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プロレタリア文学の編集履歴

2013-11-04 17:02:30 バージョン

プロレタリア文学

ぷろれたりあぶんがく

日本の戦前期の文学の潮流の一つ。

社会主義思想や共産主義思想に基づき、労働者階級の立場に立って書かれた文学のこと。主に日本の戦前の文学を指す。他の国の同種の文学は「革命文学」と呼ばれる。


そのテーマ上学校教育等で触れられる事はまずなく、今では『蟹工船』(小林多喜二)の名のみが広く知られている。しかし、工場労働者の蜂起を描いた『太陽のない街』(徳永直)、非合法時代の共産党活動を描いたサスペンス調の『党生活者』(小林多喜二)、社会の底辺を生々しく描いた『淫売婦』『セメント樽の中の手紙』(葉山嘉樹)、反戦をテーマにした『渦巻ける烏の群』『武装せる市街』(黒島伝治)など他にも傑作は多い。


プロレタリア文学は共産主義のプロパガンダ扱いされ(ある意味ではその認識は間違っていないが...)、正当に日本文学史上に位置づけられていないが、もっと評価されるべきではないだろうか。

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