NS-1とは
50ccバイクでありながら フルサイズのフルカウルバイクである。
略称はエヌワン。
NSRのようなレーサーレプリカに憧れつつも、二輪免許を持っておらず、NSR50のような小さいサイズでは満足できないという人がチョイスする。
ライトユーザーからヘビーユーザーまで
また、通常タンクと思われている部分は実はメットインであり、ヘルメットはもちろん、多少の荷物を積み込むことが出来る。
レーサーレプリカであるにもかかわらず 買い物にも使えるという生活力があるバイクでライトユーザーにも好評。
もちろん レース車両としても使われる。
2ストロークエンジンはNSR50/80と同型であり、ほぼ同じチューンをすることが可能。
ただし、NSR50より車体が大きいのでその分タイムロスに繋がりやすい。
ヘビーユーザーになるとメットインの中にワンオフガソリンタンクを仕込み、ダミータンクがダミーでなくなる改造をするユーザーもいる。
エヌワン小僧という単語が生まれるほど人気を博し、改造パーツが豊富である。
しかしながら2ストなので1999年に生産中止になった車両のため、部品点数が少なくなってきている。
前期型
全体的なイメージはNS一族のNSR風。
後期型
アッパーカウルのデザインがRVF400風に変更される。
たまに前期型なのにアッパーカウルだけ後期型になっている改造車両がある。
その逆は本当に見かけない。
中身は後期型、アッパーカウルだけ前期型
上の説明のようになかなかお目にかかれない。
NSR75
ヨーロッパ仕様のNS-1。
NS-1のフレームにNSR80のエンジンを載せ、メットイン(ダミータンク)は本物の燃料タンクになっており、二人乗りが出来る仕様である。
外見がNS-1なのにNSRというステッカーが付いていたらこれである。