概要
CV:野沢那智
釣り大会が行われた三日月湖で三平三平が出会った「風来坊釣り師」である。
大会の後、同じ三日月湖で三日月湖の主釣りで競うも三平が勝利を収める。その後再会してからは日本国内外で何度となく行動を共にし、三平から兄と慕われるほどの仲となり現在に至る。
フェンシングではオリンピックに出場できるほどであり、基本的にスポーツ万能で、学業も優秀で弁護士資格も持っている。常にサングラスをかけているが、それは少年時に父の釣りに同行した際の事故で右目を失明したためである。鮎川財閥の御曹司だが、父に失明に対する気遣いをさせまいと早くに家を出た。イシダイ編にて、故郷に帰還した際に両親と再会し、わだかまりは解消されたようである。
三平の能力を高く評価し親身に接するが、キャスティングの技に夢中になるあまりその危険性を無視した時など人として好ましくない行動を取った時には厳しく叱り、突き放す事もあった。三平の釣りの技はのびのびとありのままに育てるべきと考えており、必要以上にテクニックを教える事もない他に、他者からの教育の申し出を断る事もある。
登場当初はやさぐれた風来坊の様相で釣りの合間にウイスキーをラッパのみする人物であったが、女子中学生や高校生からのファンレターが多く来たことから、10巻以降は極めて紳士的な人物に変更された。