種族値130が存在するポケモンを指す。
対戦ではHABCDSのなかでは特にS、すなわちすばやさが重視されるため、すばやさ130のポケモンに対する呼び方が主。以降n族(nは自然数)は特記が無い限りすばやさ種族値を示す。
概要
ほぼ最速クラスのポケモンの代名詞。何らかの素早さ補正を加えることで確実に先手を取れるようにしたい場合、この130族を抜けるように素早さ調整をすればよいという目安にされてきた。
130族はスカーフ持ち70族最速で素早さを抜かされてしまう。
だがよっぽどの廃人でない限り、ここまで粘る人はいないだろう。
70族で130族を抜かす方法(最速調整)
素早さが補正込みで実値201が必要である(130族最速で実値200)。
素早さはランダム性がないため、最速であれば積み技やスカーフ持ちでない限り、先手を取れる。
- まず素早さが上がる性格(臆病(攻撃↓)、せっかち(防御↓)、陽気(特攻↓)、無邪気(特防↓))であること。変化なしor下がる性格だとこの時点で最速になれない。
- 素早さがV(個体値31)である。この時点で既に並の人では厳選は大変。
- 努力値をS(素早さ)に252振る。
- 実値が134であればOK(130族をスカーフだけで抜かせるギリギリの域)
ちなみにスカーフはすばやさの元値に1.5倍補正なので素早さを1段階アップで代用可能。
りゅうのまい(攻撃も↑)、ニトロチャージ(攻撃命中時のみ)ちょうのまい(特攻、特防も↑)
あやしいかぜ、ぎんいろのかぜ、げんしのちから(追加効果で発動。確率は低い)が該当。
※ニトロチャージは攻撃技でもあるため、挑発で封じられない。
また、素早さ2段階アップではすばやさ元値比2倍補正なので、すばやさ40族の実値101で130族を抜くことが出来る。
スカーフ+素早さ1段階アップでも代用可能。
該当するポケモン
斜体は通常の大会には出られない禁止級
130族より素早いポケモン
- マルマイン(でんき)素早さ種族値140 ※電気タイプ最速
- テッカニン(むし/ひこう)素早さ種族値160 ※特性加速、虫タイプ最速、飛行タイプ最速
- アギルダー(むし)素早さ種族値145 ※特性軽業
- デオキシス(エスパー)素早さ種族値ノーマルフォルム、アタックフォルムは150、ディフェンスフォルムは90、スピードフォルムは180 ※スピードフォルムは全ポケモン中最速
禁止級伝説を除くとテッカニンが一番速い。事実上全ポケモン中最速。
加えてテッカニン自身も加速を持っているため、抜くのはほぼ不可能である。
※とくせい「かそく」:ターン終了後、素早さが1段階上昇。毎ターン発動する。
※とくせい「かるわざ」:道具がなくなると、素早さが2倍になる。初めから道具がない場合は効果なし。