マンドリンとは、リュートから派生した、イタリアが発祥の撥弦楽器である。
ここではナポリ型マンドリン(後述)について記述する。
特徴
「しずく型」「イチジクを割った形」等と表現される、バックがまあるいナポリ型マンドリン(ラウンドマンドリン、クラシックマンドリンとも)が一般的である。
弦は8弦4コースの複弦(同じ音の弦が2本ずつ)で、持続音が出せない代わりにトレモロ奏法がある。
調弦はバイオリンと同じだが、弓ではなくピックで弾く。
種類
マンドリン、マンドラ(マンドラ・テノーレ、マンドラ・コントラルト)、マンドロンチェロ、マンドローネをマンドリン属と呼ぶ。
マンドリンオーケストラ
マンドローネを除いたマンドリン属に、クラシックギター(ガットギター)とコントラバスを加えた編成が主である。
少なかれど、マンドローネやフルートが加わったものもある。
関連イラスト
イタリア発祥の楽器なので、ヘタリアのイラストに登場することも。
マビノギにマンドリンという武器がある。
サザエさんでお馴染みのマスオさんはマンドリンを持っている。
関連タグ
PPSh-41 第二次大戦時にソ連軍が使用した武器。日本軍ではマンドリンと呼ばれていた。