概要
アカネイア戦記のみの登場人物だったが、新・紋章の謎にも登場。
ダイスの娘。公式イラスト自体は『新・紋章』が初出であり、傭兵業を営んでいるためか女性としては筋肉質な体型。右眼を布で覆い隠している。自身の背丈程もある長大な曲刀が得物。
『アカネイア戦記』では父と共にパレスで用心棒をしていた。男勝りな性格で侵入者が現れたら剣の錆にしてやると意気込んでいたが、ダイスがリカードに買収されたため父に同調してリカード一行に加わる(リメイクされた『新・アカネイア戦記』ではマリスを買収してからでないとダイスは自軍に寝返らない)。
『新・紋章』本編では、物語中盤ダイス共々同盟軍に自分達を売り込み、雇われる。こちらでは口調も性格も男性そのもの(一人称は「俺」)で、歯に衣着せぬ物言いをするが、心根は律儀である。傭兵稼業で幾ら稼いでもダイスが賭博で浪費してしまうため、見世物としての剣技を習得し副業とすることでダイスが使い果たした分の金を稼いでいるという相当な苦労人。自称「安くない傭兵」だが、売り込みの際には貧しいためか父同様金銭感覚が無いのか「590ゴールド以上なら」と、マルスが唖然とするほど安い後払い報酬を要求した。終戦後はマルスから給付された多額の報奨金で武器屋を開き、ダイスとは違い順調な道に進んだようである。なお、幸運のステータスもダイスとは違い、初期値こそ低いものの成長率が高くなっている。
追加コンテンツ「剣に定められた者は剣に」でもダイスとともに最初は敵として登場する。このエピソードで、幼い頃に金欠による空腹のため親子そろって行き倒れていたところをオグマに助けられたことがあるという過去が新たに判明し、オグマと再開してその時を恩を返すため味方となる。