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カエンジシの編集履歴

2023-01-15 20:55:18 バージョン

カエンジシ

かえんじし

カエンジシとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

ずかんNo.668
ぶんるいおうじゃポケモン
タイプほのお/ノーマル
たかさ1.5m
おもさ81.5kg
とくせいとうそうしん/きんちょうかん/じしんかじょう(隠れ特性)

進化

ししおやこ

シシコカエンジシ(Lv.35)


概要

(「・ω・)「ガオー(「・ω・)「ガオガオ

※イラスト左はオス、イラスト右はメス。


『ポケットモンスターX・Y』で初登場の新ポケモンで、シシコの進化系。

間違われやすいが「カエンジ」ではなく「カエンジ」である。


実際のライオンに倣ってか、群れの中で一番大きな鬣を持つオスがリーダーとなり、仲間を率いるという。

これを反映してか、性別比もメスが高く設定されており、オスにはなかなか出会えない(雌雄比が7:1であり、御三家の性別比を逆転させたようになっているポケモンの為、オスの個体で色違いや個体値厳選をするのはかなり苦行である)。

ポケモンSVでは野生ポケモンの5匹単位の群れが出現するときに、ほとんどのポケモンは同じポケモン×5か進化後のポケモンの回りに進化前のポケモン×4といったものであるのだが、カエンジシの場合は他と同じようにシシコ×4と出現するパターンの他にオス×1、メス×4のパターンも存在する。


また、容姿がオスかメスによってかなり異なる。オスは正面から見ると漢字の「火」や「大」のように見えるタテガミを持っており、そのせいか彼の使える技の一つである「だいもんじ」は「顔面一致技」などと(ネタ半分に)呼ばれる事も。メスはポニーテール状の長いタテガミを持ち、ピジョットに似ていると言われているとか。

なお、タテガミの部分はかなり高温らしく、ポケパルレで撫でようとするとこちらが火傷してしまい、撫でることができない。オスはタテガミが多いのでちょっと撫でにくいが、顔などのほかの部分を撫でてあげよう。

なお、この鬣は戦いの際には摂氏2000度にまで跳ね上がる事がバイオレットの図鑑説明で判明。こんな恐ろしい鬣を触っていたXY主人公の身体能力が改めて凄まじい事がわかる。


普段のオスはメスに群れの番をさせてだらだらしているなど実にライオンらしいが、いざという時には率先して群れを守ろうとする男気溢れる面もある。メスは群れの中で狩りを担当し、シシコの教育係を務める。

摂氏6000度の炎を吐き出して攻撃する事を得意とするほのおタイプなのだが、意外にもあまり獲物に炎を使う事は無い。どうやら生肉の方が好物らしく、百獣の王者モチーフらしいグルメな面が垣間見える。(肉を焼くとビタミンなどの栄養素は壊れてしまうため、他に栄養素を補う食料が確保できない地域に住むイヌイットなどの民族は生肉や血液を常食する。炎は外敵との戦闘用とし食料は焼かないという生態はそういう意味では理に適っているといえる)

なお、オスのほうはだいたいフラダリ関連でいじられる。なお「USUM」ではついに両者が並ぶシーンを見ることができる。


野生下ではポニの広野で出現する事が確認されており、どうやら広い草原をテリトリーとしている事が窺える。また、このポニの広野はケンタロスミルタンクラッタアローララッタ)など現実のライオンが好んで食しそうな動物をモチーフとしたポケモンが揃っていたりする。


バトルでの性能

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ
86687210966106

エンテイウインディっぽい姿から一見、物理攻撃に秀でているように見えるが、実際はとくこうすばやさが高くこうげきと耐久面が低い、いわゆる高速特殊アタッカーのポケモンであるため、基本的には特殊技を中心に覚えさせるとよい。

また、特性が「きんちょうかん」ならば、相手のきのみ使用を封じられるので、弱点ダメージを半減したり、状態異常を回復するきのみを持たれていても、気にせずわざを使用できる。と言うより、それ以外の特性は、ランダムな要素が強い「とうそうしん」と、特殊アタッカーのカエンジシには無意味な「じしんかじょう」のため、基本的にはきんちょうかん一択だろう。


覚える攻撃技の中では、炎タイプのだいもんじかえんほうしゃオーバーヒートねっぷう、ノーマルタイプのハイパーボイスはかいこうせんがメインウェポン候補だろう。あと、火力重視ではない技ではほのおのうずを覚える。サブウェポンでは、メインウェポンをどちらも半減するいわタイプに対する有効打であるソーラービームを覚え(但しその場合パワフルハーブがほぼ必須)、あとはあくのはどうめざめるパワー。特にめざめるパワーはソーラービームを採用しない場合、いわタイプに対する最後の有効打となるので、厳選はしっかり粘っておきたい。

変化技で有用なものは、物理耐久を補えるおにび、相手の変化技を封じられるちょうはつ、あとはあくび辺りか。


しかし、ほのおタイプの特殊型は既に強豪揃いなので、置かれている立場はやや厳しいかもしれない。

種族値だけで見れば、とくこうは109、すばやさは106あり、とくこうはリザードンバクフーンと同等、すばやさは彼らよりも高い、と戦えない事も無いが。


実はポケモンSVタギングルが登場するまでは、ミミッキュのタイプ一致技を両方半減以下に出来る唯一のポケモンだった。これだけならミミッキュのメタになりうるように見えるが、特性ばけのかわへの対処法が殆どないのがネック。

また、一致技の効かない岩タイプに対する対抗策は上記の通りだが、その中でも特に、特性すなおこしで対抗策であるソーラービームを弱体化してくるバンギラスギガイアスは天敵。勝ち目はほぼないので対面したら大人しく交代しよう。


なお、レベルアップで覚える希少技「おたけび」は、当初この種族のみの専用技だった。

後に、ホエルオージャラランガソルガレオなどもこれを習得している。


ちなみに、こうげきの種族値が低い割に物理技の方がタイプ範囲が広く、はがね、でんき、じめん、ひこう、あく、ノーマル、ほのお、かくとう、エスパー、くさと合計で10タイプもあり、それらの内、はがね(アイアンテール)、でんき(ワイルドボルトかみなりのキバ)、ひこう(とびはねるアクロバット)、かくとう(いわくだき)、エスパー(サイコファング)の5タイプは物理技しか習得できない。

なお、第9世代で追加された技のほとんどは物理技である


自分にとってデメリットにしかならないあまごいも覚える(ここら辺はエンテイに近いか)。


使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版


漫画版


アニメ版

  • XY97話
    • 野生の群れと、この回の主役と呼べるシシコの父親が登場。なかなか離れようとしないシシコに強行手段で攻撃していたが、実際は密かにシシコを見守っており、厳しい態度をとっていても我が子のことは大事に思っていた。
    • ロケット団のメカに拐われ、更にロケット団にシシコが攻撃された事で怒り狂ってオーバーヒートを放つが、それすら利用されてしまう。しかし、シシコの勇敢な行動で救われ、シシコとピカチュウと共にロケット団を撃退。その後は独り立ちしたシシコを見送り、別れた。

  • フラダリのカエンジシ
    • フラダリにとってお気に入りのポケモンのようで、平時の際でも彼の傍らに控えていることが多い。過去にはアランのリザードを一蹴したこともあり、『最強メガシンカ』ACTⅡではアランのメガリザードンXとダイゴのメガメタグロスの勝負に割って入り、彼等の勝負を中断させた。
    • XY&Z編40話ではギャラドスと共に登場。サトシやアラン逹に襲い掛かるも、サトシの手持ちポケモン達の連携に敗れ戦闘不能になった。


  • アヤカのカエンジシ:「破壊の繭とディアンシー」のオープニングでサトシと3vs3のバトルを行った際に使用。サトシのピカチュウに敗れた。
  • XY137話:アルバの手持ちで登場。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

第12章でもフラダリの手持ちでオスが登場。

またメスの個体はアサメタウンの襲撃でアケビが使っていたが、元々はNo.2の手持ちであり、アケビには使いこなせなかったためNo.2に返却させられた。


関連イラスト

楽しみポケモン

(「・ω・)「ガオー

(「・ω・)「ガオガオ


関連タグ

ポケモンXY ほのおタイプ ノーマルタイプ

ライオン

667シシコ668カエンジシ→669フラベベ


レントラー…電気属性、ライオン繋がり(こっちはどちらかといえばオオヤマネコだが。)

ライボルト…電気属性、ライオンモチーフ。

ウインディ…炎属性、獅子繋がり。こちらは唐獅子がモチーフ。

エンテイ…炎属性、ライオン繋がり。

ソルガレオ…次の世代(『ポケモンSM』)におけるライオン型ポケモン。ただしこちらははがねタイプ且つエスパータイプの持ち主で、また物理型。また、ストーリーでの役割的に「正義のソルガレオと悪のカエンジシ」という対比も出来る。

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