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乙嫁語りの編集履歴2014/01/19 10:23:10 版
編集者:榊の龍
編集内容:本文追記。登場人物記事と外部リンク追加。

概要

森薫時代漫画エンターブレイン刊コミックハルタ(旧Fellows!)にて連載。

2014年1月現在の単行本は第6巻まで出版されている。

「乙嫁」とは「若い嫁」「美しい嫁」「可愛い嫁」などの意味を持つ古語。

19世紀後半の中央アジアカスピ海周辺の草原地帯を舞台に、少年・カルルクと年上の娘・アミルの二人と家族達の平穏な生活や様々な騒動を描いた物語。第2巻以降はスミスが旅に出て、様々な乙嫁とも出会う物語も登場する。

シルクロード遊牧民と定住民の風俗文化が細かく描写されている。

同作者の漫画『エマ』と『シャーリー』のヴィクトリア朝とはほぼ同時代と思われる。

また、南下政策でアジアに勢力拡大を図るロシア帝国が時代背景に登場する。

主要登場人物

アミル・ハルガルアミル

カルルクに嫁いだ20歳の娘。姉さん女房で弓矢を得意とする。やや天然で心配性な性格があり、遊牧生活と定住生活でのカルチャーギャップが出てくる。当時の20代は行き遅れだが、カルルクとの夫婦仲は良好。

カルルク・エイホンカルルク

アミルの夫となった12歳の少年。思いやりがあり穏やかな性格で、アミルより年下で若いことから困惑や苦悩もあるが、彼女を守ろうとする男気も見せる。

ヘンリー・スミススミス

エイホン家に居候していた若いイギリス人学者。お人好しで気の弱いところがある。この地域の文化や風俗を見聞している。第2巻以降は友人のいるアンカラに向けて案内人のアリとともに旅をしており、タラスやライラとレイリに出会う。

アゼル・ハルガルアゼル

アミルの兄。族長の息子で、寡黙で生真面目な性格。アミルの連れ戻しに関わるが、一族の今後とアミルのための狭間で悩みながら模索し奔走している。

パリヤ

エイホン家のご近所の娘。アミルの初めての友人でパン作りが上手。気丈で物事をはっきり言う性格なため結婚相手が決まらず、その一方年頃の男に人見知りしてしまい、アミルが話す夫婦話に悶々としてしまう。

タラス

スミスがカラザの街で出会った美女。5人の夫に先立たれた未亡人で、カラザの郊外で老いた姑と暮らしている。幸薄い事情なため元気があまり無い。

ライラレイリ

アラル海の漁村・ムナク村でスミスが出会った双子姉妹。見た目も言動も性格もそっくりなお転婆娘で、素潜りが得意だが、いたずら好きなため父親は手を焼かしている。いつも楽な暮らしや理想の夫を願っていたが、幼馴染の兄弟のサマーンファルサーミ(サームとサーミ)と結婚することになる。

関連動画

『乙嫁語り』の現場

『乙嫁語り』PV

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編集者:榊の龍
編集内容:本文追記。登場人物記事と外部リンク追加。
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