概要
東城大学医学部放射線科准教授。
原作
田口に「瞬間湯沸かし器」と揶揄されるほど短気であり、Ai導入を阻むエシックス・コミティの委員長、沼田准教授に業を煮やしている。
MRIを実施する際ドラム缶を激しく叩いたような音がするため、髭もじゃで厳つい本人の容姿もあり、入院中の子供たちには「ガンガントンネル魔人」と呼ばれ恐れられている(が、その実懐かれている)。
水落冴子の熱心なファンで、速水にも水落のレコードを貸していたが、当の速水は借りたことをすっかり忘れていた。また、ジェネラル・ルージュの凱旋では、速水の無実を信じる田口に対し、「高潔だからこそ」と異なる理解を見せていた。
「アリアドネの弾丸」以降はMRIの専門知識を持たない田口がセンター長になってしまったAiセンターの副センター長という肩書を得る。
ドラマ
チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸より登場。
スイスの大学で画像解析の研究をしてきた実績を買われAiセンター設立の為、
白鳥圭輔に日本に呼ばれた。年齢は37歳。
なお、白鳥とはスイスにて開かれた学会で出会ったとのこと。
白鳥曰く、「Aiの技術を日本に浸透させたい」と声をかけてきたらしい(未公開シーン収録)。
Aiは死因から犯罪まで明らかにするとAiを信奉し、警察や法医学への不信感を露にしている。
当初はAiセンター長に選ばれてしまった田口に対して「全然納得いってませんから」と白鳥に不満を漏らしたり、チーム・バチスタの栄光当時の白鳥のように田口を軽視するような様子が見られたが、一連の事件を通して田口のことを信用、信頼していくようになる。
その信頼っぷりは、20年ぶりに再会した父親と二人きりになるのはまだ気まずいからと言って、同行を頼むほど。
チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮の第3話にて再登場。
白鳥のもとに送られてきたAi画像の解析を依頼される。
解析結果を直接聞く為に東城医大に一旦戻ってきた白鳥、田口と再会する。
白鳥との会話の際に冗談を交えたり(満更でもない様子だったが)、田口と顔を合わせた際にはその再会を喜ぶような言葉と表情を見せたりと、以前よりも性格が明るくなったような描写が見られる。
医者に変装した白鳥の写真を田口に見せられて「ほんとに白衣着ちゃってるよ(笑)」とコメントしていたりもした。
また、第10話及び最終話にも登場する。
pixiv内では中の人ネタでonちゃんや牛乳リバースのネタ絵がある。