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ガノンドロフ

がのんどろふ

ガノンドロフとは、ゼルダの伝説シリーズに登場する魔王。同シリーズに登場する魔王「ガノン」の人間時の姿。力のトライフォースの持ち主。
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概要

曰く魔盗賊黒き砂漠の民大魔王力を支配する者光と影を統べる王
ゼルダの伝説シリーズの多くにラスボスとして登場する。ハイラルの秘宝トライフォースを狙う大悪党。その過程でゼルダ姫をさらう展開が多く、マリオシリーズにおけるクッパに近い存在。
邪悪なる魔力に圧倒的な力を持ち世界を手中に収めんとする野望を持つが、一方でパイプオルガンの演奏が上手く、燃え上がる野心は砂漠の不毛な大地に生まれたが故の憧憬でもあり、力による支配は盗賊団の王として奪い奪われながら力ある者だけが生き残る弱肉強食の砂漠の掟を体現したものでもある。
2017年3月1日発売の『ゼルダの伝説 ハイラル百科』によると、宝石はトパーズを好むらしい。時のオカリナにおいて魔獣と化したガノンの剣にはトパーズがあしらわれている。

ネット上では「ガノンド“ル”フ」と呼ばれることも多いが
これは間違いで、「ガノンド“ロ”フ」が正しい。
(逆に、同じく任天堂のスターフォックスシリーズのボス「アンドルフ」は、「アンド“ロ”フ」と呼び間違われることがある。もっとも、英語の綴り的にはどちらも-dorfではある。)

大魔王ガノンドロフ

最終決戦


時のオカリナにて初登場。育ての親は、双生魔道士ツインローバ
100年に一度しか生まれないゲルド族の男で、ゲルドの王になる資格を持って生まれた盗賊王。しかし彼はそれに飽きたらず、ハイラル王家の家臣となって王家の秘宝を奪い、聖地のトライフォースを手に入れ世界の王になろうという野望を抱く。そしてリンクマスターソードで聖地への扉を開いたのに乗じて聖地に侵入し、トライフォースの一つである「力のトライフォース」を強奪する。

その圧倒的な力で瞬く間にハイラルを征服すると、残る勇気と知恵のトライフォースを手に入れるため、勇気のトライフォースと共に七年の眠りについたリンクの目覚めを待ち、勇者をあえて放りおくことでいつか必ず勇者の前に現れると見越していた知恵のトライフォースの持ち主、ゼルダ姫を計画通りに捕らえる。しかし、リンクが事前にゼルダ姫から闇の力を払う光の矢を授かっていたことが災いし、大魔王は勇者を倒すことができず敗北。城の崩壊に巻き込まれながらも生き延び、力のトライフォースを暴走させることで魔獣「ガノン」に変身。本当の最終決戦へと突入する。

なお、リンクとゼルダは作品ごとに別人(例外あり)だが、彼は任天堂公式ガイドブック「ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説大全」により、トワイライトプリンセスで死亡したガノンが輪廻した存在である4つの剣+のガノンを除き、すべて同一人物であることが明かされた。ただし、時のオカリナから時空が3つに分かれるため、すべてがまったく同一のガノンドロフというわけではない。

一人称は作品によって異なり、
時のオカリナでは「オレ」もしくは「オレ様」
風のタクトでは「ワシ」
トワイライトプリンセスおよびゼルダ無双では「我」
となっている。

風のタクト

希望の価値


「時のオカリナ」でガノンドロフが倒されたあと、長い年月を経て封印を破り、再度復活を果たしたもの。賢者たちを殺害してマスターソードの退魔の力を封印すると、魔獣島を拠点として魔物たちを指揮し、大怪鳥ジークロックを使役することでゼルダ姫を探し、ハイラル復活のためトライフォースを集めていた。
やがてリンクが勇気のトライフォースを集めガノン城に乗り込んだことで、リンクを返り討ちにしてトライフォースを完成させるが、ハイラル王が先に触れて願いを叶えたことでハイラルを手にする野望は成就されなかった。そこで決着をつけるべくゲルド流の二刀流の剣技を駆使してリンクとゼルダに再び戦いを挑むが、二人のトリックプレイによりガノンドロフは敗北。マスターソードに貫かれて石化し、ハイラルもろとも永遠に封印された。

トワイライトプリンセス

蘇る魔王


「時のオカリナ」のリンクがガノンドロフを倒して元の時代に帰り、ゼルダに7年後におこることを伝えるシーンで時のオカリナの話が終わるが、これによりガノンドロフのもくろみは失敗し、影の世界に追放された。
影の世界をさまよっていた怨念は現地の野心家であったザントに宿り、彼を利用して光の世界を攻め、ハイラル城を奪い拠点とする。
戦闘では最初ゼルダの肉体に憑依し、続いて魔獣ガノンに変身、以降は本来のガノンドロフとして平原での騎馬戦→一騎打ちという4連戦。一騎打ちでは剣を抜いて戦う。最終的にリンクによってマスターソードに貫かれ、死を迎えた。

スカイウォードソード

Skyward Sword: Final Showdown


ガノンドロフが誕生した「時のオカリナ」の時代よりはるかに昔の物語であるため、直接的には登場していない。
しかしながら、ここに登場する魔王「終焉の者」が、後の時代にガノンドロフとして転生する存在であると考えられうる描写がなされている。威厳ある風貌やセリフ回しにも、ガノンドロフを想起させる部分が多く(身体的特徴で言えば、大きな体躯、赤く燃え盛る頭髪、額のキズなどが挙げられる)、事実「ハイラルヒストリア」において、終焉の者担当デザイナーは「ガノンドロフとの関連性を持たせるために髪を赤く燃えがらせた」と説明しており、両者の関連性が裏付けられている。
後述する無双シリーズとのコラボ作品「ゼルダ無双」では、ガノンドロフのデザインや武器、一部の技などに終焉の者のテイストがふんだんに盛り込まれている。
終焉の者自体は、ハイラルの地をトライフォースによって魔族の世に変える野望を抱く魔王。

ガノン

Link and Ganon Tshirt design


ガノンドロフが変身した姿。「ゼルダの伝説」初代からこの姿で登場し、以降5作目の時のオカリナまで「ガノンドロフ」は登場しなかった(ガノンドロフという名前だけは3作目の神々のトライフォースで登場している)。
トライデント(三つ又の槍)を扱う二足歩行のイノシシの魔物(初代やトライフォースではどちらかというとそのもの)の姿をしている。しかしトワイライトプリンセスでは、四足歩行の「魔獣ガノン」という姿で登場する。外見的にはこちらのほうがよりイノシシに近い。

スマブラシリーズのガノンドロフ

大乱闘スマッシュブラザーズDXで隠しキャラとして初登場。
DXでは『時のオカリナ』仕様、Xおよび3DS/WiiUでは『トワイライトプリンセス』仕様のデザインになっている(これは他のゼルダキャラも同様)。
forWiiUでは、ついに初プレイ時から使用できるキャラとなった。

スピードが鈍い反面、パワーに優れ、かなり重く吹っ飛びにくい体質である。暗黒の力を使った攻撃を得意とする。
DXではキャプテン・ファルコンのコンパチキャラであったため、ほぼ同じモーション(前空中攻撃のみ全く違うものとなっている)であったが、Xではモーションが大幅に変更されたため、単なるコンパチではなくなった(それでも一部のワザやモーションはファルコンのものと共通する)。
コンパチ元のキャプテン・ファルコンがテクニックに優れているのに対し、ガノンドロフは力だけで相手をねじ伏せる。その圧倒的なパワーと鈍重なフットワークは一対一の勝負より乱闘向きといえよう。
このパワーのためか競技場(とくにホームランコンテスト)ではエース的存在であり、一人だけ異常な記録を叩き出す。ある意味魔王の名に相応しいと言える。

闇の魔力を込めた拳を放つ、当たればほぼ一撃必殺の魔人拳はスマブラにおけるガノンドロフの代名詞である。DXではファルコンパンチと同様にストレートパンチだったが、Xからは裏拳となっており、ワザ発動直後に背後方向にスティック入力をすると振り向いて攻撃する。この振り向き魔人拳はホームランバットを凌駕する攻撃力とふっとばし力を誇る。
3DS/WiiUでついに魔人拳にスーパーアーマー効果が追加され、攻撃を受けても怯むことなく強引に拳を繰り出せるようになった。

原作では芸術を好み魔法を駆使する知的な一面があったが、キャプテン・ファルコンのコンパチとしての登場だったため、体術を駆使したパワーファイター的な扱いになってしまった(原作に存在した武器での攻撃や魔法弾を飛ばす攻撃などがない)。なお、Xで実装された最後の切りふだでは、魔獣ガノンに姿を変えて敵に突進する(3DS/WiiUでも同様)。

原作で使用した剣はアピールする時に見せびらかすだけで、戦闘中は一切使用しない。スマブラX公式サイトでも「使えよ!」とツッコまれている。
しかし、最新作スマブラ3DS/WiiUではキャラクターカスタマイズで剣を使った攻撃を行えるようになり、これにより(オフライン、フレンド対戦および大会モード限定ではあるが)遂にスマブラで剣を使って闘うガノンを拝むことができるようになった。ただし、使用できるのは魔人拳のカスタマイズ版である"魔人剣"のみ。"魔人剣"は剣を取り出しながら魔人拳を繰り出すことでリーチを伸ばす攻撃で、モーションは魔人拳と殆ど変わらない。ゲームバランス上仕方の無いことなのだが、リーチが伸びる分威力が落ちてしまっている(一応発生が早く、剣先を当てれば強くふっとばせるうえ、シールドも大きく削ってくれるので弱いということでは無い)。

ちなみに、Xではオタコンが「“魔王”と呼ぶのにふさわしい」と彼を危険視しており、スネークも「こんな奴を相手にして勝ち目はあるのか?」と疑問視していた。彼がいかに凄まじい覇気を放っているかがよくわかる演出であると言えよう。
更にピットは「見るからに悪そうな魔人」、ナチュレは「ゼルダやリンクがいるハイラルを、幾度なく窮地に追い込んだ張本人」「比類なきパワーには要注意」と評価している(WiiUの無線より)。

ゼルダ無双でのガノンドロフ

ガノンドロフ


使用武器:大剣・トライデント(3DS版追加武器)
シアを陰で操っていた真の黒幕としての登場。勇者リンクに執着するシアの心の闇につけ込み陰で操り、魂のかけらを回収していた。3つまで回収したところで実体化、トライフォースを持つシアを襲ったが返り討ちにあい失敗。やがてシアが倒された頃、最後のかけらが解き放たれたことで大魔王として完全復活を遂げ、ザントギラヒムの二人を従えながら、ゲルド砂漠を拠点にトライフォースの強奪と世界征服を目指し動き出す。
大剣による二刀流をメインに、闇の力を駆使して戦う。
プレイヤーキャラクターとしても登場し、レジェンドモードではガノンドロフ編で彼を操作することになる。

ゲームの仕様上、最初はレベル1の状態で操作することになるのだが、圧倒的なパワーで相手をなぎ倒していく様は圧巻。
誰が呼んだか、ガノンド呂布

担当声優

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