概要
フォンウ達一家の上階に住む新興宗教団体の教祖。詐術に長けた胡散臭い女性で、娘の病状に悩むフォンウを騙し多額の寄付をさせた。慈孤觀音という霊蛇の化身を偶像崇拝しており、彼女の信者の家には必ずこの神壇がある。のちに複数の信者から詐欺で訴えられ夜逃げした。
祈祷と布施の甲斐もなく、メイシンの病状が悪化の一途を辿り追い詰められたフォンウは、ホー先生の甘言に唆され、メイシンを浴室に閉じ込める荒療治を行い、結果死に追いやってしまった。
つまり、今作における最大の元凶と言えよう。
なお、ARGで明かされた資料によると、1987年10月17日(事件発覚から数日後)に陸心会が「陸心助法会は支部を承認しないし、信者の“私的な活動”にも干渉しない。新聞で取り上げられた事件に関わった慈孤壇所とも関係がない」という声明文を出した事が窺える。事件が「失踪」と扱われたらしき事も含め、尻拭いのついでに、フォンウら父子ともどもホー先生も内密に「処理」された可能性もある。