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岡っ引きの編集履歴

2014-01-16 23:25:59 バージョン

岡っ引き

おかっぴき

江戸時代の、町奉行所や火付盗賊改方等の警察機能の末端を担った非公認の協力者。

概要

南北両町奉行所、火付盗賊改方の同心の手先となって、捜査や捕り物の手伝いをする。

奉行所より十手を預かっているため、捜査、捕縛の権限もあった。

呼び名について

銭形平次などの一部作品では、岡っ引きなどと呼ばれているが

本来岡っ引きという名称は蔑称で、公の場所で使われる名称ではなかった。

そのため、江戸では「御用聞き」 関八州(現在の関東地方)では「目明し(めあかし)」 関西地方では「口問い(くちとい)」や「手先」などと呼ばれていた。

十手について

一部作品では、房のついた十手を持つ岡っ引きが描かれているが

本来、房付きの十手が持てるのは 同心以上の役職だけで 岡っ引きは房のない十手を持たされていた。

その他

銭形平次などの作品で、弱き者の味方として描かれている事の多い岡っ引きであるが

実際は、奉行所の威光を笠に威張る者もいたり、強請り等の恐喝まがいな行為を行っていた者もいたようだ。

そのため、度々岡っ引きの使用を禁止する御触れが出された。

岡っ引きが登場する主な作品と名前

銭形平次

鬼平犯科帳 鉄砲町の文治郎や仙台堀の政七など

剣客商売 四谷の弥七や文蔵などが登場し、主人公等を助ける。

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