概要
声優は Andrea Libman (台詞)/Shannon Chan-Kent (歌)
日本版は三森すずこ
ギャグ担当ハイテンションアホの子。シュガーキューブコーナー(Sugarcube Corner/お菓子屋)に住み込みでバイト中。イタズラとパーティ（日本版ではハッピーとお菓子）が大好きで、ことあるごとにパーティを開く。歌うことも得意で、ことあるごとに（なぜか）歌う。一見何も考えていないようだが、フラタシャイにはイタズラを仕掛けなかったり、皆の身を案じたりと意外と細かい心遣いが出来ている。さすがパーティアニマル。デザインはG1のペガサスポニー・サプライズ（Surprise）を原作者がアレンジしたものにG3･G3.5に登場する同名のアースポニーPinkie pieの名前とカラーリングを掛け合わせたものである。
本名(フルネーム)は幼少期の回想シーンで『ピンカメナ・ダイアン・パイ(Pinkamena Diane Pie)』と判明。同じシーンで両親と妹二人(灰色の方がインキー・パイ(Inkie Pie)、やや青みがかっているほうがブリンキー・パイ(Blinkie Pie)と名づけられている)の存在が確認されている（ただし、この回想は第1話の歌と矛盾があるので、嘘だという説も存在するが詳細は不明である。）。ピンキーセンスと彼女が呼ぶ一種の未来予知能力があり、体の反応の組み合わせなどで先に何が起こるのかを予知できる。落ち込むと(下の図のように)髪型がストレートになり、(本アニメの対象年齢的に)随分危なく酷く病む。二次創作ではこの病みっぷりから、別人格説が浮上した(この状態をPinkamena Diane Pieと呼ぶ向きもある)。逆にテンションが高いと(普段の)パーマになり、この時にストレートにしても、勝手にパーマになる。
また、空中歩行したり首が長くなったりねじり回ったり、全力で逃げるレインボーダッシュより先回りして現れたりしたり挙げ句の果てには第４の壁を突き破ったりと、謎の能力を多数披露している。要するにカートゥーン的漫画表現やメタ表現が豊富なキャラ。ここぞという時のセリフ回しは非常に独特で、幼児語や俗語や造語を音合わせで大量に駆使して早口で喋る様はたいへんに日本人泣かせ。ちなみに、地上最速(公式公認･作中セリフより)。ガミー(Gummy)と言う歯のない子ワニをペットとして飼っている。エレメント・オブ・ハーモニーにより、属性は『笑顔(The Laughter)』。
こんな彼女でも、赤ん坊の世話では苦戦してたりする（その赤ん坊も相当な高性能赤ん坊だが）。
-二次創作におけるPinkie Pie
- どうしても目立ってしまうのは『ピンカメナ・ダイアン・パイ』や「Cupcake(あるfanficから流行した猟奇パロシリーズ)」系のイラストだが、メタ表現を前面に押し出したイラストが多い。漫画の枠を蹴っ飛ばしたり、「第四の壁」を破って枠外にいることも少なくない。クロスオーバー物ではアメコミ(MARVEL)キャラのデッドプールとよくつるんでいることがある。これは同じメタ発言キャラ繋がりであるのと、S2E14の台詞で飛び出した「チェリー・チャンガ」の元になったメキシコ料理「チミチャンガ」がデッドプールの好物だったため。同じ局で放映中だったTFPのメガトロンと歌で共演するという公式MADな放送局(The Hubチャンネル)のCMに出演した実績(？)もあって、あえて世界観を無視したネタ絵や他作品パロには定評のあるキャラである。
- 原作者によるキャラクターデザインの過程で誕生したピンキーパイの前身であるG4版サプライズは他のG4版G1ポニーと違い、ピンキーパイの人気もあってか没キャラにも関わらず海外には多くのファンアートが存在し、黄色のたてがみと白い翼を持った名無しのワンダーボルト隊員が彼女であるという二次設定が2013年に出版された公式ガイドブックで公式設定となった。なお、外見はピンキーに羽が生え体色が変化しただけでキューティーマークは一緒である。
