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インターネット百科事典

いんたーねっとひゃっかじてん

インターネット百科事典は、インターネットでアクセスできるデジタル百科事典である。現在見ているpixiv百科事典も、これの一つである。
目次 [非表示]

概要

オンライン百科事典ともいう。書籍の百科事典と比較してのメリットは、テキスト検索が行える事、保存に必要な物理的スペースが書籍に比べて小さい事、スマートフォンなどから気軽に閲覧できる事、技術の進歩に合わせて動画やプログラムなど新しい情報の提示方法を取り込んでいける事などがある。また、SNSなど外部サービスと連動することもできる。


紙の辞書のコンテンツを転載し、外部からは編集できないものもあるが、Wikiのシステムを使用しているものは不特定多数のユーザーが共同でコンテンツを作り上げている。


ユーザー参加型のインターネット百科事典

ピクシブ百科事典ニコニコ大百科のように独自のWikiシステムを使った百科事典サービスのほか、個人でもatwiki(@wiki)wiki3Wikipediaとほぼ同仕様のShoutWikiのようなサイトや、MediaWikiソフトウェアを使って比較的簡単にサービスを立ち上げることができる(Wikiの項目を参照)。


サイトの編集者は基本的にただのマニアに過ぎない。にもかかわらず検索サイトでの順位が高いため、恣意的な編集をするだけで非常に効果的な扇動が出来てしまう。日本で有名なところではスマイリーキクチ事件東海林のり子宮崎勤デマ事件などがある。そのSEO力の強さを悪用してWikipediaのコピーサイトを立ち上げたり、ピクシブ百科事典を自社製品の宣伝に利用する(これは規約違反に当たる)者も少なくない。


ピクシブ百科事典では外部サイトから引用した記事も多く立てられている。ただし著作権侵害になる場合があるので注意が必要(逆も同様)。


主なオンライン百科事典

統合型オンライン辞書(百科事典コンテンツを含むもの)

  • goo辞書(NTTレゾナント)
    • 国語・英語・四字熟語など30以上のオンライン辞書を一括検索する統合型オンライン辞書。百科事典項目はWIkipediaと連携している。
  • コトバンク(朝日新聞)
    • 講談社小学館朝日新聞出版の各社が提供するものを核に、100以上の百科事典や辞書、専門事典を串刺し検索する統合型オンライン辞書。
  • Weblio(ウェブリオ株式会社)
    • 多数の辞書や用語集を一度に検索する統合型オンライン辞書。簡易翻訳機能もある。
  • OxfordLanguages(Google)

ユーザー参加型のオンライン百科事典

Wikiの項目も参照。

ピクシブ百科事典事務局です

    • ここ。Pixivの付属サービスで、イラストなどの作品につけられたタグの解説サイトとして開設された(現在はタグのない記事も作れる)。Pixiv会員のみ編集ができる。Pixivの豊富なイラストが使えるのが強みで、ジャンルを問わず多数の記事があるが創作関連(商業・同人とも)が特に強い。Wikipedia的な固い解説からファンの思い入れを込めた熱いトークまで、何でもありのゆるい気風がある。ただし、規約で「虚偽の内容の情報」は禁止されているため、アンサイクロペディアのような「ネタ記事」を作るのは基本許されない。現在ではpixivのタグとの関連付けは必要とされていないが、タグが無い記事乱立するのを嫌うユーザーもいる。また、自作イラストを記事に貼るような行為は(ガイドライン等で禁止されているわけではないが)記事の私物化と見なされ歓迎されない。
    • 記事の編集についてのガイドラインが2023年3月まで存在しなかった上、運営のやる気が微妙なことによって編集合戦が頻発している。記事付属のコメント欄があり、ここで議論がなされるが、多くの記事では機能していない。人気のアニメや特撮に関しては更新速度が非常に早く、ネタバレ上等で事細かに放送内容が書き込まれたりする。ガイドライン上は「リーク・フライング記事」や「18歳未満の閲覧が不適切な記事」の作成が禁止なのだが、あまり守られておらず、成人向けの記事や残虐ネタを扱った記事に至っては野放しなのが現状である。
    • colorや脚注がないなど書法が少ない、検索エンジン避け(__NOINDEX__)やリダイレクト(転送ページ)やコメントアウト(Wikipediaでいうところの「<!--ここに隠したいコメント-->」)の機能がない、メイン画像を複数設定できない、などシステム面の不備が多い。編集競合を処理できない、記事の新規作成時にプレビュー画面から編集画面へ戻ると親記事との紐付けが消える、記事名において半角英数の大文字と小文字を区別できない、などの明らかな欠陥も放置されている。
  • ウィキペディア(ウィキメディア財団)

センシティブな作品

    • MediaWikiを用いた百科事典サイト。英語日本語を含む300以上の言語で展開しており、Wikiサイトとしては世界的に最も有名と思われる。「中立的な観点」「独自研究の禁止」「検証可能性」「大言壮語はしない」などの厳格なルールが存在し、方針に従わない形で記載された記述は、(たとえ出典が明記されても)正誤関係なく基本的に削除する。このルールのお陰で他のWikiサイトに比べれば信頼性が担保されているのであるが、それでも明らかな間違いや偏向した記述も散見される。
    • ウィキメディア財団が利用者からの寄付金(任意)のみで運営している。姉妹サイトに辞書である「ウィクショナリーニュースを扱う「ウィキニュース」などがある。企業運営のWikiサイトFandomはWikipedia創設者のジミー・ウェールズが関わっているが、ウィキメディア財団の関連プロジェクトではない。
  • アンサイクロペディア

アンサイクロペたん/Uncyclo-tan/偽基百科娘

    • ウィキペディアのパロディサイトネタを挟んだ記事を書くことが許容される(むしろ強要される)サイト。そのユーモアを運営サイドに認められなければ速攻で削除される、また似たような内容の記述が複数の記事で重複すると「整理」「掃除」などと称した大規模な削除大会が開催されるなど、一見ふざけているようで実はとても厳格な文化があるサイト。しかしネタとdisの区別がついていない記述も多い。
    • 2000年代の終わりに隆盛期を迎えた。だがルーデル栄村大震災の記事が下手に反響を呼んでしまった影響でネタ要素の薄い記事が増え、それがサイトの作法を理解しない新規ユーザーの大量流入につながり、古参ユーザーの疑心暗鬼と荒らしへの過剰反応を生んだ。
    • さらに管理者の暴走により大半(99%以上)の編集者が「LTA」の烙印を押されてブロックされてしまい、アクティブユーザーが激減。一頃は「古参の馴れ合いサイト」と揶揄される惨状を呈していたが、2020年に問題の管理者の権限が剥奪されることで収拾した(神の鉄槌)。サーバーが貧弱で異常に重いことでも知られているが、ユーザー数の減少のためか過去ほどではない。
  • ニコニコ大百科KADOKAWA

ニコニコ動画 その1

    • ニコニコ動画の付属サービス。ニコニコ動画・ニコニコ静画のタグ解説記事が中心で、規約が緩くサブカルチャー関連が特に強い、記事の体裁が多種多様、ネタ混じりの記述も多くあるなど、ピクシブ百科事典に似た特徴がある。ただし、こちらはプレミアム会員でなければ新規記事の作成・編集が行えない(要するに有料)ので、ピクシブ百科事典ほど編集合戦は起きないが、逆に記事の私物化や間違いの放置、過疎化にもつながっている。また、ピクシブ百科事典とは異なり、成人向けの記事や虚実入り混じったネタ記事、自演記事等の存在が認められており、「未成年の閲覧注意」や「チラシの裏」バナーがある。初代開発者も「客観的事実と異なる記述」や「自分自身の記事」の歓迎を明言している
    • 2010年代後半以降は記事の更新頻度の低下が目立つようになり、記事に付属する掲示板を中心とするコミュニティサイトとしての側面が色濃くなりつつある。掲示板では記事に関連する雑談がなされているが、時として直接関係のない話題に脱線する。アンチ書き込みとの論争や記事の間違いの指摘や内容の是非についての論争が激化して荒れることもある。荒れた場合はプレミアム会員のみに書き込みが制限される。
    • 他サイトに比べHTMLの記法が充実している。サイト自前のMMLやペイント機能があり、これらを使った投稿ができることから、かなり凝ったデザインの記事も多い。アンサイクロペディアほどではないがサーバーが重く、待った挙句503エラーが返ってくるなどのトラブルが出ることもある。
  • 萌娘百科

センシティブな作品

    • 端的に言えばピクシブ百科事典、ニコニコ大百科やアニヲタwiki(仮)の中国版。
  • ナムウィキ

4月5日 植木日

    • 端的に言えば韓国のピク(以下略

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