概要
ヴァリアントアーマーと呼ばれるロボット兵器を動かしながら、ライア公国軍の秘密兵器を破壊することが目的のベルトスクロールアクションゲーム。特徴としては敵が落としたパーツを取ってヴァリアントアーマーを改造したりする、スピード感、敵をなぎ倒す爽快さ。緻密なグラフィックと全体攻撃の超メガクラッシュなど派手な演出が売り。
難易度は高めだが、カスタムパーツの性能と、敵の出現場所とアルゴリズムを把握していればノーコンティニュークリアは可能。2人(筐体の設定で3人)同時プレイが可能で、複数プレイ時に合体用トランシーバーを拾うと、ボス戦時に大型ロボに合体することが出来る。
ブロディアをはじめとするメカデザインに好評を受け、後年同社が手がける対戦格闘ゲーム「サイバーボッツ」で再登場する。そちらが有名となりブロディアに至っては『MARVEL vs. CAPCOM』シリーズや『超鋼戦紀キカイオー』にも登場している。格ゲーファンには「ジン・サオトメの愛機ブロディアの初出作品」と言えば分かりやすいかもしれない。
操作方法
八方向レバーと3つのボタンで操作する。ボタンはAボタンで攻撃、Bボタンでジャンプ、Cボタンでサブウエポンを使用する。
ダッシュ攻撃(ダッシュ中にAボタン)など、基本的な操作はカプコンベルトアクションシリーズに順ずる。本作では新たにAボタン押した直後にレバー進行方向でリーチの長い攻撃が出せる。
Cボタンのサブウエポンは、弾数制限があり、同じ種類のサブウエポンを拾うとリロードが可能となる。サブウエポンを使ったうえで通常攻撃という連続技も可能。(例えとして、バルカン数発撃って敵がひるんだ直後にドリルアームでガリガリ削る連続攻撃など)
緊急回避のメガクラッシュは2種類あり、通常版【メガクラッシュ】(AB同時押し)は体力を若干消耗するが自機の周囲にバリアを張る。全体攻撃版【超メガクラッシュ】(BC同時押し)は体力をかなり消費するが画面全体の敵に大ダメージを与える。
自機、キャラ紹介
AEX-10M ブロディア(バランスタイプ)
・パイロット
ジェフ=パーキンス中尉(コールサイン:ラッシュ)
SVA-6L レプトス(攻撃リーチタイプ)
・パイロット
レイ=ターナー大尉(コールサイン:ジャスティス)
AEX-10H ガルディン(パワータイプ)
・パイロット
グレン=リード少佐(コールサイン:グレイ)
AEX-12J フォーディー(スピードタイプ)
・パイロット
サラ=ホワイト少尉(コールサイン:セイレーン)
敵キャラクター
※ボスキャラのみ紹介。
ワーロック
・全身黒ずくめの二足歩行型VA。ライバルキャラのアズラエルが乗り込む。ステージ1、ステージ5(中ボス)、ステージ6で登場し、そのたびにパワーアップしてくる。
アグミス
.ステージ2のボス水中戦用タコ型VA。脚を高速回転させての突撃や、スクリューで水流を操りつつの魚雷攻撃を仕掛けてくる。
ヘリオン
.ステージ5ボス。ヘリコプター型から人型へと一定時間で変形し、空中機雷散布や急降下攻撃など多彩な攻撃手段を持つ。
マザーブレイン
・ラスボス。サイボーグ兵士を統率する黒幕。
隠し要素
開幕武器チェンジ
ラウンド開始時(通信係のメッセージが終わり、ラウンド名が表示される画面)で、
特定の方向とBとCを押したままにする事で、武器を変換する事が可能。
アームパーツ
上 デスドリル
下 チェーンスパーク
左 レーザーブレード
右 フォースクロー
銃火器
右下 レーザー
右上 ミサイル
左上 ボム
左下 火炎放射器