ホトトギスとは、
ホトトギス(鳥)
ホトトギスとはカッコウ目・カッコウ科に分類される鳥類の一種。漢字表記は時鳥・子規・杜鵑・不如帰など。
特徴的な鳴き声な文学などでよく登場する日本人に有名な鳥。オスの鳴き声が「ホ・ト・…・ト・ギ・ス」と聞こえるらしい。メスは自分で雛を育てず、ウグイスに卵を羽化させ育てさせる(托卵)。ちゃっかりした鳥である。
渡り鳥でもある。
ホトトギスといえば戦国時代を制した三人の天下人の俳句で有名である。
「なかぬなら殺してしまへ時鳥 織田右府」(織田信長)
「鳴かずともなかして見せふ杜鵑 豊太閤」(豊臣秀吉)
「なかぬなら鳴まで待よ郭公 大權現様」(徳川家康)
この句は実際に三人が詠んだものではない。『甲子夜話』という江戸時代の文学で登場する句である。