概要
深海棲艦の一種。駆逐系の口内から女性部分(本体なのか囮なのかは不明)が顔を出しているような姿をしている。潜水カ級に比べ、耐久が高い。
同じ潜水艦のカ級と比べるとマスクのようなものをしていない分いくらか人間的にみえるほか、よく見ると結構でかい。
分類としては潜水艦に属するため、夜戦時を除きカットインがない。
その中でもヨ級のflagshipは敵味方含め最強の潜水艦(例外的なイオナを除く)であり、耐久及び装甲が軽巡並(耐久はelite駆逐並の44、装甲は36で軽巡ホ級flagshipと同値)の水準になっている。そのため、輪形や単横であろうと爆雷やソナーといった対潜武装がないとロクなダメージが入らない。致命的ダメージを与えるには上位の対潜兵装、例えば三式ソナーやカ号観測機が必携。時折単縦の爆雷なし軽巡に中大破させられる味方潜水艦とは大違いである。複縦でも十分に立ち向かえ得る演習の潜水艦のような感覚で挑んだりすると痛い目に遭ってしまう。
しかし、真の脅威は味方潜水艦の追随を許さない驚異的スペックだけではない。
コイツ1隻のために後半マップにおける戦略が大きく変わってくるのである。
ヨ級flagshipが固定で1隻登場する4-4や5-3ボスの最終形態戦では、クリアするにあたり「ヨ級flagshipを無視する」か、「ヨ級flagshipを単横で真っ先に潰し、夜戦にかける」か、という二択を強いられることになる。S勝利を狙うなら必然的に後者となるが、4-4であれば装甲空母姫、5-3であれば南方棲戦姫や戦艦タ級flagship2隻を含んでいる残り5隻を倒すことが容易なはずもなく、茨の道。単縦・複縦では致命傷どころか中破まで持っていくことすら難しいため、両立は不可能。存在自体が戦略兵器である。