天下繚乱
てんかりょうらん
2010年に発売されたTRPG。デザイナーは、「カオスフレア」等を手掛ける小太刀右京氏。
正式名称は『天下繚乱RPG』であるが、タグとしてはこちらが主流となっている。
百花繚乱綾錦 超時空時代劇 いざ開幕!
概要
江戸時代を元とした架空の時代、化政時代の日本を主な舞台として、プレイヤー達は英傑と呼ばれる特殊な存在となり、人間に害をなす存在である妖異を討つことが、主な使命となっている。
時代劇らしさと勧善懲悪をテーマとしている。
舞台・世界観
前述の通り、化政時代と呼ばれる時代の江戸が主な舞台となる。史実の化政時代とは異なっており、そこは「時代劇に登場するような江戸時代」であり、厳密な西暦の設定はされていない。
プレイヤーと対立する事となる妖異には、閻羅王という親玉が存在している。織田信長や菅原道真、白面の君といった面々が閻羅王として活動しており、世界征服といった己の野望のために、配下の妖異をけしかけている。
プレイヤーは、侍や忍者などの時代劇らしいキャラクタークラスや、妖怪、天狗、からくり人といった種族クラスを選択する事ができる。他にも、戦国時代や現代といった異なる時代や、他の国のキャラクターが違和感無く存在できるルール、およびクラスが存在しているため、江戸時代らしからぬ雰囲気で遊ぶこともできる。
――そもそも、公式リプレイのプレイヤーキャラクターとしてシャーロック・ホームズが登場しているという点で、内容のはっちゃけぶりがよく分かるだろう。
ゲームシステム
3つまでのクラスを組み合わせるマルチクラス制、2d6+能力値の上方判定、シーン制、エンゲージ制など、SRSの標準ルールを採用している。