然に終わる。


その後はグライブ監獄にてミカヤたちを捕虜にするも、

サザとブラッドの働きによりまたしても逃亡を許してしまう。


その後はペレアスをはじめ、ミカヤたちも参加したデイン解放軍に対抗する為、

フリーダに釘を刺し、さらにはヌミダを上手く言葉巧みに説得し

大量の武器や装備を増強し、傭兵を大勢雇い入れるなどの優れた立ち回りを見せる。

事実彼の働きにより、解放軍は戦局の劣勢を覆すことができずにいた。


しかしミカヤたち解放軍の活躍は次第に規模を広げていき

ついにはトパックたちの活躍により、

ベグニオンから神使サナキの視察団派遣が決定、

これによりジェルドの命運は決定的なものとなってしまう。



逆境からの抗い


視察団の派遣を知ったヌミダは私兵であるジェルドたちを残しデインを去り、

その後ベグニオンにてルカンへ協力を申し出るも、

最終的にヌミダは自らの罪を私兵であるジェルドら駐屯軍に擦りつけることによって

自身の身の潔白を証明することとなる。

(しかしジェルドたち駐屯軍自体もデインに対し悪事を働いたのもまた事実である)


帝国よりの使者から自分たちがヌミダに切り捨てられたことを悟ると、

ヌミダに対し「それだけの度胸があるなんてな」と嘲笑った。

その後、アルダーの「野盗団にでもなりますか?」という発言に対し、

彼は「そこまでして生き延びたいとは思わない」と返すのだった。


賊として生きる伸びるよりも帝国兵士として死ぬ道を選び、

その道連れとして解放軍…その根源であるミカヤを始末せんと夜襲をかけるのだった。

ミカヤと久々の再会を果たし対峙する、

彼女自身は「自分を殺してもペレアスがいる限り何も変わらない」と言うが、

ジェルド自身はペレアスを「まがい物の石くれ」、

ミカヤこそが「民を惹きつけてやまぬ輝く宝石」と豪語するなど見識眼を見せる。


そしてとうとうミカヤに手を掛けようとするも、

彼にとって最大の誤算ともいえる漆黒の騎士の登場によって失敗に終わる。

「身の程をわきまえよ」


その後漆黒の騎士により覚悟を決めるも、

アルダーがその身を盾とし、彼に変わりその命を落とすこととなる。

その後、今一度漆黒の騎士に立ち向かおうとするもミカヤの説得によりその場を去る…。

が、このミカヤの行動により彼は最後の抗いを引き起こすこととなる。


終章、投石器で王都ネヴァサを攻撃しデイン国民を最後まで苦しめることにより

解放軍を挑発、ペレアスの働きかけにより解放軍はデイン王城にて最後の決戦に挑む。

これによりジェルドは自分たち最後の戦場として解放軍に対し、

生き残った駐屯兵に演説を行い、立ち向かうのであった。


「いいか、おまえたち。

これは俺たちが帝国軍人のまま

死ねる最後の機会だ。▼

ここを生き延びたところで、

数日後には視察団によって

拘束され、そのまま闇に葬られる。▼

ならば、ここで散って

己の終焉への手向けにしろ!▼

1人で最低5人潰せ!

勝利を確信した軍隊ほど

脆いものはない。▼

ベグニオン帝国軍の恐ろしさを

デインの連中の脳裏に

焼き付けてやれ!▼

俺たちは帝国軍人だ!

その誇りを抱いて死ぬがいい!!

行けーーーー!▼」



ユニット性能


ハルバーディアというクラスなだけあり攻守、速さ、魔防とも

全体的にかなりバランスの取れたステータスをしている。

「必殺+5」が付いている為、生半可な幸運のキャラでは必殺率に恐怖することもある。

(これは余談だが、彼の魔防は15とかなり高め。

これは終盤ボスでありハルバーディアの上級職であるホーリーランサーの

ルベールとまったく同じ数値である。その為一部では仮に育ったらルベールより

ジェルドの方が強いなどと言われている)


初登場時は鋼の長槍を装備、

初期位置から動かない為ミカヤの武器レベルの足しにされることがしばしば。


しかし問題は間違いなく終章である。

ジェルド自身直間両用のショートスピアを装備し、調合薬を備え持つ。

そして何より厄介なのが「指揮★★★」(星3)である。

これにより、例え三すくみが有利であろうとも

大して意味を成さない程敵の命中率が跳ね上がり、

だからと言ってもたもたしていると盗賊に宝を盗まれ、

下手に近づけば長弓とメティオが襲いかかり、止めに背後から増援が現れるなど

駐屯軍の本気を見ることができる。


最後


戦いに敗れ最後はミカヤに対し、意味深い言葉を残し戦死する。

これにて彼の活躍は終了するが、後にそんなジェルドたちを切り捨てた

ミカヤはヌミダとの戦闘で僅かながらもジェルドの無念を果たさんと

戦いに挑む戦闘会話を拝むことができる。


「ジェルド将軍は

わたしたちの敵だったわ。

あの人に同情はしない。▼

でもそれ以上に

あなたは許せない!▼」



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ファイアーエムブレム 暁の女神 ミカヤ

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