料理としての定義は非常に曖昧。
概要
縁起のいい方角とは「恵方」と呼ばれているもので、年の十干によって決まっている。恵方巻きとは節分の日にこの恵方に向かって食べる巻き寿司のことである。
毎年複雑怪奇な方角を指定されるが、実は四種類しか無い。
発祥
元々、大坂を中心に関西地域で広まっていた地方の風習で、戦後は一時期廃れていた。
しかし、近年になって海苔製造業者の暗躍の成果かコンビニやスーパーなどの商業展開で全国的に知名度が向上しつつある。
具材
具材に厳密な決まりがあるわけではなく、節分の日に食べる巻き寿司(あえて「太巻き」ではなく「巻き寿司」と表記したい)をこのように呼んでいるといっても良い。
ちなみに当該地域では巻き寿司はちらし寿司に並ぶお祝いの席での定番家庭料理である。
備考
具材は七福神をイメージし7種類が主流だが中には金箔を入れた豪華版も存在する。
なお、全国に広がったのは5~6年前のこと。なので東北地方などで子供のころ食べた記憶が無いというのはもっともな話である。
pixivにおいて
毎年毎年「太くて黒くて硬いアレ」に見立てた絵が投稿されるのはお約束。
正しいけどなんか間違ってる食べ方。