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ナスターシャ教授の編集履歴

2013/08/27 02:38:17 版

編集者:ししおー

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CV:井上喜久子

人物像

米国連邦聖遺物研究機関「F.I.S」に所属していた老技術者。

同時に武装勢力「フィーネ」の、事実上のトップでもある。

実験中の事故で身体に傷を負っており、普段は車椅子に乗って生活している。何らかの病を患っており、度々吐血する姿が見られる。

かつてはマリア・カデンツァヴナ・イヴら「レセプターチルドレン」を観察する立場であったが、彼女らに対する愛情は深く、実の孫のように見守っている。

マリア達も同様に、彼女に対して全幅の信頼を寄せており、「マム」と呼んで慕っている。

一方で、世界を相手にした過酷な使命を達するために、敢えて厳しく接することも多い。

F.I.Sでは聖遺物研究を専門としていたが、米国の隠匿していた不都合な事実――すなわち「月の落下」を公表し、無辜の命を救うため、同機関を出奔。

同時に、「新生フィーネ」として覚醒したマリアという研究成果を示すことで、生化学の専門家であるウェル博士を組織に引き込み、武装勢力「フィーネ」を結成した。

(実際にはマリアの身体には、フィーネの魂は宿されておらず、ウェル博士に対する交渉材料としての詐称である)

その後、マリアの出演する音楽ステージ「QUEENS of MUSIC」に乗じて、ライブステージを占拠し、活動拠点としての国土の割譲を要求。

しかしこれは、特異災害対策機動部二課のシンフォギア装者達と、緒川慎次の妨害により、作戦放棄・撤退を余儀なくされてしまう。

その後も、本物の装者と「インチキ装者」の戦力差や、ウェル博士の強引な作戦展開などにより、武装勢力「フィーネ」は敗走を繰り返すことになる。

そして、無理な絶唱を強いられた月読調暁切歌の姿を見たことで、ナスターシャは「自分の考えが間違っていた」と判断。

これ以上マリア達を巻き込むわけにはいかないと、米国政府との講和により、月の落下に対処することを決意する。

しかし、この決断はウェル博士の逆鱗に触れ、ナスターシャは彼に追われる立場になってしまったのだった。

補足

ライブステージ占拠作戦は、領地の確保や月落下の事実の公表などといった具体的な成果を、何一つ得られなかったと見られがちだが、実は間接的とはいえ、ある成果を得ることに成功している。

マリアが「フィーネ」を名乗ったことによって、レセプターチルドレンの生き残りがいることを悟った米国政府が、他のレセプターチルドレンを保護する方向に傾いたのである。

当初、フィーネの魂を受け止められなかったレセプターチルドレン達は、実験の失敗作として、秘密裏に廃棄処分される予定だった。

しかし、マリア達の存在を通じて、その事実が明るみになる危険性を察知した米国は、国際社会からの批難を恐れて方針を転換。彼らは解放・保護という名目で、処分を免れ救出されることになる。

ナスターシャがこのことを意図していたかは定かではないが、マリア達の行動は、1つの「不都合な真実」を暴き、いくらかの「無辜の命」を救うことに成功していたのだ。

備考

ナスターシャという名前は、一般にアナスタシアという名前の愛称として用いられる。

このアナスタシアという名前だが、金子彰史氏の過去作・「ワイルドアームズ セカンドイグニッション」には、アナスタシア・ルン・ヴァレリアというキャラクターが存在している。

更に同作には、アナスタシアの友人として、マリアベル・アーミティッジというキャラクターが登場する。

ナスターシャを支えるマリアが、マリアベルに似た名前を名付けられたことには、何らかの意図があったのかもしれない。

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ナスターシャ教授の編集履歴

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