概要
妹紅の体力を0にしてスペカを撃破するたびに彼女が爆発・消滅し、直後に光が収束して蘇るというもの。
「パゼストバイフェニックス」のみリザレクションをしないまま発動し、相手の攻撃を受けないスペカにもかかわらず撃破後にこの技を使うが、これは同スペカの設定が『不滅の魂のみの妹紅が自機に憑りつく』というものであり、使用後に肉体を再構成する必要がある為。
妹紅は蓬莱の薬を飲んだことにより不老不死となった人間の為、致命傷を負っても即座に復活することができる。
ただしダメージの蓄積による戦闘不能にはなる為、永夜抄内では無限に戦えることはなく彼女にも残機はある。
同じく不老不死の蓬莱山輝夜と異なり、より『死からの復活』を強調している辺り、妹紅は不老不死と言うよりは『不屈』の人間なのかも知れない。
ZUNは輝夜の「永遠」と対比する形で妹紅の「永遠」について「 泥臭い方の永遠 」としており、「リザレクション」は東方儚月抄でも語られているようなそんな妹紅ならではの生死を繰り返し続けてきた歴史と今まさにの『不屈』を感じることが出来るものともなっている。
永夜抄以後では東方深秘録及び同PS4版においても妹紅に関連して登場しており、弾幕アクション作品である深秘録では「必殺技」として設定されている。さらに深秘録に続く東方憑依華でも同種のアクションが登場している。弾幕アクションでは妹紅は自身のアクションで自分がダメージを負うが、「リザレクション」を行うことでこの「自傷」のダメージと言える部分を回復することができる。
また先述の永夜抄同様「リザレクション」が一連の弾幕構成に含まれたスペルカードも複数披露しており、最たるものの一つとしては<*こんな世は燃え尽きてしまえ!*>(ラストワード)や<「この何度目かの命、燃え尽きるまで」>(PS4版深秘録)、<「この何度目かの命、夢想封印されるまで」>(憑依華、博麗霊夢との完全憑依コンビ時)などがある。
「リザレクション」そのものの登場はないものの同様の生と死を繰り返しながら展開する弾幕のコンセプトは弾幕アマノジャク登場時のスペルカードである<惜命「不死者の捨て身」>などにも見られている。