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マホロアの編集履歴

2023-04-26 16:22:24 バージョン

マホロア

まほろあ

マホロア(Magolor)とは、星のカービィWiiに登場するキャラクターである。

「船が コショウしちゃったのは

 ツイてないケド…

 しんせつなキミに であえテ

 ホーント、よかったヨォ。」


概要

星のカービィWii』で初登場したキャラクター。

天かける船「ローア」の主。ポップスターの遥か彼方にある星「ハルカンドラ」の住民で、その星に住む悪いドラゴン「ランディア」から逃げてきたらしい。

不時着する過程で船のパーツがバラバラに飛び散り、途方に暮れていた所、カービィたちの善意でパーツを集めてもらうことに。


ローアに常駐し、カービィたちのサポートをしてくれる。話しかけると攻略の進捗状況に応じていろんな話を教えてくれる。中には過去のカービィシリーズに関連する話も聞ける。


一人称は「ボク」で、セリフの要所や語尾にカタカナを交えた口調で話す。


カービィシリーズの登場人物として発売当初希少であったセリフ付きキャラクター。

上記の通り物語のキーパーソンであるためpixivでの投稿数も多く、最近ではカービィ、デデデ、メタナイト、ワドルディに次いで出番の多いキャラとなっている。


異世界の言語のような「マホロア語」を話すが、この時の声はカービィシリーズの作曲者のひとり、安藤浩和氏の声を加工したものである。


名前は「魔法」+「ローア」、そして古語の「まほろば(素晴らしいところ)」から来ている。「まほろば」に関しては、彼の故郷から取ったというが⋯⋯?


容姿

マホロア

茶色い卵型の体を黄色い歯車模様の青いフードで包み、口元を覆うベルトを通して白いマントを羽織っている。メタナイトのような黄色い目をしている。頭には円錐形の耳のような何かが生えている。手は体から離れて浮いており、薄い黄色の手袋をしている。


本来の目的(ネタバレ注意)













「ブラボー、ブラボー。

 さすがは 星のカービィ」


「よく、ジャマなドラゴン…

 ランディアを たおしてクレタネェ。」


「オォ…

 ついに手に入れタゾ…」


「コレぞ無限のチカラを持つ…

 「マスタークラウン」!」


まほまほらくがき


ソウさ! ねらいは 始めカラ

  このクラウン だったんダヨ!


な〜んて カオしてるんダィ?

  じゃあ ゼンブ教えてヤルヨ。


本作 の真の元凶にしてラスボス


実はランディアが悪いドラゴンというのは真っ赤な嘘。マホロアはランディアが守っている、無限の力を持つマスタークラウンを狙っていたのだ。

クラウンをランディアから奪おうとしたが返り討ちにされ(ローアはランディアの住む山に埋まっていたらしい)、逃げる途中で不時着したのがポップスターであり、カービィたちを騙して船のパーツ集めをさせ、ランディアも倒させようと企んでいたのだ。


カービィたちがランディアの撃退に成功すると本性を現し、強奪したマスタークラウンを頭に載せて巨大な王の姿に変化した。かくして『虚言の魔術師』は全宇宙を支配する手始めにと、ポップスターの侵略を宣言する。


まほまほらくがきその2

しかし、ランディアの協力を受けたカービィたちに敗れ、倒れたマホロアの魂は暴走したマスタークラウンに飲み込まれてしまう。自我を失い怪物と化すが、倒されるとマスタークラウンが砕けて断末魔(「カービィ」のようにも聞こえる)を発し、異空間の中に消えていった、かと思われたが…


エクストラモードでエナジースフィアを全て集めてから話しかけると、「キミ(カービィ)の存在を前から知っていた」「知り合いがキミとケンカした」という話が聞ける。とにかく謎が多い人物である。


なお、戦闘BGMは「支配してアゲルヨォ」「CROWNED」の2種類があり、特に後者はローア船内のBGM(彼方からの旅人マホロア)や「グリーングリーンズ」、「カービィ凱旋」のアレンジメドレーになっており人気が高い。


また声は狂花水月の作曲者(=安藤浩和氏)の声をデジタル加工したもので(いわく「マホロア語」)、「カービィ」という単語だけはわざと聞き取れるようにしており、異国の言語感を演出している。

また第二形態のテーマ曲である「CROWNED」は「王位に就いた」という意味が篭められている。


その後の作品におけるマホロア

20周年スペシャルコレクション

ゲームモード「もっとチャレンジステージ」にて登場。

『星のカービィWii』で登場したサブゲーム「チャレンジステージ」に無かったコピー能力でステージのタイムアタックができる。

ちなみに、舞台となるのはマホロアが自ら作ったテーマパークである。


各レベルの最後ではマホロアと競争することになる。

Wii版での戦闘はクラウンに頼りきる形であったが、カビコレのレースではクラウン無しで戦う。

特に最終レベルのEXでは様々な性能を持ったエネルギー弾を発射する攻撃を主体とし、並の中ボス達よりずっと激しい攻撃を仕掛けてくる。

この事から、クラウンが無くても(ランディアには及ばないとはいえ)それなりの実力を持っている事が窺える。

ちなみにカービィがダメージを受けたりマホロアより後ろにいたり、マホロアが先にゴールするとマホロアがクククッと笑ってくる。


またEDにも登場し、カービィに手を振った後はローアに乗りこみ去って行った。

このマホロアの存在は後日談なのかパラレルなのか議論が分かれていたが後述の発表を見るにある程度の答えが公式から出されている(海外版ではカービィらに迷惑をかけた詫びで遊園地を作ったという説明がゲーム内でされている)。

もっチャレ!


トリプルデラックス

マホロアと一緒に今作の敵タランザの絵が飾られている部屋がある。外見も似ているため、何か関係があるのかもしれない。

またストーンカービィの石ころ変身では稀にマルクと並んだ黄金像に変身できる。

100%クリア時に見られるおまけムービーではしれっと観客席におり、隣にはマルクもいる。


デデデ大王のデデデでデンZ

おもてのエクストラ「CROWNED」の紹介文が彼らしい文体でありその存在を匂わせており、うらエクストラにて、新曲「CROWNED Ver.2」と共に、目隠し布を持って本人が登場。

浮遊しながら緞帳でデデデ大王の行く手を隠し、デデデ大王がミスをすると笑う。

ステージ内にも第一形態(クラウンを被りボスとなった時の姿)の魔法陣を模した飾りがある。

そして、またしてもこのゲーム自体、彼が作ったアトラクションの一つであることがMiiverse上で語られた。

異空間で迷子になりながらも、ひょっこり脱出し、カービィ達のポップスター帰還後、他の世界を旅しながら、その先でテーマパークを作っているのではないか、との事。(海外版の『20周年スペシャルコレクション』では罪を償うためにこのように様々な事をしていると深く掘り下げられた説明があった)

デデドン!(Z)


因みに、カービィと友達になりたかったのはどうやら本心だったらしい事がMiiverse上で語られた。海外版の記事によれば無意識に友情に近い感情を抱いていたとのこと。


みんなで!カービィハンターズZ/スーパーカービィハンターズ

15


まさかのよろずや店主


「よろずや」として登場。白い衣装になっており、『スーパーカービィハンターズ』では「店主マホロア」という名称がつけられている。詳しくはそちらを参照。


スターアライズ

当初は、ストーンコピー能力で『みんなで!カービィハンターズZ』の衣装バージョンを石像で見る事が出来た。

後に、ドリームフレンズに関する無償アップデートで歴代の作品のキャラクターが次々と復活するようになって以来、マホロアも同様にこの作品に参戦出来るのではないか...と、彼のファンはいつか来るかもしれないその日まで密かに待ち望んでいた。

更に、マホロアと同じような立場のキャラが今までの無料アップデートでフレンズ化した事から、その期待や願いははますます高まりつつあった。そして......


2018年11月8日に、公式Twitterでタランザスージーと共に無料アップデートの第3弾でドリームフレンズとしてプレイアブル化される事が発表され、同年11月30日に実装された。


通常版

ブラボー ブラボー、と 「星のカービィ Wii」から

キュートな きょげんの まじゅつしが やってきた!

フレンズと言えば トモダチ。 トモダチと言えば

そう、ベストフレンズ。 つまり ボクの出番だネ!

さぁ ミンナ、サッサと宇宙ヲ 支配しに イックヨォ!


星のマホロア 心からのベストフレンズ

「ベストフレンズの力、見せツケテ ヤルヨォ!」

クックックック と「星のカービィWii」から ふてきな

きょ言の まじゅつしが、トモダチダヨォと アヤしく参戦!

悪には悪の、気配を感じる 力があるのか!?てきに回すと

やっかいだけど⋯ トモダチだったら、たのもしい?


何と、マルクに続いてラスボスで尚且つソウル組からの参戦となり、密かにフレンズ化を待ち望んでいた多くのファンがこの朗報に歓喜した。デデデ大王、マルクに次いで三人目にプレイアブル化したラスボスでもある。マルク同様に怪しい気配に呼応するように参戦したようである。

動画内の映像では、『星のカービィWii』の本編で拠点だったローアを召喚するフレンズ能力トベマホローアや、原作最終バトル(エクストラモード含む)で使用したキルニードルレボリューションフレイムリフバリア、更にブラックホールウルトラソードを使用するほか、もっとチャレンジステージで使用していた移動技のマホロアストーム、そしてなんとあのリンゴまでもジェムリンゴボムとして攻撃に使っている。

原作で使用した数々の攻撃をマスタークラウンなしで放つ姿に驚いたファンは少なくなかったようだ。(ただし、クラウンが無くてもそれなりに実力を持っているのは前述の通り)。


バルフレイナイト戦のBGM「覇王戴冠 〜OVERLORD〜」はCROWNEDをベースにいくつかの関連曲を組み合わせたメドレー形式の曲。overlordは直訳すると「君主」という意味。創作的な意訳では「魔王」と訳されることも。マスタークラウンを手に入れて宇宙の支配者になろうとした一人の魔術師の野心を表すような曲名といえ、また「overload」と言い換えると過負荷と言う意味にもとれ、また力の暴走によって破滅した本編の彼を見ると皮肉である。CROWNEDが絶望の曲なら、こちらはある意味新たな希望を感じる曲ともいえる。


ファンの間からは前述のマルク、およびこちらも最後まで悪役であったダークメタナイトなどと一緒にドノツラフレンズと一部でネタにされている。半年以上前にマルクが発表された時点で、その時はマホロアの参戦が確定していなかったにもかかわらず、ユーザーからは既にドノツラフレンズの枠扱いされていた。ダークメタナイトを予想出来た人が少なかった事も合わせ、マホロアの前科とそれによる(色んな意味での)信頼が如何に厚かったかが分かる。

第2弾アップデートのシルエットクイズでは「洗濯されたマホロア」「氷漬けにされたマホロア」と一部のファンからは何かとネタにされていた。

そして上記の説明文を見てのとおり、過去の一件は全く反省していない様子。さすがはドノツラフレンズの鑑である。

(…ナーンテネッ!おどろイタかい?となる流れも否定できない)


また、発表された翌日に既に登場確定しているにもかかわらずザン・パルルティザーヌ自身の人気で「1000万RT間違いなしダヨォ!」と口車に乗せて自らのシルエットクイズを出させた(しかもうっすら色が見える)うえ、その2時間後に彼女に「本人が今にも自分で言ってしまいそうなので、もう答えだ。」とあっさりカミングアウトするという珍事件を起こした。いろいろな意味であざといという言葉が似合うキャラクター。

パルルは追加ドリームフレンズをあだ名をつけて呼んでいるが、この一件が原因なのか、彼についたあだ名は"イカサマたまご"だった(さらにその後パルルにイカたまと略された)。以前よりその体形から煮卵と呼ばれる事があったが、遂に公式から卵扱いされる事となった(しかもコック能力で出てくる食べ物は目玉焼き)。

彼自身このあだ名がかなり気に入らなかったようであり、その後、三魔官シスターズの紹介の際に彼女たちに仕返しか否か"信号機三人娘"という愛称をつけたり、アップデート前のカウントダウンで自らを真実の魔術師と名乗りパルルをパルメザンチーズよばわりしていた(前者はパルルからは「フッ、悪くない愛称だ。」とたいして気にされてなかった)。かと思ったら後に自分から「イカサマたまごの、マホロアダヨォ」と呼び掛けている…どうやら心から嫌がっている訳では無いようだ。


一方で、上記の通り「カービィと友達になりたかった本心」が叶った瞬間でもあり、本人が前線で仲間と共に戦うシーンの初披露である。ローアにとってもプレイヤーサイドで戦闘能力を発揮する初の機会である。

そのスペックは凶悪の一言であり、アップデート第3弾で追加された高難易度コンテンツに対する救済策の一角。


スペック

置きブラックホールを相手に合わせて置き続けるだけでダメージをどんどん稼げ、更にそこからウルトラソード、レボリューションフレイムなどの攻撃を合わせる事ができるため、波状攻撃によって大きなダメージを見込める。また、ウルトラソードは使用しながら移動できるほか、無敵まで付いている。マルチプレイなら、せーのでドン!によりマホロア砲も使用可能。

さすがにウルトラソードはwiiでカービィが使用していたスーパー能力版の360°攻撃には及ばず、攻撃が届く角度は270°になっている(後方が範囲外)。ただこれでも真上や真下をカバーしているため、真後ろを取られない限りは悠々巻き込める。

敵の攻撃に対しては、マホロアストームによる無敵以外にも、地上では強ガードのリフバリア、空中では一定時間無敵になる異空間バニッシュで対処可能であり、防御性能も優れている。

斬撃を扱える上、属性も風・電気・炎と3つ操れるため、属性付加要員としても優秀(炎はタメが必要であり、フレンズスター搭乗時は電気属性扱い)。CPUでもブラックホールやウルトラソードで結構なダメージを稼いでくれるため強い。

ただしすっぴんのカービィとは相性が悪く、カービィが攻撃に使うための敵や星をブラックホールで吸い込んでしまう事故が結構ある。場合によっては敵の攻撃で落としてしまった能力星をブラックホールに吸い込まれて処分される大事故へ繋がる可能性も。マルクのブラックホールも理論上は同じ事故が起こりうるのだが、マホロアの場合はブラックホールをリモートで動かせるため事故率がかなり大きい。最前線をマホロアに譲るのも手。


まさしくラスボスの名にそぐわないスペックの持ち主で最強クラスだとも思われる。

誤操作しにくい意味でも優秀。


マスタークラウンなんて要らなかった?

ファンの中には、かつて使用していたマスタークラウンの後遺症としてこのような数々の強力な技を繰り出せるのではと解釈している人もいるようである。

或いはクラウン無しの方が強い(=ラスボス版はクラウンで弱体化)との評も。


ちなみにジャマハルダの言語では、「マフォ=嘘」「ロア=楽園」という設定があるため、ユーザーの考察の一つに、(「マフォ」と「マホ」を発音違いの範疇と解釈することを前提として)彼は名前からして嘘つきなのではないかという説もあるそうな。また、彼が故郷と言い張るハルカンドラはその有様からして「嘘の楽園」と呼ぶに相応しい魔境でもある。


カービィファイターズ2

まさかのバディの一人として参戦

スペックはほぼ据え置きだが、対戦ゲーム故か無敵判定がほとんど無くなっている(一応ストーリーモードにおけるボス戦は無敵判定が付く)。

また、ウルトラソード発動時やレボリューションフレイムタメ中に動くことができなくなっており、ジェムリンゴボムを一度に投げる個数も3個から1個に減らされている。

しかし、いくうかんバニシュについては長い間姿を消すことが出来なくなってしまったが、ステージの半分以上を一瞬でワープできる壊れ技になっている。


Twitterのある映像では共にバディのひとりであるグーイと戦闘中にもかかわらずHALと打ち上げられた花火を二人で見上げていた。


カービィのグルメフェス

マホロア本人は登場しないが、着せ替えで彼を模したカラーとスキンやバトロワ用ステージ「マホロアケーキ」などが登場する。

「マホロアケーキ」はグルメランクを上げると解禁されるが、両端が回転してる上にさらに時間が経つと中心に穴ができるという彼の性格を表したようにバトロワ用ステージの中で特にギミックが激しい構成となっている。


星のカービィWiiデラックス

マホロアランドのやつエピローグ

本編はもちろんながら新しく追加されたコンテンツ「わいわいマホロアランド」にも支配人として登場する。

さらには「『スターアライズ』までに何があったのか」ということも補完される様子。

そのため、今作では事実上のもう一人の主人公と言える


サブゲームの一つ『刹那の見斬り』では、4番手の対戦相手として登場。


他のメディアミックスでは

も~れつプププアワー!

7巻から登場。次回作の悪役次々回作の悪役に比べるとあまりゲームとキャラが変わっていない。

原作と同じく当初は「宇宙船ローアが壊れて困っている」というのを演じ、プププランドに住み着いていた。しかし人知れず自力で修復すると本性を現し、ローアの力で全宇宙の征服に向けて動き出す。


……ということを一人で宣言した瞬間、カービィが崖の上から蹴って飛んできた小石がローアにぶつかり粉々に破壊されてしまった


このため宇宙征服の野望は遠のいてしまい、マホロアの本性もカービィたちが知ることはなかった(マスタークラウンも登場しない)。以後はプププランドの住民として普通に過ごしている。

宇宙船を自力で修理したという経歴からか、家を要塞に改造するなど発明家や科学者としてのキャラを持つようになった。


学園編では教頭として登場しており、バウ校長を爆殺してその座を奪おうとする。バウを倒したと思ってこれからは自分が校長になることを宣言するが、直後に吹っ飛ばされたバウが突っ込んできたため轟沈した。


メインキャラとしては登場しておらず、出て来ても2コマか3コマくらいでフェードアウトするということが殆ど。

腹黒キャラなのだが、カービィの騒動に巻き込まれては「フザケンナヨォ!」とブチギレるキャラの方が強く出ていた。


プププヒーロー

ローアと共にポップスターに不時着。カービィにランディアを倒させるようにだましたのはゲーム内と同じ。

カービィのコピー能力を研究しており、船内にはコピー出来る敵キャラをガラス管に詰めた保管庫を作っていた。(コピーお試し部屋か)

最終的にはゲームと同じように第二形態(意識は保ったまま)になるが、未だ知らなかったスーパー能力、ドラゴストームに焼き払われ消滅した。

⋯⋯と思われていたが、ウルトラスーパープププヒーローにてまさかの電撃復活。ゲーム通りテーマパークを作っている。


ゲーム版ではカービィにばかり話しかけていた(1Pプレイの都合上だが)が、この作品ではカービィの同居人であるパートナー、チリーと共にローアで留守番しており、冒険に出ているカービィ達よりも、チリーと絡むことの方が多く、彼に恐ろしい程に執着しており、自分ともっとも親しくしていたチリーに対して「二人で宇宙を支配しようじゃナイ、キミにポップスターアゲルヨォ!」と誘いかけるシーンすらも存在する。

チリーもただただ驚いて引くばかりだったが、マホロアが消滅した際に、寂しそうに名を呟いている。

生還した後もチリーへの執着は変わっていないようで、隣に家を建てたり、彼のぬいぐるみを作ったりしている。


この設定は少しばかり形を変えてオマージュされている(後述)。


まんぷくプププファンタジー

3巻にゲストとして登場。スージーやタランザと一緒に食べ放題の店を経営しており、悪人ではない。

スージーはステーキ、タランザは寿司、マホロアはスイーツを担当している。

ちなみに台詞はなし。


今日もまんまる日記!

準レギュラーとして登場。

雑貨屋や占い師など色んな商売に手を出してはデデデ相手に怪しげな物を売りつけている。胡散臭いところもあるが原作とは違い悪人ではない。


4巻では呪いの鏡や不気味なマスクをデデデの前に持ってきており、それによってシャドーカービィが生まれたり、彼のイタズラで闇の絆の仮面を付けられたデデデとメタナイトが戦闘狂に豹変するという事態を引き起こしてしまった。


デデデとメタナイトは、バディファイターズタワーにてカービィを倒すことで塔の主から絆を認められ、更なる力を授かることを目的としていた。

責任を取れということでワドルディによってグーイの口の中に押し込められ、カービィたちに同行することに。


カービィ&ワドルディVSデデデ&メタナイトが激戦を繰り広げる中、置いてきぼりにされたマホロアとグーイは協力して戦場まで到達。その絆を認めた塔の主によって「バディシューティングスター」を与えられ、訳も分からないままカービィたちをぶっ飛ばしてしまい、ついでにデデデとメタナイトの仮面を破壊した。


奇しくも「カービィたちを出し抜いて強大な力を手に入れ攻撃を仕掛ける」という原作通りの役回りを果たしたことになる。


その後、占い師としてデデデを占うが、結果が最悪だったので「助かりたければ」と1億ハルトマニーもする石像を売りつけようとした(実は既にメタナイトにも5000万ハルトマニーで石像を売りつけている)。メタナイトには悪質な詐欺(わざと悪い結果を占って高額品を売りつける)と思われて剣を向けられ、マホロアも戦闘形態(マスタークラウンはかぶっていない)に変身して迎え撃とうとする。


マホロアは「ボクはただ占いをしてるだけダヨォ」と告げ、再び不吉な占いを再会。その結果を自分自身の攻撃でメタナイトに体現しようとするが、直後、ワープスターで降下して来たカービィに追突され、そのまま料理の下準備をしていたコックカワサキの焚火に突っ込み、最後はダイナブレイドに捕獲されてどこかへ連れて行かれてしまった


詐欺商法紛いだったものの占い自体は当たっており、マホロアが身を以て体現したことで恐れをなしたデデデとメタナイトは石像を大事にして身を守ろうとするのだった。


5巻ではディスカバリー編に突入してしまうため出番は大幅に減り、わずか1コマのみの登場。


小説版星のカービィ

角川つばさ文庫の星のカービィシリーズ6作品目「大迷宮のトモダチを救え!」でマホロアが登場。

やっぱりゲスい一面は変わらず、自らに対して疑心全開なカービィ達を再び騙しにかかる。その中でマホロアの望みの姿になるシーンがあり、それはマホロアのまま巨大化した姿だった。ゲーム作品よりえげつない彼の姿がそこにある。

なお、メタナイトやデデデ大王は何か企んでいると察していた模様。

また、食べ物に目がなくお人好しなカービィも、ワドルディからマホロアがポップスターに来た事を知らされると食べようとしたカステラを放置して飛び出し、開口一番に「おまえ...なぜ...」「何をしに来たんだ!?もうお前の思うとおりにはさせないぞ!プププランドから出ていけ!」といつもの彼とはまるで別人のように辛辣に怒鳴ったほど。マホロアに泣きつかれて仕方なく彼を助けることになっても「もしもウソだったら、その時はマホロアをこらしめるから」と怖い顔で言っていた(それでまた騙そうとするマホロアもマホロアである)。

マホロア自身は騒ぎを起こせばカービィと冒険できると思ったと話し、本当の友達と呼べる相手が一人もいない故にそれが何なのか分からず人を騙して困らせることばかりしているのではと察したカービィはマホロアと友達になろうとカービィは歩み寄ったが、(カービィの言葉に一瞬だけ鈍ったためあながち嘘ではないようであったが)あるをしたせいで、カービィの逆鱗に触れてしまった。その後はカービィに因縁の相手のひとりとなってしまっている。


9作品目の『カービィハンターズZ』の話ではよろず屋店主としての彼も登場。装備の販売や知識は確かなものだが、こっちもこっちで何も知らないカービィに武具を定価以上の値段でに売りつけるかなりジェムリンゴにがめついぼったくり商人だった。

ただし、この時のカービィは「同じ人物でもポップスターとハンターズの世界では別人」と捉えていたため、「マホロアもこの世界では性格が異なる」と考えており、ぼったくられても気付かなかった(そのため、マホロアの本性を知っているバンダナワドルディが付き添い、見張るようになった)

15作品目の『スーパーカービィハンターズ』の話でも相変わらずであり、上記の悪行がバンダナワドルディにバラされたほか、復興中の城下街が怒り狂ったアナザーナイトメア率いる魔物の軍団に襲撃された際にタダで装備を貸してくれたと思ったら、「ただのレンタルで、欲しかったら払え(要約)」と最悪の状況であんまりにも空気の読めない行為を平然としでかし(レンタル代をせしめなかったが)、復興中の街が破壊された上、彼の標的がカービィハンターズZだと住民達に知れ渡ったことでカービィ達がいるから魔物に襲われる」「アナザーナイトメアを怒らせたせいで自分達まで狙われた」「その上、碌に装備もないと結果的にカービィハンターズZと住民達の間に深刻な亀裂が生まれてしまう。

(それでもメタナイト曰く「ウソつきで、がめつくて、ぼったくり屋だが、装備の知識やよろず屋の腕は抜群」とのこと)


スチームパンクの世界を描いたカービィと夢幻の歯車では、薬売りとして登場している。角川つばさ文庫版の16作目では、夢幻の歯車を奪うためにまたしてもカービィ達を騙している。

しかし、夢幻の歯車を求めた理由はローアを動かしたいためであり、「まっててネ、ローア」とローアを気遣う言葉を口にしている。


カービィに成敗されても、反省するどころか再びカービィを騙そうとするスタンスや、パラレルでもカービィたちを騙す役割から、ファンの中には「頭にマスタークラウンの破片が残っているんじゃない?」と冗談交じりなコメントをする者もいたりする。


余談

初登場の『Wii』より黒幕としてデビューしたマホロアではあるが、データを100%にすると見られるボーナスムービーで、よく見ると観客の1人してかぶりつきを陣取っている

これが後の作品でならば、「かつての作品で黒幕をやっていたキャラ」という立ち位置を出ないのだが、本作は「黒幕だった作品そのもの」であるため、そんな彼が完全クリアの祝いにかけつけた観客として出演するのは相当シュールである。もしかすると、この時点で後々の扱いの方向性は定まっていたのだろうか?

また、前例があるとは言え、仲間だと思っていたキャラクターの「裏切り」は当時のプレイヤーに大きな衝撃を与え、トラウマや後遺症が残ったプレイヤーは本作以降の作品での相棒キャラを信頼できなくなるという現象が跡を絶たない。しかも、それらのキャラは実際に敵役の関係者ではあったのだから、猶更である。


とはいえ、wii本編においてのマホロアのカービィへの友情は決して全部が嘘ではなかったという事は公式から直々発表されており、その後のカビコレ等後発作品においては友好関係を築けている事は紛れもなく事実ではある。

メディアミックスにおいても、先述の情報発表前の作品であるプププヒーローにおいてチリーへの誘いを拒絶された際ショックを受けており、また「ボクだって、ホントはミンナト...」と言い残す所から、当初から全てが嘘ではなかったのでは?と考える考察も存在しており、また発表後の小説版「大迷宮のトモダチを救え!」においてもカービィを悲しませた事や友情を投げ掛けられた事に少なからず動揺している様子も存在する。

他にも細かく探せば多数見受けられるが、彼のカービィらに対するトモダチという感情が「都合の良い存在」から「本当の友情」に変化しつつあると取ってもおおよそ間違いのない関係になっているといっても良いだろう。

見方を変えれば「嘘や打算、支配を抜きにした付き合いを知らない孤独な存在」とも取れるキャラクターでもあるかもしれない。人によって解釈は異なるにしても、「単なる嘘つきで腹黒く図々しい虚言の魔術師」で済ますには惜しいキャラクターであるのは間違いない。

少なくとも現状カービィとは友好関係にあるのは間違いなく、ユーザーの心境こそ様々であるが毎回のように前科を引き合いに出すのは受け入れがたいユーザーもいるため、マルク共々、過度なヘイトやドノツラフレンズネタを場と関係ない場所まで持っていくのは避けるべきである。

そして、カービィ世界でも少ない「台詞付きのキャラクター」の中でも、客演したときに壊れ技をひっさげて来たり、本編終了後に補完エピソードが描写されたり、SNSにてコメントする頻度が非常に多いなど、現状カービィのキャラクターの中で一番優遇されているといっても過言ではない。間違いなくプレイヤーの人気が公式にも彼の存在を認めさせたと言えるだろう。


当初は何故全宇宙の支配が目的だったのか実は明かされていない。元から全宇宙の支配が目的だったのか、ローアを発掘する際にマスタークラウンの存在を知って邪な支配欲に憑りつかれてしまったのかは不明。

デラックスのネタバレになるので詳細は後述するが、後者の可能性が高い。


関連イラスト

流れ星20180518マホロアボトルシップブラボー ブラボー虚言の魔術師想マホ・マホぃっ★マジカルマホローア水晶の洞窟暇虚言の魔術師マホロアマホロアマホロアマホロア


関連項目

星のカービィWii 星のカービィ20周年スペシャルコレクション トリプルデラックス

デデデ大王のデデデでデンZ みんなで!カービィハンターズZ スターアライズ

カービィ デデデ大王 メタナイト ワドルディ

マスタークラウン マホロアソウル 店主マホロア ボロロア

ラブコフ(仮面ライダーリバイス):他人(?)の空似


ウォロ:任天堂のゲームシリーズ繋がりの裏ボスキャラ。「黄色を基調としたカラーリング」、「最初は味方として登場したが実は主人公一行を利用し、終盤で裏切る黒幕(が、所々ボロは出している)」、「滅んだ故郷(自称)と主人公にそれぞれ執着をしている」、「本性を見せた後は姿が変わる」、「(番外編限定だが)商人をやっており、体色が緑と白になっている」と共通点が非常に多い。

世に出たのはこちらの方が10年以上前なのにもかかわらず、本作発売後のTwitterではマホロアが「カービィ界のウォロ」呼ばわりされる羽目に。また、ウォロは「ポケモン界のマホロア」や「マホロア(ヒスイのすがた)」と呼ばれることも。


ベクター(遊戯王ZEXAL):遊戯王版マホロアとも言える、強烈な顔芸&ゲスな性格で有名なデュエリスト。

「登場時から暫くは無邪気な性格を装っていたが実際は狡猾でお調子者」、「主人公達を長期間騙す(こちらはリアルで2クールほど騙していた)」、「本性を見せた後は姿が変わる、かつ姿違いが複数ある」、「上位の存在に使役されて命の危機に陥る」、「主人公達とは違う世界の住人」、「悪行を働いたが最終的には主人公達の元へ戻ってくる」といった共通点がある。



外部リンク








以下、ちょっとしたネタバレ注意


前述の通り「ハンターズ」に登場する店主マホロアは並行世界の存在ではなく、本編のマホロアその人であるが、「ハンターズ」に至るまでの詳細はマホロアエピローグで判明する。

マホロアエピローグクリア後、異空間ゲートからマホロアが飛び出したのはプププランドではなく、別の異空であるプププ王国だった。

ボロボロの服を補修した彼は、一緒に持ち込んだ力ある果実=ジェムリンゴを元手に商売を始め、その結果王国で活動していたハンターズ世界のカービィがお得意様になった……という話であった。


ただし、その後どうやってプププランドに戻って来て、一度はマホロアを見限ったローアを再び使役するに至ったのかは今もって謎である(スペシャルページの記述から推測するに、あくまでマスタークラウンの強奪に不本意だっただけで、ローア自身はマホロアにそこまで悪感情はなかった可能性もある)。ハンターズ世界には異空間ゲートが結構な頻度で開いているようなので、そこを通って来たのだろうか?

あるいは20周年スペシャルのエンディングの描写から、ローアが迎えに来たという可能性もある。




また、「Wiiデラックス」のエクストラモードでマホロアと話すと、以下の情報が開示される。

  • 実はハルカンドラの住人ではなく、「未知の魔力とテクノロジーが眠る約束の地(=ハルカンドラ)」に憧れた旅人
  • ハルカンドラで長く過ごしていたのは事実で、ローアもそこで発掘した
  • 元々「全宇宙のみんなが楽しめるようなテーマパークを作る」という壮大な夢があった

「ハンターズ」でよろず屋を開いていたのはその元手づくり&支配人としての経験蓄積が目的だった模様。

そんなマホロアの夢は、最終的に「20thスペシャル」や「デデデでデン」「Wiiデラックス」において、マホロアランドという形で実現することになる。


また、前述の全宇宙の支配の動機も、第一形態のEXのスペシャルページとマホロアエピローグでの罪悪感に駆られるアピール(自分の手のひらを見るモーションや涙を拭うようなモーション)、上述のローア内での追加台詞などから考察すると、テーマパークを作るための努力をしている最中に書物からたまたまマスタークラウンの存在を知り、邪な支配欲に憑りつかれてしまったようだ。

もしくは、元々マスタークラウンの力をテーマパーク開発に利用しようとしたが、マスタークラウンによって心の闇を増幅され、テーマパークの支配人になる夢を全宇宙の支配者に捻じ曲げられたという可能性もある(ローアを発掘するまではおとぎ話程度に捉えていたので、「本当にあったら宇宙の支配もできそう」と冗談で思い、それをマスタークラウンに利用された可能性もある)。


実はトリプルデラックス以降、キャラクターに台詞が付くようになったシリーズでは、キャラクターごとに台詞のフォントが統一されるという小ネタがあり、通常時とマスタークラウンを被って変身した後ではマホロアの台詞のフォントが異なる。しかも、これは原作のWiiでも同様である。

歴代ラスボスと比較しても、トリプルデラックスのクィン・セクトニアは第一形態と第二形態で同じフォントであり、ロボボプラネットのプレジデント・ハルトマンは通常時と星の夢に体を乗っ取られた時とでは台詞のフォントが異なる。更にディスカバリーのレオンガルフは黒幕が本性を露わにした時と同じフォントであり、レオンガルフが黒幕に操られていることを演出している。

この法則に従うのであれば、マスタークラウンに意識を支配されかけていたという可能性がある。


Wii以降の彼が改心した状態だとしたら、スターアライズのスペシャルページなどの言動はカービィをからかうつもりで口走ったものと思われる。同時に、スターアライズカービィファイターズ2では本心でカービィの助けになるべく仲間になったと見ることができ、スターアライズで自分のことをベストフレンズと称したのは虚言ではなく本心とも捉えられる(ファンからの「どの面下げて来やがった」に対し、公式から「この面です」と答えを示したとも捉えられる)。

また、マホロアエピローグでのステータス最大後のコメントには友達を想う台詞や友達との遊びを求めるような台詞が散見される。

(一方で支配を目論むような台詞も見られるが、彼のことなので冗談、もしくはプレイヤーたちをからかってる可能性もある。)


素直になれない「虚言の魔術師」の本心

マホロアは『星のカービィ』シリーズにおいて、ずっとカービィ達と同行していたにもかかわらず、彼らを自分の目的を達成する為の駒として利用し裏切ったキャラとして、多くのファンの心に深い傷跡を残した。しかし、本編発売から12年後にリメイクされた『Wiiデラックス』でマホロアの更なる掘り下げが行われ、彼を一概に「滅ぼすべき悪」とは呼べなくなった(もっとも、カービィたちを騙したことには代わりはなく、その辺もスペシャルページなどで取り上げられている。また、相手をからかうイタズラ好きな性格は、根っからのようである)。

マホロアは元々「みんなが楽しめるテーマパークを作りたい」という夢を持っており、ハルカンドラに関する事やマスタークラウンやローアのような伝説のアイテムに精通していたのも夢の実現の為と思われる。しかしハルカンドラに辿り着き、ローアを偶然発掘してしまった事で、彼の野心に火がついてしまい、マホロアは身も心も文字通りクラウンに取り憑かれてしまう。

その後、「マホロアエピローグ」でアナザーディメンションに落ちたマホロアは、かつての過ちを清算する為、そして生きてアナザーディメンションを脱出する為、あれほど追い求めたマスタークラウンをウルトラソード(マホロアver)で一刀両断し、完全に破壊した(この時のスペシャルページから、心の底から罪を償うつもりで立ち向かったことが示唆されている)。

その後はプププ王国(ハンターズ世界)に渡り、『店主マホロア』としてカービィ達にジェムリンゴと引き換えに武器や防具を提供している。更にその後、方法は不明だがマホロアは幾つもの世界を渡り歩き、テーマパークを作る為に古今東西の面白い遊びを研究した。

そして出来上がったのが『わいわいマホロアランド』である。遠回りをしてしまったが、彼はようやく夢を叶えた。邪心が全く無かったわけではないが、マホロアは元々はみんなで遊ぶ事が大好きな寂しがり屋なのかもしれない。「カービィと友達になりたい」という言葉も嘘ではなく、本心なのだろう。Wiiデラックスで改心した事が明らかになったので、今後マホロアにはわいわいマホロアランドの支配人として、たくさんのお客を楽しませてもらいたいものである。


なお、マホロアEXや真格闘王の道におけるマホロアソウルのスペシャルページを見るに、カービィは騙されても尚、マホロアを友達として見ていることが示唆されている。

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