概要
大きな麦わら帽子がトレードマークの少年のこと。
東北弁で素朴で明るいが、釣りの事になると目つきがかわる「釣りキチ」。
困難な問題に工夫をこらして挑み、様々なライバルや仲間と出会い成長していく。
祖父は三平一平、父親は三平平(たいら)。母親もいたが、幼い兄の一(はじめ)が溺死してしまったショックで三平を早産した後に亡くなってしまう。これにショックを受けた父親は錯乱・失踪してしまい、残された三平は一平から早い内から水に慣らしてやり溺れる事のない様に育てた。
鮎川魚紳を兄と慕っており、幼なじみに高山ユリ(通称ユリッペ)、三平を「人生の師匠」と仰ぐ加瀬正治がいる。
日本各地の奇魚や巨大なカジキマグロ(移送中にサメにかじられ大会では無効)も釣った事もある。
その他には釣りや雪国暮らしのアドバイスを外国人や都会から来た学生にしていたり。
ただ、同年代の父親がいるライバルにはコンプレックスを感じ感情的になってしまう事もある。
義務教育を受ける年齢だが、作中で学業に勤しんでいる描写は敢えて外している。
ちなみに数学と理科といった理系が得意(昭和版より)。
キレイな大人の女性には良いところを見せようと奮闘したり、女性らしく体つきが変化していく幼なじみのユリッペにどぎまぎしたりと年相応に女性に関心もあったりする。