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ハリー・ポッターの編集履歴

2022-03-28 23:24:06 バージョン

ハリー・ポッター

はりーぽったー

J・K・ローリングのファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズの主人公。

演:ダニエル・ラドクリフ

CV:小野賢章(吹替 全7作通じて)

矢島晶子(ゲーム版1、2作目)→山口勝平(3作目)→山本泰輔(4作目)


注意

ハリー・ポッターは作品名としてのタグが多くキャラのハリーのタグとして機能していないため、彼の単独イラストには生き残った男の子タグを付けるのが最も検索の利便性を考慮している

「ハリー・ポッター シリーズ」全体としては→ハリポタを参照。


概要/プロフィール

ウィザーディング・ワールドの「ハリー・ポッターシリーズ」の主人公。物語のほとんどは彼の視点で描かれている。


フルネームはハリー・ジェームズ・ポッター

ファーストネームのハリーは父方の曾祖父、父親の父方の祖父であるヘンリー・ポッターの愛称に因み、セカンドネームは父親のジェームズに由来する。



父母は不死鳥の騎士団の一員として闇と戦い、闇の帝王ヴォルデモートの手にかかり殺害される。しかしハリーだけは死の呪いから史上唯一生存し生き残った男の子となる。そのためハリーは孤児として非魔法族のダーズリー家で半ば虐待同然の扱いを受け育つ。


その後ホグワーツ魔法魔術学校に入学し、魔法使いとして成長。自らの運命を受け入れ、両親の仇との戦いを繰り広げていく。


誕生日は1980年7月31日。同学年の中ではかなり誕生日が遅い方。

ホグワーツ魔法魔術学校グリフィンドール寮。親友はロン・ウィーズリーハーマイオニー・グレンジャーなど。代父はシリウス・ブラック

ペットはメスの白フクロウのヘドウィグ

杖は不死鳥フォークスの尾羽。28センチ。良質でしなやか。

守護霊牡鹿

趣味・特技は箒での飛行とクィディッチシーカー

所有物としてはニンバス2001炎の雷という最高級の箒、ホグワーツ全域を捕捉する忍びの地図透明マントなどを持つ。

好きな食べ物はかぼちゃジュースやバタービールなど。結構甘党なのかもしれない。

得意科目は闇の魔術に対する防衛術で、エクスペリアームスが得意技。蛇語を喋れる。苦手なのはセブルス・スネイプの授業での魔法薬閉心術

ボガートを見ると吸魂鬼になる。これは、ハリーが「恐怖そのものを恐怖している」ことの表れ。また、第8巻によるとが嫌いらしい。

ダンブルドア軍団のリーダーでもある。


容姿

丸眼鏡を掛けた華奢な体型で、細面。クシャクシャな黒髪のくせ毛が特徴で、後頭部の毛がピンピン跳ねており、セットしてもすぐ飛び跳ねる。

このような容姿は父のジェームズ・ポッターに生き写し。しかし眼だけは母リリー・ポッターと似ており、アーモンドのような大きい瞳に明るい緑色

また美男子で鳴らしたトム・リドルが「自分とどこか見た目が似ている」と評しており、容姿は整っている方だと思われる。


6巻頃から身長が伸びた。


額にはヴォルデモート襲撃時の一歳の時についた稲妻型の傷が残っている。ヴォルデモートの思念に連動して疼いたり痛むことがある。また特に原作では傷のせいでしょっちゅう悪夢を見ている。


性格

優しくて謙虚

勇敢で優しい少年であるが、幼い頃から従兄弟のダドリー・ダーズリーとその仲間にいじめられ、マグルの学校でも孤立しており、叔母夫婦からも愛されずに育った為、自分に自信が持てないところがある(学年が上がるにつれそのような卑屈な面は薄くなる)。

父ジェームズと因縁の深いセブルス・スネイプからは「父親に似て傲慢」と言われているが、ハリーは育った環境も一因なのか基本的には謙虚で慎重な性格で、あまり自分の才能を鼻にかけることはしない。


正義感が強い

一方で、シリウス・ブラックから「君は本当にジェームズの息子だ」と言われたように、ホグワーツ入学前から正義感が強く、土壇場で大胆な性格。ダドリーやドラコといった相手の悪行や挑発には果敢に立ち向かい、場合によっては口達者に相手をやりこめるなど機転が利く。

自分の目的のためならば校則違反を辞さない、三大魔法学校対抗試合では競技の得点を無視して人質全員を助けるなど、良くも悪くもルールよりも信念を重んじる。

両親が父親の友人の裏切りの結果殺されたため、裏切りという行為をひどく嫌う。

しかしそれ以上に「(復讐による)殺人」を嫌い、父親の親友たち裏切り者に復讐して殺人者となってしまう事より、その裏切り者を生き残らせる事を選んだ。また人を故意に傷つけることも嫌うため、直接的な攻撃魔法よりも武装解除の「エクスペリアームス」という呪文を唱えることが多い。

敵陣営にこの事を気づかれて、本人かどうかの見分け方の基準にもされている。

このようなに溢れているという美点から、アルバス・ダンブルドアは「一見するとジェームズ似だが、深いところではリリーの方に似ている」と評した。


仲間への信頼

ロンやハーマイオニーは言うまでもないがダンブルドアや不死鳥の騎士団など自らが信用した仲間に対する信頼は厚い。

ハリーがルシウス・マルフォイから解放した元屋敷しもべ妖精ドビーとも信頼関係を築き、共に戦う仲間となった。しかしドビーはハリーを逃がす際に命を落とし、それと引き換えにハリーは閉心術を完全に習得する。

また一度信用した人物にたいしてはよほどのことがなければ疑うことをせず、度々ロンと仲違いしても心の底では信用している。

加えてホグワーツでの最終対決では理由(後述参照)があるもののダンブルドアに死ぬべき存在(スネイプ曰く屠殺されるべき豚)と突然言われても抗うことなくそれに従順に従い、自ら死を選ぶ。


スリザリン的なグリフィンドール

このような「狡猾さ」や「決断力」の資質を組み分け帽子に見出され、スリザリン寮に入ることで「偉大」になれ、と勧められた。しかし本人は初対面の時のドラコ・マルフォイの嫌な態度やロン・ウィーズリーとの友情、両親の仇ヴォルデモートがスリザリン入りしたことなどを理由に拒絶、グリフィンドールに入寮を果たしている。その後は若干2年生で「真のグリフィンドール生」の前に現れるを抜くなど、蛇でもあるが確かに獅子の戦士であることを証明した。


情緒不安定

思い込みが激しいところや頑固な部分が欠点。

第5巻では魔法省による社会的な中傷やアルバス・ダンブルドアから受けた疎外感、さらに思春期の悩みなどが重なり、反抗的かつヒステリックになってしまった。

この時閉心術の指導を担当したスネイプとは全く折り合えず、意図せず学生時代の父親の傲慢な態度を知ることとなり、閉心術習得には至れなかった。


実は面食い

また物語の大部分で語り部となるハリーは容姿に対する描写が中々辛辣(そしてしばしば独特な例え方をする)であり、彼が大絶賛したのはシリウス・ブラック(全盛期の頃)、ビル・ウィーズリーセドリック・ディゴリートム・リドル(若い頃)、ゲラート・グリンデルバルド(若い頃)と極わずか。

加えて恋愛対象として好意を持った女性たち、チョウ・チャンジニー・ウィーズリーも周囲から美人と言われているので、恐らく面食いであると思われる。


相互理解力

同居を許しつつも10年以上に渡り酷い扱いを続けてきたダーズリー家とも最終的に和解し、6年間も理不尽な嫌み、減点を受け続けたにも関わらず、セブルス・スネイプの真意を知った際は考えを改め尊敬するようになる。

しかし『僕は嘘をついてはいけない』という文字を魔法のペンで自ら身体に刻み込む体罰を与えたドローレス・アンブリッジについては最後まで和解することはなかった。

ハリーはホグワーツの生活の中で偉大だと思われていた父親やダンブルドアの裏の顔を知った。人間には二面性があるということを理解し、自らに辛く当たる人間でもただ拒絶するのではなく、相手の良い所を探し理解しようとする人物に成長したのだと思われる。



以上のことを総括すると良くも悪くも正統派の主人公であると言える。


経歴

生き残った男の子

1980年7月31日に純血の魔法使いジェームズと、マグル生まれの魔女リリーの第一子、長男として誕生し、ゴドリックの谷ポッター家で家族三人と猫と共に暮らしていた。


1歳のハロウィーンの夜、史上最悪の魔法使いヴォルデモートに襲われたが、奇跡的にも撃退した。故に魔法界では「生き残った男の子」として誰もが知る存在で、英雄視されている。

しかし、この襲撃で両親を喪ってしまった。


ハリーが生き残ったのは、リリーの愛情とその犠牲がハリーを守る防御魔法として作用し、ヴォルデモートの「死の呪文」を跳ね返したというのが真相である。→愛(ウィザーディング・ワールド)


両親の死後、上述のリリーの防御魔法を維持するためにリリーと姉妹であるペチュニアのもとに預けられることになる。

ペチュニア、及び夫のバーノン・ダーズリーは魔法の使えないマグルであり、ハリーが引き起こす魔法力による現象に対処できず、ダーズリー家に引き取られて以降長らく冷遇、虐待を受けながら育つことになる。一方でダーズリー夫妻の子供である同い年の従兄、ダドリーは両親の愛情を一杯に育ち、ハリーをサンドバッグにしていた。


ダーズリー夫妻がハリーを冷遇する原因について、リリーがジェームズをペチュニアとバーノンに紹介した際、ジェームズとバーノンが互いに無礼な態度をとってしまったことも大きく関係している。虐待する言い訳にはならないが、多分この出来事からバーノンはハリーを見るとジェームズを思い出してしまうのだと考えられる。


ホグワーツへの入学

そして11歳の誕生日にホグワーツ魔法魔術学校の入学案内を携えてきたハグリッドから自身が魔法使いであることを知らされ (彼曰く、ハリーのホグワーツ入学は生まれた時から決まっていた。との事である) 、1991年9月1日、ホグワーツ魔法魔術学校に入学。


この時、入学祝いと誕生日プレゼントを兼ねてハグリッドから白ふくろうのヘドウィグをプレゼントしてもらい、以降彼の宝物かつ大事な相棒となる。


組み分け帽子グリフィンドール寮スリザリン寮か悩まれた挙句、自らの意志で両親と同じグリフィンドール寮となる。同じ寮でありホグワーツ特急で親しくなったロン・ウィーズリーと、ロンと共にトロール襲撃から救った学年一の秀才のハーマイオニー・グレンジャーと親友となる。


選ばれし者

闇の魔術に対する防衛術の才能があり、一人前の魔法使いでも困難とされる守護霊魔法を13歳で成功。箒での飛行も得意で、1年生の時からクィディッチチームのシーカーを務めた。


その後様々な試練と、学友セドリックや代父シリウス、師アルバス・ダンブルドアとの身を裂く程辛い死別を通して成長していく。

やがて「生き残った男の子」から「選ばれし者」と称されるようになり、復活したヴォルデモートと幾度もあいまみえながら最終的に彼を倒す事に成功する。


その後〜19年後

成人後、魔法省大臣となったキングズリー・シャックルボルトの紹介で魔法省の闇祓い局に就職。後に局長に就任する。→闇祓いハリー


最後の決戦の後、親友ロン・ウィーズリーの妹ジニー・ウィーズリーと結婚。

3人の子を授かり、両親や、シリウス、ダンブルドア、スネイプなど、かつて縁を結んだ今は亡き人々の名前を付けた。


その後次男のアルバス・セブルス・ポッターを巡るトラブルから、19年ぶりにヴォルデモートの災いと対面することになるが……? →ハリー・ポッターと呪いの子


黄金の炎

本体は柊、芯は不死鳥(ダンブルドアのペット・フォークス)の尾羽根。

ヴォルデモートの杖とは兄弟杖であり、相対すると互いに正常に作用しなくなる。→杖兄弟


7章ではヴォルデモートの襲撃を自動で探知して黄金の炎で迎撃する機能があることが判明する。これは、4章において2人の杖がつながった際に杖がハリーにとってヴォルデモートこそが最大の敵であると認識した上に、ヴォルデモートの強大な力の断片を吸収したことによるもの。

この力は杖が最大の敵と認識したヴォルデモートにのみ働き、ヴォルデモートの攻撃に対してヴォルデモートの力で迎撃する。

その為、ダンブルドア曰く「ヴォルデモートにのみ異常に強力な杖」となったのである。


その正体

シビル・トレローニーアルバス・ダンブルドアの前で予言した「闇の帝王を滅ぼす男の子」の候補二人のうちの一人。更に言えば、「闇の帝王自らが、己と比肩する者として印す者」「一方が生きる限り、他方は生きられぬ」。


ヴォルデモートは純血ネビル・ロングボトムではなく自らと同じ混血のハリーを殺そうとし、そのことでハリーは「予言の子」となり、母リリーのの加護を受けたヴォルデモートの終生の宿敵となった。


ヴォルデモートの選択により、ハリーは予言に選ばれし者となったのである。


余談

映画版の容姿

原作と異なりそこまで癖毛ではない。また、瞳が緑色ではなく青系。


二次創作

二次創作では小鹿と呼ばれることがある。腐向けが多いので注意。


関連イラスト

Harry Potter最终之战

ハリーに命をかけた者たちある生き残った男の子の7年間の記録

ハリー・ポッタ終わらせよう、トム

仔鹿誕ハリーポッター、生きている少年。

Harry's zoo龙と少年


関連タグ

(作品名)

ウィザーディング・ワールド ハリポタ

ハリー・ポッターと賢者の石

ハリー・ポッターと秘密の部屋

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

ハリー・ポッターと謎のプリンス

ハリー・ポッターと死の秘宝

(⑧ハリー・ポッターと呪いの子)


(コンビ〜グループ)

子世代 グリフィンドール ハリポタトリオ ポッター家 ポッター親子

ダンブルドア軍団 スラグ・クラブ

偽親子 杖兄弟 鹿師弟


(異名・キャラ派生)

生き残った男の子 闇祓いハリー 蛇寮ハリー ♀ハリー

選ばれし者 死を制する者


(友人・恋人)

ロン・ウィーズリー ハーマイオニー・グレンジャー

ジニー・ウィーズリー ネビル・ロングボトム ルーナ・ラブグッド

チョウ・チャン セドリック・ディゴリー

ウィーズリー兄弟 フレッド&ジョージ

ドビー(ハリポタ)

など


(両親・先祖)

ジェームズ・ポッター リリー・ポッター

フリーモント・ポッター ヘンリー・ポッター

イグノタス・ペベレル


(師匠・親代わり)

アルバス・ダンブルドア ルビウス・ハグリッド

シリウス・ブラック リーマス・ルーピン

アーサー・ウィーズリー モリー・ウィーズリー

悪戯仕掛け人

バーテミウス・クラウチ・ジュニア


(敵対者)

ヴォルデモート トム・リドル

ドラコ・マルフォイ セブルス・スネイプ ピーター・ペティグリュー

バーノン・ダーズリー ペチュニア・ダーズリー ダドリー・ダーズリー

ドローレス・アンブリッジ リータ・スキーター コーネリウス・ファッジ


(カップリング)

ハリジニ ハリハー ハリルナ ハリチョウ


(子供たち)

ジェームズ・シリウス・ポッター

アルバス・セブルス・ポッター

リリー・ルーナ・ポッター


(その他)

クロー・コッター中の人ネタ

音割れポッター


以下、第7巻で明かされた真のネタバレ


































実は、ヴォルデモートが期せずして作ってしまった7個目(製作した順番では6番目)の分霊箱である。


1981年10月31日、ヴォルデモートがゴドリックの谷のポッター家を襲撃し、ジェームズリリーに続いてハリーをも殺そうとした時、リリーの愛の防御呪文によってヴォルデモートが放った死の呪文が跳ね返り、ヴォルデモート自身に命中。これによりヴォルデモートは肉体を失い魂だけの状態になったが、実はこの時にヴォルデモートの魂は本人が意図しない形で引き裂かれ、その欠片が側にあった唯一の生きた魂であるハリーに引っかかった。ハリーが蛇語を話せ、ヴォルデモートと精神的に繋がっていたのはこのためであった。


このことで、ハリーが死なない限り、ヴォルデモートも死なないという状態になる。ハリーを導くダンブルドアが見据えていたのは、ハリーは最後に死なねばならないという過酷な運命であった。


一方で、ヴォルデモートは肉体を復活させる際の材料としてハリーの血を使用したが、このことでヴォルデモートの肉体はハリーの血の中にあったリリーの防御呪文も一緒に取り込んでしまった。そのため、ヴォルデモートが死なない限り、ハリーも死なないという状態になった。


また、本人が気付かないうちにニワトコの杖の忠誠心をハリーが得ていたため、ニワトコの杖の真の所有者であるハリーをニワトコの杖を用いて他人が殺すことができない状態にもなっていた。


1998年5月2日、ホグワーツの戦いの中でヴォルデモートはこれらの事実に気付かないまま、ハリーを死の呪文で殺そうとしたが、前述の理由からハリーを殺すことができず、さらにニワトコの杖を用いたことで分霊箱を破壊する条件を満たしていたことから、結果的にハリーに付着していたヴォルデモートの魂の欠片だけが破壊された。なお、ハリーが分霊箱として破壊された瞬間、ヴォルデモートは一時的に意識を失っているが、ハリーが分霊箱であることも、この時自分の身に一体何が起こったのかも最後まで気付くことはなかった。


戦局を取り巻く人間たちの愛憎劇、そこから生まれた数々の闇の帝王の誤算からハリーは生存することができ、名実ともに死を制する者となったのである。

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