概要
声 - 森永理科
「ローゼンメイデン」シリーズの第4ドール。
契約者は結菱一葉。服装はシルクハットに袖口の長い白いブラウス、青いケープとニッカーボッカー風の半ズボンを着用。
髪は赤毛に近い焦げ茶色で、前下がりのボブをベースにしたショートカットで、ボーイッシュである。
瞳の色は双子の姉である翠星石同様オッドアイで、右目がエメラルド色で、左目がルビー色。
一人称は「僕」。性格は生真面目で寡黙。その生真面目さ故に辛辣な言葉を発したり、
水銀燈によって右腕を失った真紅に冷たい言葉を浴びせるなど、冷酷な一面を覗かせることも。
翠星石に対しては誰よりも嫌いだが、誰よりも大好きという複雑な感情を持っている。
元々契約者に対して忠実な性格な上、同じ苦悩を抱えている一葉を自分と重ね合わせていることから、一葉に対しては自らの命すら投げ打つ程に献身的であり、非常に忠実である。
ジュンが契約者となった現在も、未だに元契約者である一葉に執心している。
小説「ローゼンメイデン ツヴィリンゲ」では蒼星石と一葉の出会いが詳細に描かれている。
旧アニメ版では生真面目な性格はそのままだが、言葉遣いに棘はみられなくなるなど、穏やかな雰囲気になっている。翠星石とも単純な仲良し姉妹という感じに変更された。
性格が丸くなっているため、アニメからファンになった人は驚くことが少なくないようである。
加えて現代の常識をわきまえているところも見られる、いわゆる常識人のポジションになっている。
契約者は時計屋の店主、芝崎元治。契約者に肩入れする事情が息子を亡くした老人への同情というシンプルな理由になっている。