ほら、俺の槍を磨け
概要
原題は「The Lusty Argonian Maid」。日本では「アルゴニアンメイド」だとか「好色アルゴニアンメイド」と呼ばれることも。作者はMorrowindに登場する変態貴族ことCrassius Curio。
The_Elder_Scrollsシリーズに登場する数ある書籍の中でも、特に異彩を放っている怪書である。
簡単に説明すると、人間の貴族である主人がメイドさんに対してあんなことやこんなことを強要するシーンをオブラートに包んで表現した、所謂エロ本。ここまではまだ普通(?)なのだが……
この作品に登場するメイドさんの種族はアルゴニアン。つまり鱗いっぱいなトカゲ人間と普通な人間である主人がふしだらな行為に及ぶ、というマニアックすぎる内容なのだ。まさに誰得。
初出はOblivionであるが、独特な台詞回しやなんともいえない比喩表現から、一部のマニアックな性癖を持つ方々以外にも面白がられ、妙な人気がある。
しかも作中の人々の間でも割りと愛読者は多いらしく、意外な人物の机の中で見つけることができたり、ベッドの枕元に丸まった紙くずと共に置いてあったりする。何してたんですかね…。
Skyrimでは、まさかの第二巻が登場。内容は相変わらずで、「主人のパンをこねくり回し大きく膨らませる」や「膨らませたパンを窯に入れる」といった描写がなんとも言えない雰囲気を醸し出している。
関連イラスト