パリヤ
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ぱりや
「乙嫁語り」に登場するキャラクター。主人公の一人、アミルの友人である。
陶器業を営むトノゴシュの家の娘。
アミルにとっては嫁いできた土地で出来た初めての女友達である。
性格は良くも悪くも裏表が無く、言いたいことはハッキリ口に出す性分の持ち主。正義感も強く、曲がった事が嫌いな様子である。
笑顔を作るのが苦手で、特に同年代の男の子に対しては”怖い”こともあってかぶっきらぼうな態度をとってしまいがちなため、縁談を何度かフイにしてしまっているご様子。
手先自体は器用でパン作りは上手な模様。嫁ぐのを諦めてパン屋をやろうかと思い立つほど腕に自信があるらしい。が、せっかちでこらえ性がない性格ゆえに縫い物が苦手。でも根気を出すきっかけさえあればかなりの出来のものを作る才能はある模様。
そもそも幼少期に家業の粘土を捏ねるのが好きになっていくうちにパンつくりに目覚めたものの刺繍のほうに資質が向かなかったというのが自身と父の分析。
恋愛・・・というより、男女の関係にからむ話全般がまだまだ苦手でありその手のつっこんだ話をされると悶々としてのぼせてしまいがち。そのためアミル・カルルク夫妻の会話を聞いて赤面の余り引っ繰り返ってしまった事もある。お年頃ですね。
こういったツンデレとは言わないが、何とも言えない味わいがあるため高い読者人気を誇っている。
ちなみに最近やっとこさモノになりそうな縁談がやってきたが、更なる読者のニヤニヤを誘っている。
気の早い話と思われるかも知れないが、19世紀中央アジアあたりでは平均寿命が短いこともあって結婚は10代から行うのが普通であった。そこで目を輝かせている大きいお兄さん、廊下に出ようか。
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バレンタインネタをウマパリで。 バレンタインなんてこの時代この場所にはないだろーとは思いつつ、じゃあ♡のパンをプレゼントする習慣ぐらいならあってもいいじゃない! って思って書いたもの。1,902文字pixiv小説作品