ビリー・カタギリは、機動戦士ガンダム00に登場する、ユニオン軍の技術顧問である。
人物像
MSWADの技術顧問。『1st』では31歳。
師のエイフマンとともにフラッグの開発に携わった。
グラハムとは公私を問わず付き合いのある親友同士である。曾祖父の代に日本から移民した家系で日系4世。エクシアの性能を目の当たりにし、グラハムとともに対ガンダム調査隊に加わった。
『1st』ではわずかな期間で擬似太陽炉を搭載したフラッグを完成させたほか、『2nd』においては、師が遺したGNドライヴに関するメモを基に、擬似太陽炉によるトランザムシステムを独自に開発するなど、技術者としての能力はきわめて高い。
スメラギに対しては、ユニオンの大学で同窓であったころから長年に渡り一途な好意を寄せていた。『1st』では、彼女の関心を引くために、シミュレートプランと称して軍の作戦計画を教えてしまうなど、軍人失格に近い行動も見られた。
『2nd』までの2年間は、失意から酒浸りの毎日を送るスメラギとともに暮らしていた。しかし刹那からスメラギがCBのメンバーであることを知らされたことで、一転して深い憎しみを抱きリボンズの軍門に下ってしまう。自分が一方的に軍の情報を送り付けたにも拘らず、スメラギは自分を利用し想いを踏み躙ったのだと思い込んだ。
2ndシーズン
その後はMS開発主任としてアロウズに参加し、旧知の間柄であるブシドー(グラハム)のために、マスラオやスサノオといった強力なMSの開発を精力的に推し進め、CB打倒に執念を燃やした。
最終決戦ではイノベイターに協力し、特攻用MSガガにトランザムシステムを組み込んだほか、自らオートマトンを率いてプトレマイオス2への突入も行なった。艦内で対峙したスメラギに対し、イノベイターによる支配が恒久和平を実現するのだと主張したが、トランザム・バーストによってスメラギの心からの謝罪の気持ちを知り、また、自身のスメラギへの変わらぬ想いに気づいたことで和解することができた。
戦後は連邦軍でイノベイターの技術の研究とともに、次世代主力機の開発を行っている。