CV:小西克幸
人物像
船団都市「ガルガンティア船団」で機械の整備・修理業を営んでいる青年。20歳。
リーゼントがトレードマークでよく櫛で整えている。
髪を下ろすと亡き兄と似た髪形になる。
ベローズが海底から引き上げたチェインバーを解体して調べたがっていた。
ベローズとはよく喧嘩する仲だが、険悪という訳ではない。
また、チェインバーを「ブリキ野郎」の愛称で呼ぶ。
仕事に対して不真面目だが、強い野心と冒険心の持ち主で、片手間でサルベージ業も行なっているが、本人は水に潜れない為、レドとチェインバーを引き入れようとしていた。
陽気な性格の持ち主だが、その一方で「クジライカ」の巣をサルベージしようとして兄を喪った過去を持つ。
当初こそレドに対する敵愾心を露にしていたが、彼が海賊を撃退した事で次第に心を開いていく。
レドが職を探せずに難儀している際には(自分が仕事をサボるついでにではあるが)焼肉パーティを開催して彼を励ますなど、それ相応の優しさを見せる兄貴分。
また、肉を焼く為のプレートが停電で使えなくなった際にチェインバーの装甲を使って代用する事を思いつくなど、思考も柔軟。
レドが「クジライカ」と交戦して殺傷したという情報を聞いた際には、クジライカの巣の奥に眠る「お宝」と、自身の兄の敵討ち目的でレドとチェインバー、多数の賛同者を引き連れて船団から離別した。
その後、チェインバーの活躍によってクジライカの巣を占拠するも、そこから引き上げた技術を独占すべしという考えを抱き、自らを「霧の海のピニオン」と名乗り他の船団を威圧する行動を見せるが、クーゲル率いる船団に体よく利用され、船団も接収されてしまう。
しかし、ラケージによってガルガンティア船団が狙われている事を伝えられ、反乱を起こす。その際に発掘した兵器を用いてチェインバーを援護している。
機械に関する知識については、ヒディアーズの巣からサルベージされた兵器を修理してみせた事からストライカーに評価されている。
余談
最期は、結局ガルガンディア船団に復帰することに。
ベローズと仕事の打ち合わせ中にラケージが彼にちょっかいを出すところが確認。
それをマイタが面白くなさそうに見ている辺りから「三角関係」あるいは「修羅場」臭い雰囲気を残していった。