ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

NS-1とは編集

1991年発売。

50ccの原付でありながら、排気量を感じさせないフルサイズの車体を持ったレーサーレプリカ風のバイクである。

ツインスパーフレームや前後ディスクブレーキなど豪華なパッケージングで、素人目には普通二輪クラスのバイクと見分けがつかない。

略称はエヌワン。


二輪免許を持っていなくても乗れるスポーツバイクとして、登場時279,000円という高価格にもかかわらずヒット車種となった。

カタログのキャッチコピーは「みんな、大物ルーキーだ!」「みんな大きくいこう!」という、本車種のキャラクターをよく表したものだった。


ライトユーザーからヘビーユーザーまで編集

一般的なバイクで燃料タンクに位置する部分は実はメットインスペースであり、ヘルメットはもちろん、多少の荷物を積み込むことが出来る。

スポーツバイクなのに買い物にも使えるという利便性の高さを持つ。

ちなみに本物の燃料タンクはシートカウル内にあり、ライダーの背後に給油口が付いている。


搭載する2ストロークエンジンNSR50(Nチビ)と同型で、ほぼ同じチューンをすることが可能なため、レースでも一定数が活躍した。

ただし、原付としては無駄に車体が大きいので、小柄なNチビの方が速い傾向にあった。


ヘビーユーザーになるとメットインの中にワンオフガソリンタンクを仕込み、通常のバイクと同じような姿に改造する例もあった。

パーツメーカーのモリワキがNS-1をベースに製作したレーサーマシン「MH80R」はこの形態である。


エヌワン小僧という単語が生まれるほど人気を博し、街乗りから峠の走り屋にまで幅広く愛されたが、排ガス規制とホンダの2ストローク廃止により1999年に生産中止となった。

販売台数の多さと2ストローク不人気から、生産中止直後は中古車の投げ売りが目立ち、この頃にネイキッドや族車くずれに改造された個体も多い。

現在では2ストローク市場の高騰により、程度の良い中古車には新車価格以上の高値が付くことも珍しくない。


前期型編集

NS-1

全体的なイメージはNSR風。


後期型編集

NS-1

アッパーカウルのデザインがRVF(400/RC45)風に変更される。


NSR75編集

ヨーロッパ仕様のNS-1。

NS-1のフレームにNSR80のエンジンを載せ、メットイン(ダミータンク)は本物の燃料タンクになっており、二人乗りが出来る仕様である。

外見がNS-1なのにNSRというステッカーが付いていたらこれである。

関連記事

親記事

本田技研工業 ほんだぎけんこうぎょう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 117123

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました